Category Archives: KENYA

ケニヤ・カレンダー

b7888さくら社にカレンダーが届きました。
その中は,ケニヤ視察の時の写真で構成されています。
5月には,ケニヤの国旗の下に立つ私が映っていました。

5月の写真の場所は,ケニヤのCEMASEA。
巨大な教育センターです。
毎年,アフリカの国々の教育関係の方が集まる大会などが開催されています。

ところで,このCEMASEAですが,これは「Centre for Mathematics,Science and Technology Education in Africa」の略称です。
ケニヤにありますが,アフリカ全体の理数科教育の一大センターなのです。

9月の視察では,このセンターのカワ副所長とミーティングし,主要メンバーの先生方にIMを紹介してきました。
会議室に集まった先生方が急速に前向きになり,思わず質問を口にする先生もいました。

来年もケニヤに行く予定です。
CEMASEAへも行き,IMがアフリカの地に浸透するよう努めてきます。
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メルマガ「ぼうけん」

10の力を育てる出版学習メルマガ「ぼうけん」が,発行されました。
719号です。
編集長は山本校長先生です。
今,発行部数を見たら,1,206部もありました。
今回の号も内容が濃かったので,読者の先生方にはいいニュースとなったと思っています。
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珍しいことがありました。
千葉の横田先生から電話がかかってきました。
ガヤガヤした中だったので,木更津か東京の居酒屋からと思いました。
すると突然,「隣に,懐かしい人がいる」と言ってチェンジ。
次に出た先生が,なんと新潟の太田先生。
太田先生が東京に来ているのか,横田先生が新潟に行ったのか・・・。
その太田先生から,さらに「懐かしい人が隣に・・」と出た先生は,松野先生。
なんとまあ,国語のパワフルな先生方が揃い踏みです。
新潟の国語の研究会後の2次会だそうです。
何を語らっていたのでしょうね。

横田先生の『10の力を育てる出版学習』
こういった「形にしていく学習」は,子ども達を夢中にしますし,思わぬ力も付いてきます。
そういう光景は,本を出している先生方が出す前と出した後で,その力が違ってきている姿を見てもわかります。
アクティブラーニング時代に突入している今,こういう実践が求められています。
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そして,3ステップ「聞く」トレーニング 自立と社会性を育む特別支援教育明日は大阪の上嶋先生と会います。
久しぶりです。
会うのは,夜の10時過ぎです。
なので,『3ステップ 聞くトレーニング』についてはあまり話ができそうにありませんが,とても楽しみです。

水曜日は,「アフリカ昼食会」です。
この間,アフリカの動きが活発なので,濃い話ができそうです。

土曜日は,チーム算数。
鹿児島の蔵満先生が参加するので,どんな話を聞けるか,楽しみです。
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ケニヤの先生が模擬授業

b7895IM(英語版の算数ソフト)が映し出されています。
白いワイシャツを着ている方は小学校の先生です。
初めてIMを見て,その場で即興で模擬授業をしてくれました。

でも,ここは日本の小学校ではありません。
ケニヤの小学校です。
ケニヤの小学校にも,このような設備が備わり始まっています。
教育が大統領選挙の公約になる国です。
備わり始まると一気と感じます。

この写真,先日見せていただいたムービーの一こまです。
この先生がIMを見て,大変感動したので,その様子が撮影され,送られてきたのです。
真っ先に,「非常に感銘しました」と,嬉しいお言葉を発していました。

大画面に映し出されたIMを見て,教師スピリッツが高揚したのでしょう。
手振り,身振り,声の出し方などの「盛り上げ」が実にナイスでした。

この小学校。
際だって有名な公立の小学校です。
日本で言えば,筑波大付属小のような感じなのだと思います。
そこの理数科担当の先生がこの先生です。
ソフトを見て,すぐに模擬授業をしてくれました。
いい授業が浮かんできて,いい実践ができると,強く感じたのだと思います。

ここまでの様子が伝わってくると,その先をプランしたくなります。
IMを使った「ケニヤ版算数の指導法研修」を,この先生と取り組んでみたいですね。
私は,来年もアフリカに行く予定です。
その時には,ケニヤにも行きます。
ケニヤ版指導法を冊子にするぐらいのミーティングができたらいいですね。
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日本語の算数ソフトは,「さくら社ネットストア」で販売されています。
ぜひ,先生の御指導で,子ども達の算数学力をさらに向上させてください!
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視点が変わると,問題が見える

ケニヤの小学校の壁面に,「CL」という単位が書いてありました。
その字が少々流れているような字だったので,私はてっきり「CC」だと思ってしまいました。
ところが,その前後をよく見ると,その単位は「CL」であり,「CC」ではありませんでした。

では,「CL」って何なのかというと,これが「センチ リットル」。
日本の小学校では教えない単位なので,私自身が「CL」に見慣れていません。
どうも私の場合,慣れない単位は慣れている単位に置き換えてしまう恐れがあるようです。

「センチ リットル」は,リットルの百分の一ですから,リットルますの中にちょっと水を入れたぐらいの嵩とわかります。
ですが,読み替えてしまった「CC」は,いったい何のことなのか,全くわかりません。
読み方も「シーシー」で,推測できません。
この頭文字による略し方は,本当にわからないです。

b7922辞書で調べてみたら,「cubic centimetre」と出ています。
キュービックです。
思い出すのは「ルービックキューブ」。
キューブが立方体で,キュービックは「立方体の」です。
ですので,cubic centimetreは,立方体のセンチメートル。
つまり,立方センチメートルなのです。
これが略されて「CC」となっているのです。
元をたどれないこの略し方,どうなんでしょうと思います。
せめて,「キュー・セン」とでも略してくれれば,少しは・・・と思いますが,そうなると,「C」を単独で「キュー」と読ませるのですから,逆に無理が生じます。

頭文字での略し方,書くには良いですが,元をたどるのはつらいですね。

ということで,「CC」は,「cm3」を文字で書いた時の頭文字をとった言葉となります。

ということは,英語圏の子どもたちには,「CC」と「cm3」は,同じ言葉を違う略し方で記したものと,すぐに理解できます。
しかし,日本の子は全く別物と感じつつ学び,覚えます。
このあたりに,言語の違いによる学びの違いが出てきます。
海外を知ることで見えてくるおもしろい世界です。

「視点が変わると,問題が見える」とはよく言ったものです。
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慶応大学でのケニヤビジネスコンファレンスに行ってきました

b7918ケニヤでビジネス。
それを考えている人向けに,慶応大学で「ケニアビジネスコンファレンス」が開催されました。
365日,仕事をしていますが,意図しない限り,ケニヤでビジネスを考えている方と出会うことありません。
珍しい企画でしたので,最初から最後までしっかり参加してきました。

会場が実にすばらしかったです。
慶應義塾大学日吉キャンパス協生館にある「藤原洋記念ホール」です。
二階席まである落ち着いたすてきなホールでした。

会場の前の方には,ケニヤの方々が座っています。
私はその後ろあたりに座っていたので,見える光景は異国です。

会は定刻9時を少し遅れて,スタートしました。
驚いたのは司会のスピーチ。いきなり英語です。
どこかで日本語に変わるだろうと思っていたら,どうしてどうして,最後まで英語でした。
続く,登壇者も,皆さん英語です。
それが,9時~12時40分まで,休みなしのぶっ通しで続きました。

進行表にも途中休憩が記されていなかったのですが,5分ぐらいはどこかで休みを取るだろうと思っていました。
ところが,ノンストップです。これ,ケニヤの交差点(ロータリー式)と似ています。

ふっと,ケニヤやルワンダの小学校の時間割を思い出しました。
多くは1時間=35分間の授業です。
珍しいのは,行間休み前に3時間ぶっ通し,業間から昼までも3時間ぶっ通し・・・。
こんな具合に授業が進むので,日本の1時間毎に休み時間があるスタイルに慣れている私は,驚きました。
こんなぶっ通し授業を小学校から体験しているから,こういうスケジュールになっていくのかもしれません。

ぶっ通しですから,話のボリュームは大きいです。
たっぷりと話を聞きました。しかし,ほとんど記憶に残っていません。
なぜなら,全部英語だったからです。
それでも,わずかに耳から脳に入る単語と,スクリーンを通して目から脳に届く英語から,こんなことかなと推察しつつ話を聞いていました。

ありがたかったのは午後の一コマの分科会。
たまたま日本語での発表でした。
おかげでいろいろとメモすることができ,いい情報を得ることができました。

一日,英語漬けで話を聞きました。
ケニヤはこれから大きく発展をしていくことが具体的に伝わりました。
さくら社のケニヤビジネスは,ケニヤの発展という大きな流れの中に入り込むので,ますます頑張ろうと思った次第です。

最後に交流会がありました。
そこで出会ったケニヤの青年が,日本語でメールを送ってもいいかと言うのです。
こういう場にくる青年は,みんな地元か先進国の大学を出ています。
また,目的意識を持って日本に来ています。私も好意的な気持ちになります。
どうも,日本語の練習をしたがっている様子だったので,どうぞと答えました。
そうしたら,とても喜んで,友達に話しかけていました。

その日の夜,早速,青年からメールが来たので,わかりやすい日本語で返信しました。
その流れで,LinkedInというビジネス専用のSNSを知り,ものは試しで登録しました。
なんと,英語の竹村先生を発見しました。
世界に出るアクティブな先生は,SNSも違うなぁと思った次第です。
すぐに,友達申請しました。
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「Interactive Mathematics」ケニヤで1月に発売

b7930「Interactive Mathematics」の開発が順調に進んでいます。
この名前の略称は「IM」です。
発音は「アイエム」です。
この頭文字による略し方は,日本人にはなじみが無いので,少々不便ですね。

若い頃,歌の文句にできた「L.A.」(エルエー)がロサンゼルスと知り,「意外!」と思ったことがあります。
ロスだったら,ロスアンゼルスと導きやすいのですが,エルエーではどうにもなりません。

ですので,「Interactive Mathematics」を「IM」と略しても,今ひとつピンと来ません。
でも,なんだか海外っぽくて楽しいです。

このIMの1年生版,来年の1月にケニヤで発売となります。
作ってきた算数ソフトが,太平洋を渡り,インド洋も越え,ケニヤで教材として販売されるのです。

思えば2年前の今月。
一通のメールが届き,そこからアフリカへの道が始まりました。
それから地道に歩んできたのですが,先月のケニヤ視察旅行で一気に販売へ向かっての気運が高まりました。
面白くてなりません。
アフリカの算数教育に,しっかり貢献できるように頑張りたいと思います。
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