Monthly Archives: 7月 2017

You are browsing the site archives by month.

『中央公論』の8月号、良いですね!

『中央公論』の8月号を読みました。
「日本語は生き残るか」というテーマで記事が載っています。
トップに出てくる水村見苗氏の論は良いですね。
ハッとさせられました。

日本語や英語に関心のある先生には、良い刺激のある1冊になるでしょう。
個人的には、この特集の中に宇佐美先生の話が出てきてほしかったですね。

6月の埼玉でも話しましたが、これから先の時代は言語の壁が希薄な時代になります。
こうなってくると、これまで以上に日本人が世界に飛び出すと思います。
世界のあちこちに日本人。
そういう時代がやってきそうで、わくわく感ばかりが高まりますね。
良い時代です。

英語と言えば、小学校でもいよいよ英語に「書く活動」が入ります。
書く活動を楽しく実践できるようにと、目下、英語学習用の『わくわくプリント』の制作が急ピッチで進んでいます。
8月末頃に発売します。
どうぞ、お楽しみに!
--
関連記事:

素麺塾での瀧澤先生、松島先生

野口塾の流し素麺。
とにかく一日がゆったりと流れます。
その間に、いろいろな先生方との話でにぎわいます。

瀧澤先生とは、道徳読みの話をしました。
瀧澤先生は、ここ数年、バンバン教育書を出している売り出し中の先生です。
先月出たのが、右の『国語の授業がもっとうまくなる50の技』です。
その中味は、野口先生を彷彿させる内容です。良い本です。

その瀧澤先生から、「道徳読み」で2学期から授業を進める先生が増えてきたと知らされました。
その中の1名は、校内研が道徳なのだそうです。
校内研が道徳になっていても、道徳読みで授業をしてみたいとのことです。
うれしいことですね。

「道徳読み」は校内研のテーマにそぐわすことも容易にできます。
柔軟に頭を使えばいいのです。
2学期にも瀧澤先生とは何度もお会いするので、その後の「道徳読み」が楽しみになりました。

松島先生が算数の発表をした後、司会者から「何か質問は?」と促されました。
国語や道徳のメッカである野口塾です。
そこに算数が出てきても、あまり関心が向かないだろうなと思っていました。
打ち切られるかなと思ったところへ、「文章題ができない子へ、どう取り組んだらいいのか」というような質問が出ました。

配られていた資料に1年生の文章題が事例として出ていたので、そこから誘発されて出た疑問と思います。

この質問にズバリと答えられる先生はそうそういません。
非常に内容が複雑だからです。
相手や場を考えて、どこを話すべきか決めないとうまいこと伝わりません。
そういう伝え方の良い練習になると思って、手を挙げて、ちょっとお話をしました。

話し終えると、良い感じの拍手をいただきました。
上手く話せたようです。
松島先生には特に響いたようで、その夜の算数談義につながりました。
良かったと思います。

8月26日のセミナー。残席が5となりました。
いよいよ満席が間近です。気になっている先生、お早めにお申し込みを。
--
関連記事:

「宥座の器」が『孔子家語』に

日曜日、野口家への出立時刻にはまだ間があったので、少し『孔子家語』を読んでいました。
すると、「宥座の器(ゆうざのき)」の話が出てきて、おやまあと驚きました。
『荀子』に出ていることは知っていたのですが、『孔子家語』にも出てくるとは思ってもいませんでした。

そして、野口家へ。
お昼の散策で、山中先生がいつものように野口家ガイドをしてくれます。
その中に「宥座の器」もあり、なるほどと思える素晴らしい語りで聞かせてくれました。
山中先生は宥座の器の資料も用意してくれています。
それを開いたら、出典が私の読んでいた『孔子家語』だったのです。
嬉しくなりました。
こういうこともあるのだなぁと良い気分でした。

良い機会のですので、家に帰り、「宥座」を調べました。
辞書には直接は出てこないですね。
こういう時は、漢和辞典で第1漢字を調べると、案外出てくることがあります。
やってみたら、出てきました。
宥座=人君を鑑戒する。〔字通〕

「鑑戒」の意味が分かりません。調べると・・・。
鑑戒=戒めとすべき手本。また、戒めとすること。戒め。かがみ。〔日本国語大辞典〕
すると、今度は「人君」が怪しい気分になりました。
人君=人の君たるもの。君主。帝王。〔日本国語大辞典〕

だいぶ分かってきました。
上に立つ人が自分自身への戒めとして使う器ということです。
「省みる」を促す器と言えます。
良い勉強になりました。

野口家について座に座っていたら、見覚えのある先生が近づいてきました。
名古屋の佐々木直美先生です。
快活ないい感じの先生です。
すぐに、あれこれ話が始まり、特別支援校、支援級での話をたくさん聞かせてもらいました。
最後の方は、お涙を頂戴いたしました。朝から血行もよくなりました。

宴会でお名前を聞いた先生が、実は昔からの知り合いでした。
茨城の田上和久先生で、今は教頭先生をされています。
役所柄かとても貫禄のあり、まったくわからなくなっていました。
大変失礼なことをしたと思っています。
でも、久しぶりにお会いしての話はとっても楽しかったです。

そうして、夜も更けたころ。
松島先生と算数談義。
松島先生は算数を教えるのが好きと言う程度の先生ではありません。
話題が「緑表紙の算数は・・・」と始まります。
記憶の奥の方にあるあれこれを引っ張り出して話を聞きました。
若い先生と算数の話ができるのもありがたいことです。

8月にも流しそうめん野口塾があります。
仙台の竹川先生御一行様が参加する素麺塾です。
近くのなので少し顔を出そうと思っています。
--
関連記事:

松島宏典先生の算数は良いです!

日曜日は、今年2回目の流し素麺野口塾でした。

今回は珍しく算数の発表がありました。
発表者は、私がかなり強めに注目をしている栃木の松島宏典先生です。
なにしろ、高学年を担任しても算数の平均点は特に問題が発生しない限りほぼ100点なのです。

今回は高学年の算数パズルが紹介されていました。
面白い問題でした。
松島先生が紹介してくれた算数パズルは事例が3つほど示されているタイプでした。
この形、良いですね。
算数の授業原理のもっとも重要なところだったので、私には「んっ!」と来ました。

今回の算数パズル。
その大きな特色は、「きまり」が分かった瞬間、類例があっという間に解けるようになっているところにあります。
質が高いです。

この出題の仕方は、実はそのまま授業にも当てはまります。
幾つかの例題を示し、そこからきまりに気づかせます。
そして、パズルの時のように、「あっ、そうか!」となれば、練習問題もどんどん解けるようになってしまいます。
この良さに松島先生が気づいていること。それが実に素晴らしいことです。

ところが、普通の算数の授業では「きまりに気づく」というところが、なぜか、えっちらおっちらしています。
一つの問題を30分ぐらいかけて考えさせるので、わざときまりに気づきにくいようにしているるようにも思えます。
多分に、頭の良い子だけがついている授業となっていきます。
できの悪い子は、後から学ぶ練習問題で「こうやるの」と教わるのです。
だったら、先にやり方が見えやすい授業をしてあげればいいのにと思います。
何というか、「底辺の子も本領を発揮できる授業」
そう言う授業が展開される時代を迎えたいですね。

松島先生は言っています。
「算数の分からない子はいない。」
「授業展開の転換が必要」
楽しみな青年です。

松島先生とは、この先もちょくちょく会うので、そのたびに算数の話をしましょうということになりました。
良いですね。

松島先生は、算数ソフトを使っています。
時には、10倍速で理解が進むことがあるそうです。
すごい先生ですね。
--
関連記事:

8月下旬に『わくわくプリント』が発売になります!

◆8月下旬に、『わくわくプリント』が本になって発売されます!!
英語のプリントが80枚も入っています。
価格は1500円(税別)です。
楽しみな1冊になります。
詳しいことは<こちら>に出ています。
「英語のプリントがあったらなぁ」と思っていた先生、今しばらくお待ち下さい!
--
8月下旬発売の『わくわくプリント』の元になっている新作プリントをアップしました。
今回は、数(20~99)の英語プリントです。

御覧のように、天秤を使った算数パズルになっています。
そこに数字と英語を混用しています。
算数の力を少し必要とするパズルですので、ちょこっと頭を使います。
一瞬でも「んっ!」と思ったら、それは、この学習ゲームの世界に入ったことになります。

楽しく取り組んでいただけたらと思います。
<こちら>にアップされています。
ダウンロードして御活用下さい。
--
8月26日の「第8回 いつも上手くいく先生の学級経営・授業づくり講座」。
残席が7となりました!
メイン講師は山中伸之先生ですから、満席に近づいていること、うなづけます。何しろ、山中先生の話は、いい話の連続です。
その合間に、私も「道徳読み」の話をします。
まだ間に合いますので、関心のある先生、ぜひ、御参加ください。
お申込みは <こちら>です。
--
関連記事:

家庭学習で「論語」!

夏休みが近づいてきた日。
熊谷青士先生から、家庭学習のノートの写真が届きました。

「学而第一」「為政第二」「里仁第四」「雍也第六」から、一条ずつ引用され、解説も記されています。

中を読むと、書き写した内容であることが伝わってきます。
きっと、家に論語の本があったのでしょうね。
その本の存在に気づいて、開いて、猛烈に書き写したくなったのですね。

でも、通常は、論語の本が家にあっても、子供が関心を示すことはありません。
読んでも、さほど面白い内容ではないからです。
よく分からないことが書いてある本、という感触に近いです。

その論語を書き写してきたのです。
非常に強い衝動が起きたと想像できます。
その強い衝動が起きる源をつくったのが、熊谷青士先生です。

熊谷先生が教室の机の上に『日めくり 教室論語』を置いたのが3週間前。
気づいた子が日付に合わせて日めくりをめくったことと思います。
感心が少しずつ高まってきて、ふと、家で論語の本を見つけ・・・。
「おおっ! 家にもある!」
「先生と同じだ!」
「うれしい!」
・・・・・
というような感激が体中を走ったものと思います。

小学生にとって、担任の先生は大変偉い人です。
あこがれの人でもあります。
その先生が何を好むかによって、子供達の感心は左右されます。
熊谷先生は良いことをされました。
--
関連記事: