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法言の親孝行

b7416伊能忠敬出生の地で撮影した写真です。
県の史跡に指定されたことを記念して建てられたそうです。

場所は、千葉県の九十九里町にあります。
「想い出の九十九里浜」という歌がヒットしましたが、その九十九里浜に面している町です。

一方、千葉県の佐原に「伊能忠敬旧宅」が国の史跡としてあります。
ですので、伊能忠敬は、「佐原の人」とずっと思っていましたが、生まれは九十九里だったのです。
良い勉強になりました。
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b7597来週は、三宅貴久子先生とお会いします。
楽しみです!

この春に退職したのですが、大学院で学んでいるバリバリの先生です。

途上国の話を伺いつつ、思考力の育成について、その王道的歩みの話も聴けたらと思っています。
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「チーム算数」で『法言』が話題になりました。
ちょうど、仏教と儒教について話していたところで、城ヶ崎先生から「法言」と発され、なかなか良いタイミングで法言が話しに入ってきました。

法言を書き表したのは、揚雄(ようゆう)です。孔子の後、500年ほどに活躍をした儒学者です。
法言には、論語と同じような内容が、ちょっと角度を変えてb7410書かれているところがあります。
そんなところを読み進めると、ハッとするところがあります。

その一つが、親孝行について記したところです。
「親の気持ちを満たす」
当たり前すぎて、それがググッと実に新鮮に響いてきます。
そうして、「深いなぁ」と感じ入ります。

道徳を学ぶという事は、こういう徳のある言葉をかみしめて、自らを省み、これからの行動を思案することなのです。
こういう道徳を「昔ながらの道徳」と呼んでいます。
12月の神戸での野口塾で、少し、「昔ながらの道徳」の話しをします。
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