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先生の範読を食い入るように子供達が聞く読み方をご存じですか

英語のわくわくプリントの新作がさくら社のサイトにアップされました。
<こちら>です。
今回は、「ノート・マットなど」のプリント2枚をアップしました。
ご関心のある先生、↓からダウンロードして御活用下さい。
http://www.sakura-sha.jp/sample/#pg-3626-??

英語の『わくわくプリント』も28日発売になります。
楽しい英語プリントです。
発売日が楽しみです。
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孔子関係の本を読んでいたのですが、フッと頭をよぎったのは、国語の面白授業でした。

先生が教科書を範読することがありますね。
そう言う時間って、子供にとってちょいとつらいことがあります。
私なんぞは、小学生の頃、先生の範読になると、頭の中がかなり強めに上の空になり、他の子がページをめくるのをみて、それからページをめくっていたことが多々ありました。

今にして思えば、先生の範読はきっと真に迫るいい読みだったのだと思います。
でも、私はダメ児童だったようで、範読のうまさより、つまらなさの方が勝っていました。

そういう私みたいな子が、私のクラスには何人かいたので、ある時、一計を案じ、子ども達が強烈な勢いで聞くようになる読み方を開発しました。
「ダウト読み」という読み方です。

「先生は間違えて読むから、それに気がついたら『ダウト!』と言うんだよ。」と伝えておきます。
まずは、タイトルで間違えて読みます。
「ひとつのはなし」(一つの花)
良く聴いていた子が、「ダウト!」といいます。
良く聴いていたことを褒め、話じゃないね花だねなどと解説もいれて、本文を読みます。

この先はここが重要と思うところで間違えるようにします。

こういう読み方をすると、子供達は驚くべき能力を発揮してきます。
食い入るように本文を見るのです。
その上、先生の言葉を非常に良く聴いています。
ぼんやりしていたら、「ダウト!」と楽しげに言うことができないからです。

これで集中はバッチリです。

子供達が集中をしたら、学習をどう上乗せするかが腕となります。
暗唱に進ませたい時は、「次の5行でダウトが出ますよ。教科書を見ないで当てられたらすごいです!」とでも言えば、「先生、ちょっと待って下さい!!」と暗記する時間を求めてきます。

そうとう面白いのでしょうね。その範囲をしっかり覚えてしまう子が次々出てきます。

こういう食いついている状態こそ、先生が教えたいことが頭にどんどん入る状態です。

そんなことをふっと思い出してしまいました。
どうして、孔子からダウト読みになったのか、それが思い出せません。

28日発売される英語の『わくわくプリント』は、どのプリントも、上半分が学習ゲームで、下半分が英語の練習帳になっています。
この仕掛け、ダウト読みと同じです。
面白さで集中させ、しっかりさせるところはしっかりと。
アマゾンで予約されている先生、2学期に英語プリントで楽しんで下さい。
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8月下旬に『わくわくプリント』が発売になります!

◆8月下旬に、『わくわくプリント』が本になって発売されます!!
英語のプリントが80枚も入っています。
価格は1500円(税別)です。
楽しみな1冊になります。
詳しいことは<こちら>に出ています。
「英語のプリントがあったらなぁ」と思っていた先生、今しばらくお待ち下さい!
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8月下旬発売の『わくわくプリント』の元になっている新作プリントをアップしました。
今回は、数(20~99)の英語プリントです。

御覧のように、天秤を使った算数パズルになっています。
そこに数字と英語を混用しています。
算数の力を少し必要とするパズルですので、ちょこっと頭を使います。
一瞬でも「んっ!」と思ったら、それは、この学習ゲームの世界に入ったことになります。

楽しく取り組んでいただけたらと思います。
<こちら>にアップされています。
ダウンロードして御活用下さい。
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8月26日の「第8回 いつも上手くいく先生の学級経営・授業づくり講座」。
残席が7となりました!
メイン講師は山中伸之先生ですから、満席に近づいていること、うなづけます。何しろ、山中先生の話は、いい話の連続です。
その合間に、私も「道徳読み」の話をします。
まだ間に合いますので、関心のある先生、ぜひ、御参加ください。
お申込みは <こちら>です。
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『授業づくりネットワーク』最新号は学習ゲーム

『授業づくりネットワーク』の最新号に、私も少し書きました。
テーマが学習ゲーム系だったので、藤川先生が私にも・・・とお声を掛けてくれたのだろうと思っています。
ありがたいことです。

私がここに書いたのは、「新感覚の授業をしましょう!」ということです。
英語ソフトを使った新感覚の授業の一例、算数ソフトを使った新感覚の授業の一例を示しています。

セミナーで「道徳読み」の話を聞いて、目から鱗だった先生には、この雑誌に書いた内容も良い感じで受け止められると思います。

「道徳読み」で、3学期に10回も道徳の授業をした丸岡慎弥先生は、この雑誌を手にして、すぐにメールをくれました。
授業作りネットワークでの横山先生の玉稿を拝読いたしました!!
算数ソフトの具体的な進め方、ソフトを事前に学習するからこそ語れる「教科書自力読み」
そして、わからないところは子どもたちで補っていく、なるほど!!!!と、横山先生から今まで学ばせていただいていたことが整理され進化致しました。
ありがとうございました!!」

「道徳読み」が気になるという先生も、余裕がありましたら、私の稿をお読み下さい。

原稿と言えば、今週、文章題について書いてほしいと依頼が来ました。
9月か10月頃に発売になる雑誌です。
こちらも、「道徳読み」を研究している先生には、読んでいただきたい内容になります。
勘の良い先生は、近未来に向かった新しいスタイルの授業の骨格を創れるかもしれません。
そう言う先生が、私の知り合いから出てほしいです。

『日めくり論語』は私の家の机の上にも置いてあります。
今日は23日ですので、「和して同ぜず」が出ています。
道徳の基本的な考え方が学べるので、私は論語をお薦めしています。
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英語のわくわくプリント、新作アップ!!

「英語わくわくプリント」の新作が、さくら社のHPにアップされました。
今回のも、きっと子ども達が喜んでくれると思います。
「形・色」のプリント2枚分が、アップされています。
ダウンロードして御活用下さい。
<こちら>です。

画像を御覧いただくと分かると思いますが、かなり変わったプリントです。
サッカーコートなのですが、なんと、片側にゴールが2つもあります。
こんなコートではサッカーになりません!!

でも、わくわくプリントの基本は「学習ゲーム」です。
多少の奇妙さは、ご愛敬の世界です。
このプリントを見て、教室のあの子が楽しく取り組んでくれたら、うれしいのです。
そう言う思いが、片側に2つのゴールという奇妙なプリントへと導いたのです。

「オッ、おもしろい」と思った先生、ぜひ、ダウンロードして御活用下さい。
体育的に、どうしても許せない先生は、見なかったことにして下さい。
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