Monthly Archives: 3月 2014

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東京理科大学の学長室へ行きました

b8436御縁があって,東京理科大学の学長室へ行ってきました。
お話しさせていただいたのは,学長の藤嶋昭教授です。
ノーベル賞候補になっているとっても偉い先生です。
驚いたのは,入ってすぐに,藤嶋先生から御著書を戴いたことです。
その場でサインを書いてくださり,落款まで押してくださいました。
感動しました。
本は自分で購入して皆さんにお分けし,広めるとのことです。
大きな勉強になりました。

同じ日,『学校の道具事典』が3巻とも出そろったことを祝って,ほるぷ出版の中村さんたちと打ち上げをしました。
水道橋へ行き,ほるぷ出版に着くと,中村さんから新年度のパンプレットを戴きました。
b8435真ん中の左から2冊目が,学校の道具事典「教室」です。
とても良い感じで並んでいます。

このパンフレットを1枚めくった,その1ページ目に『学校の道具事典』が詳しく紹介されていました。
ありがたいと思いました。

たくさんの学校図書館に入って欲しいです。


3年生のそろばんのソフト

8523そろばんの指導をされた藤本浩行先生から,メールをいただきました。
若い先生方は,やっぱりそろばんで悪戦苦闘をしているそうです。
小学生の頃,皆さん算数で習ったはずなのですが,10年以上の年月が経てば,すっかり忘れてしまいますよね。
教材研究をしっかりやって授業に臨めばいいのですが,日々,忙しく・・・・。よくわかります。

藤本先生から,算数ソフトは「親指、人差し指が出てくるのがよいです」とお言葉を頂きました。

筆算も,作図も,そろばんも,決まった形で作業をします。
こういう学習の場合は,「何を」「どうする」を繰り返し見せると,子ども達は,自然とやり方をマスターしてくれます。
マスターした子は,解説したくなるので,それを聞いて上げると,それが言語活動の始まりとなります。
ここまでくれば,「どうして,そうやるのか」と,考える力もついています。
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そろばんと似たようなことを,指で出来ることを,昔,数学の大衆本で読んだことがありました。
すっかり忘れていたのですが,『数学大明神』(ちくま学芸文庫)を読み返していたら,出てきました。
なんだか,懐かしい友と再会したような,うれしさがありました。

手には,親指と四指があります。
親指を5珠。
四指を1珠。
こう考えると,そろばんと似てきます。
両手を使うと,99までの表現が出来ます。

『数学大明神』は森毅氏と安野光雅氏の対談です。
指のそろばんを語ったのは森氏です。
森毅氏の本に載っていたことを忘れないように,これからは,「森算」と呼んでいこうと思います。
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算数ソフトを毎日のように使っているヘビーユーザー先生がいます。
城ヶ崎滋雄先生です。
発想が非常に柔軟で,会う度に驚かされています。
いつだったか,こんな話しをしてくれました。
片手をグー。(5珠)
片手で指。(1珠)
そろばんの持つ「五-二進法」が活かされて,指導結果は良好とのことでした。

『学校の道具事典3 特別教室』が出来ました!!

b8442『学校の道具事典3 特別教室』が完成しました!

お陰様で,シリーズ3巻が出そろいました。
1巻 教室
2巻 校舎・校庭
3巻 特別教室

写真掲載されている道具は,そのほとんどが西東京市の東伏見小学校と,横須賀市の津久井小学校で使われている道具です。
両小学校の校長先生のご協力により,とても良い写真を掲載することが出来ました。感謝しています。

昨日のことですが,ご協力くださった小川校長先生から嬉しいニュースが届きました。
津久井小学校がある横須賀に,絵本ショップがあります。
名前は,「うみべのえほんや ツバメ号」。
そこに,この本の2巻を紹介してくれたのです。
そうしたら,フェイスブックに紹介してくれました。
ありがたいですね。

この学校の道具事典シリーズは図書館向けの本です。
学校の図書館にどんな本を入れたいか,希望を募るときになりましたら,ぜひ,この「学校の道具事典」を推薦してください!!

火曜日に関係者でささやかに打ち上げを行います。
その席に,カメラマンの相澤さんと,デザインの石倉さんも参加されます。
とても楽しみです。

野口芳宏先生の新刊は『道徳授業の教科書』です!!

待望の野口芳宏先生の道徳の本が,もうすぐ発売になります!
『道徳授業の教科書』です。
発売は,4月7日。
先行発売は,ジュンク堂本店で4月3日に開催されるイベントです。(要予約)

北海道の柳谷校長先生が,本を手にしたら,授業実践をしてくれるとメールで教えてくれました。
柳谷校長先生が,この本を元にして授業をされたら,どんな授業になるのでしょうか。
様子が分かったら,このブログでも,紹介していきたいと思います。
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算数の授業クラウドのHPがちょっと変わりました。
「そもそも算数クラウドとは・・」と一言解説が載っています。

一番,画期的なことは,最新のソフトを使えるということです。
ICT算数研究会のMLも新しくなり,少しずつ活動を進めています。
基本的に,コラボソフトはこのMLから生まれています。
新年が始まったら,また,新しいソフトが少しずつ増えていきます。
4月1日からは,学年別シリーズも新しく出来ます。
たくさんの先生方に御活用いただけたらと願っています。

4月7日に『しごこちのいい学校 公開研に1000人集めた市立池田小学校の物語』が出ます!素晴らしい本です。

4月7日に,『しごこちのいい学校 公開研に1000人集めた市立池田小学校の物語』が出ます!
著者は,大阪府池田市立池田小学校前校長・鎌田富夫先生です。

サブタイトルにある「公開研」,ご記憶の方もいらっしゃると思います。
平成24年の11月3日に、有田先生と野口先生を講師に招いて行われたものです。
当時大きな話題となりました。

池田小は普通の公立の小学校です。
そもそも有田先生&野口先生の授業対決など,なかなか企画できるものではありません。
ところが,池田小学校はそれを実現してしまいました。
これだけでも,すごいパワーです。
当日は,公立小学校の公開研究会にも関わらず,1000人を超える参加者となったのです。

1000人を超えて集まったことも驚きますが,もっと驚いたのは,参加者の多くが「授業内容」とともに,開催校の「池田小」を話題にしていたことです。
そんなにすごい小学校なのかと思い,さくら社の編集者が同校をお訪ねし,そこで初めて鎌田校長と先生方にお会いしました。
普通の小学校なのですが,なにか底辺に流れている大きな教師力・教育力を感じました。
それから・・・・・・。鎌田校長先生に御執筆をいただくことになりました。

この本はハウツー書ではありません。
つまり,教育書ジャンルのいわゆる売れ筋ではありません。
ですので,本にするかどうか迷いました。
しかしながら,それでもぜひ伝えたい事実の数々,校長の肚。
思い切って出版することにしました。
発売になりましたら,皆さん,ぜひ,読んでください。

『奇跡のソフト』(扶桑社)が増刷になりました

b8443扶桑社から出した『CD-ROM付き[奇跡のソフト]で小学校の算数がスッキリわかる!』が,お陰様で増刷になりました。
5000部とのことです。
それだけ多くの子たちが算数ソフトを目にしてくれることになります。
これは,実にありがたいです。
学校で教わったけど,ドリルなどで勉強したけど,でも,どうにもしっくりしなかったことが,スカッとスッキリ!となるかもしれないからです。

北海道の福嶋先生とのコラボで,6年生の速さのソフトを1つ開発しました。
このソフトを,福嶋先生が中学3年生の子に見せたそうです。そうしたら,「へー!!」と感嘆の声を上げたそうです。どうも,中学の理科で習う等速直線運動にすいて,スキッとした何かを感じたようなのです。
この嬉しいスッキリ感が得られるのは,動きのある図がディスプレイに出てくるからです。

もうすぐ新学期です。算数力をグイッと高めたいと思ったら,この本を手にしてみてください。
さらに,毎日,10分~15分,算数をしたいとおもったら,算数の授業クラウドがいいですよ。
『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』のDVDも良いですね。

そうそう,4月には,クラウドに新商品が並びます。
学年別のクラウドです。
さらに,学年別のダウンロード版も並ぶ予定です。ダウンロード版はwifi環境が無くても使えるので,便利です。
どうぞ,ご期待ください。