Monthly Archives: 7月 2014

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スクー,やり直し放送は10日(日)です

b83538月10日(日)の11:00~11:30。
スクーの「横山験也の算数の授業 第2回」のやり直し放送があります。
前回,途中で音が切れてしまい,ご迷惑をおかけいたしました。
今度は,大丈夫とのことで,10日の日曜日に,再度チャレンジすることになりました。

内容は,以下の5項目です。
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◆04 分母、分子から古代中国を覗く
「分母」「分子」という言葉は説明しづらい言葉です。そこをどう伝えるか。納得の理屈がわかります。同時に、「分母」「分子」の言葉から想定され る中国古代文化の一端を覗いてみます。

◆05 世阿弥も分数を活用していた
能を大成した世阿弥は分数を使って指導していました。その指導は現代にも通じる「わかりやすく伝える」秘訣でもありました。

◆06 形式分数ってご存じですか
戦前の小学校の先生は、真分数・仮分数・帯分数の他に、「形式分数」も知っていました。形ばかりの分数ということですが、どんな分数でしょう。

◆07 帯分数の読み方は戦後変わった
分数の読み方は日本全国、老若男女、同じ……。と思いきや、帯分数だけは、戦後、読み方が変わり、混同して使われていました。なぜいきなり変えたのでしょうか。

◆08 日本最古の分数は神社への勅(みことのり)
日本国内の分数の記録は意外と古く、日本書紀にすでに記されています。分数を使って、神社にどんな勅が出たのでしょうか。
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04は,前回,お話ししたのですが,改めてまた話します。
どうぞ,お楽しみに!

算数ソフト,ケニヤへ!

b8334算数ソフトが,アフリカに上陸しそうです。

ケニヤの教育系の企業の方からメールが届き,来週開催されるKEPSHA Annual Delegates Meetingという場で,算数ソフトがお披露目されるそうです。

このKEPSHA Annual Delegates Meetingですが,ケニヤの初等教育の校長先生が集まる会だそうです。
ケニヤには,約2万人もの校長先生がいます。
それだけの数の小学校があるということです。
そんなに集まったら,身動きとれなくなるような・・・そんな気がします。

たくさんの校長先生が集うのですが,それだけではなく,副大統領や教育大臣も出席するそうです。
どうも,国を挙げての教育の会のようです。

その巨大な会に,算数ソフトが登場すると,現地の方から連絡が来ました。
校長先生方が,「オオーッ!」と思ってくれたら,嬉しいです。

ソフトを開発し始めた頃から,いつかはアフリカの子ども達にこのソフトの面白さを届けたいと思っていました。
その夢が,ケニヤで実現しそうです。
嬉しいです。

作法の基本は「姿勢」

b8888_300PHPから出している『小学生の行儀作法』が5刷りになるそうです。
生協だけの販売なのですが,なかなかよく検討しています。

「作法」の基本は,やっぱりなんと言っても「姿勢」です。
特に,いすに座ったときの姿勢です。
いすに座って,姿勢を良くすると,背もたれから背中が離れます。
「自分の上体を自分で支えている」状態になります。
この姿,実に凜として格好良いです。
逆に,背もたれにもたれた姿。
自分を自分で支えられない姿です。
それがずっと続くのは,すっごく格好わるいです。

姿勢は,時代劇を見ていると面白いです。
主役は,キチッとした良い姿勢をしています。
主役の仲間は,正義の心を持っていますが,体が今一歩です。
悪役は,体が斜めになりやすいです。

時代劇は役作りをし,演じられている姿です。
「作られている姿」なので,そこには強調が入り込みます。
「主役=格好良い=姿勢正しい」と強く結びついてきます。
良い姿勢はやっぱり格好良いのです。

この夏は,幼稚園の先生,小学校の先生に作法の話をしてきました。
今週末の広島県福山市で開催される「第22学 教師力向上セミナー」でも,作法の話をします。
そうして,立志舎さんプロジェクトで,8月末に「神社」で作法の話をしてきます。
「神社」というのは,人々の集うところです。
神様もいる集いの場です。
良いことを指向するのが,当たり前の場なのです。
神社で作法の勉強ができる子は,良いですね。

『ケンチャコ大冒険』でご一緒した大宮氏と

スクーの第2回目,途中で音声が切れてしまいました。
せっかくのお休みの日に視聴してくれていた皆さんには,大変ご迷惑をおかけいたしました。
申し訳ありません。
なんとか,再放送できるようにと思っていますが,原因がつかめず,どうしたものかと思っています。
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昔,『ケンチャコ大冒険』で一緒に仕事をした,元NECインターチャネル社の大宮氏と一献傾けました。
大宮氏の友人のIT企業の社長さん,お二人も同席です。
わいわいと語らいました。
意外だったのは,ゴジラや映画などの話が次々に飛び交ったことです。

私は算数の話をしました。
その一つは,分数のわり算の話です。
たとえば,「÷1/3」はひっくり返してかければ答えが出ます。
でも,「それってどういう意味なの?」と問われると,大方の人が答えられません。
しかも,簡潔に「こういうこと!」と答えるとなると,さらに厳しいです。
知る人ぞ知る世界に近いです。

こんな風に話せたのも,私のことを「算数の先生」と大宮氏がとらえてくれていたおかげです。
私も算数の話をしやすかったです。

あっという間に時間がたちました。
これから先,一緒に何かやって行きましょうと語らいつつ,別れました。
心地よいひとときでした。

大分で幼稚園の先生方にお見せしたソフト

b8337大分県の幼稚園の先生方に算数ソフトをいくつかご覧いただきました。
その中のいくつかは,初公開のソフトがありました。
右のソフトもその一つです。

11~20までの数に慣れ親しんでもらうソフトです。
カードが縦に並んでいます。
「18まい」と書いてある所に,ラッパのマークがあります。
これをクリックしたら,会場が爆笑でした。
同時に,「納得!」でした。

その後で,少し解説をしました。
解説はさらっとしていますが,算数の根っこの部分を含んでいるので,幼稚園の先生方もなるほどという感じで聞いてくださいました。

このソフトも,クラウドで使えるように,検討中です。
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土曜日は,東京で開催される野口塾に参加してきます。
私は,「作法の教育」をお話しします。
話の流れに寄りますが,ちょっと変わった話ができるかもしれません。

・喜びの拍手のすすめ
・正しい怨みのはらし方

この話を聞いたからと言って,何か大きな変化が生じるかというとは,そういうことは起こりません。
ただ,知っていると,なんか良い感じになります。
知ってて良かったと思える日も来るかもしれません。
そういう話です。
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「第3回 事前学習法説明会 in 千葉」が開催されました!

「第3回 事前学習法説明会 in 千葉」が開催されました。
東京の藪田先生,同じく東京の上澤先生。
説明したのは,私です。

説明を少ししただけで,お二人とも,やる気が高まりました。
特に,上澤先生のエピソード「蟻のえき」を聞いたときには,びっくり仰天×20ぐらいでした。
満塁大ホームラン的重みのある内容です。
きっと,上澤先生は,折に触れ,この蟻のエピソードを語ってくれると思います。
その語りが,教育の歴史を一歩前進去ることになります。

年度内に東京で「事前学習法セミナー」が開催される予定です。
もちろん,この二人がメイン講師です。
二人とも,急速に成長すると,私は思っています。

「事前学習法」は,当面,国語と算数で研究が進みます。
算数は,算数ソフトを大いに活用します。これ以外に,子ども達を今より急速にのばす方法は,まず難しいと思った方が良いです。
国語は,この夏にみっちりと研究が進みます。それを,2学期に実践し,1学期とどの程度差ができるか,見ていきます。
国語に関しては,参考程度ですが,『自由自在』など,小学生が使う国語の分厚い参考書を見ておくように話しました。
夏休み中に,10日間ほど,毎日ポイントの所を繰り返して読むと,一気に文法が頭の中に整理されて入ってきます。

秋の終わり頃から,冬,早春ごろまでが,第1次の勝負どころです。
算数と国語の両方で大きな成果を出し,次につなげたいと思っています。

今日の説明会で,『事前学習法」の東京が立ち上がりました。
これで,大阪・奈良・青森・東京と,4地域で「事前学習法」の研究が進みます。
大きな枠組みしかない研究ですので,創意工夫が次第に見えてきて,研究はすればするほど面白くなっていくと思っています。
さきざき,楽しみです!!