次回のチーム算数は25日(火)午後2時から,いつものジョナサンです。
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大阪での事前学習法セミナーに,ルワンダへ一緒に行く方が参加されました。
私の隣の席だったので,講座中,隣の人との相談タイムがあり,その度に,あれこれ語らいました。
翌日,兵庫県の三宮方面に用事がありました。
写真は行った先のビルの食堂です。
国際色豊かな食堂があったので,そこでお昼を頂きました。
私はアフガニスタンの定食をいただきました。
どれもこれもおいしく,良い味でした。
途中,予防接種の話になり,狂犬病も打っておいた方がいいと言われました。
明日,その筋の病院へ行くので,相談してみようと思います。
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いよいよアフリカにあるルワンダ国へ行くことが本決まりになりました。
算数ソフトをアフリカでも!
そう思ってた10年前が懐かしいです。
着実に,その方向に向かいつつあります。
今月中に予防接種をして,来月8日前後にフライト予定です。
諸手続は,応援してくださる皆様がしてくださるので,おんぶにだっこです。
でも,予防接種だけは自分がしないとダメなので,予防接種をしてくれるところに電話をして,予約を入れました。
必須の予防接種「黄熱病」は接種後10日を過ぎないと,現地に行くことは出来ません。
それが,ぎりぎりセーフのタイミングで予約できました。
正直,良かったと思っています。
ルワンダ国の後,ケニヤ国に足を伸ばし,ケニヤの教育情勢も視察してきたいと思っています。
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江戸川大学での教員免許更新講習の会場に行ってきました。
30分ほどですが,算数ソフト,数学ソフトを先生方に使っていただきました。
私が話す前に,全体を司っている山路先生から紹介がありました。
山路先生がソフトに惚れ込んでいること。
それを作ったのが横山であること。
と,「素晴らしいソフト,素晴らしい制作者」と紹介してくださったのです。
お陰様で,先生方の聞く姿勢が高まり,話しやすい,アットホーム的な講習になりました。
講習は,1つのソフトを開いて,操作していただき,また次のソフトを開いて・・・という感じで進めました。
感動的だったのは,ソフトを開いたら,先生方がどんどんボタン操作を始めたことです。
画面を見たら,ボタンを動かしたくなってしまったのです。
とっても自然に,クリックやドラッグが始まりました。
また,ソフトを操作している最中に,「ああっ!」と感動の声が出ていました。
すかさず,そばへ行き,一言感想を頂きました。
「面白いです」
「すっごく分かりやすい」
「子どもにも便利で,先生にも便利」
等々。
感想をうかがいつつ,「さすが,プロの先生方!」と,私の方が感動しました。
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今回は40名の先生方でした。
次回もあるそうで,それは冬。100名前後の先生方への講習となるそうです。
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さくら社に戻り,ルワンダへ向けての打ち合わせ。
どうも,黄熱病の予防接種を受けることになりそうです。
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ルワンダ国の公用語はフランス語から英語に変わりました。
ですので,学校では英語で算数を教わっています。
ですが,今日,私が手にした1年生の教科書はルワンダ語で書いてありました。
ローマ字のような文字群です。読みやすそうですが,意味はさっぱり分かりません。
面白そうなので,数字と読み方を線で結ぶ問題をやってみました。
全部で10問あるのですが,私ができたのは次の組み合わせだけでした。
0 ←→ zeru
他は分かりませんでした。
100点満点のテストだとしたら,私は10点です。
さて,この場合,私は数が理解できていないのでしょうか。
もし,文字が「いち」とか「ろく」と書いてあったら,私は満点です。
たまたま,ルワンダ語で書いてあったので,その言葉の意味が分からないために,10点なのです。
日本にいる限り,0~9までの数で私が間違えることは,基本的にありません。
しかし,ルワンダへ行き,ルワンダ語を使う人たちといっしょにいたら,私は0~9の数すら分からないのです。
ここから明確に分かることは,数の理解には地域性(言語異存)があると言うことです。
ところが,面白いのは,地域による言葉の違いはあるのですが,言葉の違う文化圏の人でも,「2」は「2」として同様に理解しあえます。
「6」を見て,互いに指を出せば,同数出せます。
ここが,算数・数学の極めて面白いところです。
具体的な言葉の世界では互いに分からないのですが,抽象的な数の世界では理解し合えます。
ですので,算数・数学は学べば学ぶほど,国境が無くなるのです。
ルワンダ語の文字の中に「gatatu」と「gatanu」と似た言葉があったので,これは一方が倍の数など,何らかの数的関係のある両者なのだと思いました。
ところが,gatatuは3で,gatanuは5でした。
全く関係性が分かりません。
ルワンダに行くことになりそうですので,その時に,ルワンダ語が分かる人に聞いてみたいと思っています。
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「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABE イニシアティブ)」に参加しませんかと,JICA(国際協力機構)から連絡が来ました。
アフリカの教育に算数ソフトで貢献したいと思っているので,即,参加することに決めました。
開催は,26日,27日。
26日の夜には,その様子がNHKのニュースwebに流れていました。
さくら社が参加したのは,このニュースが出た翌日の27日です。
朝,会場に行き,ブースのセッティング。
セレモニーが終わっていよいよ交流のはじまりとなります。
申込書を見た時から,主たる内容は医療・農業・ITなど,即座にお役に立つ内容ばかりだったので,ブースのセッティングをしつつも,この会場に算数での参加はちょっと場違いかな・・・と思っていました。
ところが,ところが。
ばりっとスーツで身を固めたアフリカの若者達(30才~40才位)が,さくら社のブースにどんどん押しかけてきます。「わんさか,わんさか」状態です。
しかも,会話は英語。
ブースには英語堪能な人が1名,やや出来る人が1名という布陣にしました。
目立たない算数ですから,これで十分な対応ができると思っていたのですが,とんでもない状態でした。
急ぎ,会場の通訳スタッフにお願いして,ブースに張り付いていただきました。
お陰様で,何とか対応出来た次第です。
アフリカの若者たちにとって,教育は重大な関心事だったのです。
自国の教育をしっかりさせたいとい強い思いが,一人一人の胸中にあるのです。
その思いが,対応する度にどんどん伝わってきました。
(つづく予定)