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メモリーメモリ

かけ算九九の「メモリーメモリ」について,書こうと思っていたのですが,画像に手間がかかるので,ちょっと見送ることにしました。

かけ算九九は,どうしても7の段周辺が苦手九九の多発地帯です。
そうなるのは,7の段周辺は後から勉強するからです。
2の段→5の段→3→4→6→7→8→9。
大方,この順で勉強するので,6の段あたりから頭の中が数字だらけになり,???になりやすくなります。

そこで,7の段周辺を特に熱を入れて練習する必要があります。
このとき,九九の唱和など丸暗記タイプの方法の他に,理解を伴う練習もしておきます。
ずいぶん昔のことですが,「丸暗記練習は忘れやすく,理解練習は忘れにくい」という調査結果を読んだことがあります。確かに!と自分の実践でも感じました。
で,問題は,どうやって「理解練習」をするかです。
手っ取り早いのは,苦手の多い九九について,たとえば「7×6は?」「七五35,+7!」と答えさせる方法です。
最初は黒板に書いて説明をして,それからだんだん口頭だけで理解の定着を図ります。すると,「七六」が不安になったとき,「七五」から答えを導き出すことができます。
できれば,こういった理解に画像が伴うと,記憶に良い効果を与えます。
「メモリーメモリ」は,そういう九九理解の一つの方法です。
個人的に好きな方法です。

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