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矢野健太郎先生の『お母さまのさんすう』は良い本です

『お母様のさんすう』
親御さん向けの算数の本なのですが,教師が読んでもなかなか濃いなと感じる,良い本です。

私にこの本を薦めてくれたのは,尊敬する元筑波大学附属小学校の坪田耕三先生です。考える算数の神様です。

ちょっと古い本ですが,1年生から6年生までの算数の考え方,考え所などを一気に学ぶことが出来ます。

先生としての経験が浅く,まだ,全学年の担任をしたことのない先生には,とても勉強になります。

普通の考え方もしっかり載っていますが,所々,矢野先生による面白い考えも出てきます。

一の位が引けません。十の位から1借りてきて・・・と考えるのですが,両方に+3をして,「18-10」にしたら簡単だろう,というやり方です。

15-7を学ぶのは1年生ですから,このやり方を1年生に教えると,かなり難しさがともない,教科書とやり方も違うので,混乱もでてきます。
ですが,こういう方法を知っていると,4年生以上なら論理的な面白さが伴うので,「なるほど!」と感心する子が出てくると思います。

算数ソフトを使っている先生が,この本を読むと,またひと味違う味わいがあります。ソフトのない時代の考え方のどこに「超えられない壁」があるのか見えてきます。「時代の壁」とも言える壁が見えてきます。それを発見すると,頭がグイグイ働くので,ちょこっと書き込みをしています。
勉強になる良い本です。

2 Thoughts on “矢野健太郎先生の『お母さまのさんすう』は良い本です

  1. flash on 12.11.23 at 3:40 AM said:

    以下のくだりに
    惹かれました。

    >ソフトのない時代の考え方のどこに「超えられない壁」があるのか見えてきます。
    >「時代の壁」とも言える壁が見えてきます。

    その「壁」を見たいです。

    ありがとうございました。

  2. 横山験也 on 12.11.23 at 8:46 AM said:

    文面をよく見ていると所々に見えてきますよ。でも,この本は内容が濃いので,学びの方が圧倒的に多いです。

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