Monthly Archives: 11月 2016

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『道徳のチカラ』15号

b7360『道徳のチカラ』が届きました。

特集も面白かったのですが、羽鳥悟先生の論文中の「3 道徳と国語の峻別」に目がとまりました。

国語と道徳の違いに意識が向いていること、良いですね。

同じ教材文でも、それを国語として読むか、道徳として読むかでは、頭の働かせ方は異なります。

おっ!と思いながら、期待しつつ読んだのですが、とある流れの一節としての峻別だったので、深入りはしていませんでした。

2月の「主張ある道徳授業を創る!」でお会いするので、覚えていたら、その時にでも聞いてみたいと思います。

b7359道徳は、はやり、「学に如かざる也」ですね。
そういうことが分かってくる年齢になったのかも知れません。
論語は学ぶべきことが多いです。
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野口塾in神戸への準備、始めました

b7361今週の土曜日の野口塾in神戸の準備を少ししました。

自分の時間を2つに分けてお話しします。
第一部:「アフリカに日本の教育を!」
第二部:「簡単明瞭、道徳の講話」

準備をしたのは、第一部のパワポです。
全部で6画面。

その内容は、アフリカでの取り組みですから、明日の授業にすぐに役立つわけではありません。
それでも、ルワンダの先生向けに実行した授業の取り組み方は、意欲的な先生にはとても有効な話になると思っています。
また、人生に夢を持つことの大切さも感じ取ってもらえたら、それは心の奥底へのエネルギーになっていきます。

パワポ作成中、ふと思いました。
もしかしたら、第一部の終了際に、最新のソフトをお披露目するかも知れません。
このソフト、かなり良い仕上がりになっていて、この先の小学校には必需ソフトになると思っています。
流れが、新作ソフトにつながれば、講座でお話をします。
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◆地下鉄、神保町の駅を岩波ホールの方向に上がってすぐのところに、「信山社」という本屋さんがあります。
岩波の本がたくさん置いてある本屋です。
先月の古本まつりの時には、古本を買わずに、信山社で文庫本を購入しました。
それだけ、魅力的な本が本屋さんにはたくさん並んでいます。

ところが・・・。
昨日のニュースで倒産と報じられていました。
ぎりぎりまで頑張って、どうにもならなくなって・・・。
大変だったのだろうなと思います。

さくら社から歩いて3分。
とても感じの良い本屋さんだっただけに、残念でなりません。
こういう日は、論語だろうと思い、少し読み返しました。
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論語

b7364いろいろとやることがあり、デスクに向かってバタバタしています。
これがまだまだ続くので、しずしずと情熱的に前進するのが一番と思っています。

時に、フッと休憩をするのですが、時折『論語』を開いて、極めて当たり前のことに感動をしています。

性相い近し。習い相い遠し。

生まれ持った素質にはそんなに違いはありません。
でも、その後の環境やら努力やらで大きな差がでます。

そんなの当たり前であり、何を今更と感じます。
それなら、読み返さなくても良いと思うのですが、これが違うのです。

当たり前のことを読んで、それが、心に再確認するように響いてくるのです。
自然と、自分の心の火が少し大きくなります。
夢を描きたくもなりますし、描いた夢へ近づきたくなります。
今日ももう一歩歩もうと心が促してくれます。
こういう心のあり方が、「道徳のなせる力」なのだと私は思っています。

b7473論語には、「正しい生き方」に関する当たり前のことが少し古い言葉で書いてあります。
私にはとてもありがたい本です。
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今度の土曜日は、野口塾in神戸です。
道徳の話もします。
お近くの先生、関心がありましたら、是非、お越し下さい。
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12月はルワンダ色

さくら社のHP、「算数ソフトの世界展開」のコーナーに新しい記事が2本出ています。
◆IM協力校が次々と・・・
◆現地小学校でIMの授業が進む
ぜひ、お読み下さい。
こちら>です。

12月3日(土)は、野口塾in神戸です。
参加者が10名となっています。
着実に増えて、ありがたいです。
野口先生のお話を聞いてみたい先生、ぜひ、御参加下さい。

このセミナーに、ルワンダで共に活動をしているアイリンクの社長・堀さんが志賀からわざわざ御参加下さいます。
堀社長はアフリカに夢を抱く盟友です。
未来を共に語らいたいと思います。

12月5日(月)は、アフリカ・ルワンダのアーサー先生と夕食会です。
夏期集中算数講座で、クラスの平均点を25点から75点にアップさせた実力派ティチャーです。
出張で日本に来る事がわかり、帰国前日の5日に会食をすることになりました。
場所はJICA東京の近辺です。

12月26日(月)は、ルワンダで共に活動をした飯野さんと昼食会です。
ケニヤから一時帰国されるとのことです。
久しぶりなので、話が盛り上がりそうです。

b7368なんというか、12月はルワンダ色が濃くなっています。
実にありがたい事と感謝の気持ちで一杯です。
ゴリラをポンしましょう!
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埼玉県経営者協会、JICAセミナー

歴史的な雪の中、埼玉県経営者協会のJICAセミナーに行ってきました。

埼玉県経営者協会というのは、「日本経団連の中核団体として埼玉県や中央の政策に皆さまの声をお伝えする、彩の国埼玉を代表する総合経済団体」です。(HPより)

b7369今日、開催されたのは「JICAセミナー:アフリカビジネスを考える」。

JICAアフリカ部の吉澤参事役と、JICA東京の杉村課長の御講演に、「今こそアフリカ!」との思いを新たにしました。
また、日本テレソフトの金子社長のスーダンの取り組みもとても勉強になりました。
エチオピアの留学生、ベケレさんの話もあり、アフリカの若者の前向きさに大きな期待を持ちました。

そうして、私たちさくら社もルワンダでの事例報告をさせていただきました。
テーマは
ルワンダにおける算数ソフト教材の製品特性を生かした事業展開へ向けての現地調査状況」です。
30分の持ち時間の20分を松山氏に話していただき、私は終わりの10分ほどで今後の展望と、調査で得た教訓を話しました。
写真は、松山氏が話し始めたところです。

閉会後は、名刺交換の時間でした。
フロアの方々と名刺を交換しつつ、あれこれお話しでき、最後の最後まで有意義でした。

埼玉県経営者協会の皆様、大変お世話になりました。
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会場は大宮にあるソニックシティビルです。
来年の2月、道徳のセミナーがあるのですが、そのセミナーもこのビルで開催となります。
同じビルで、ビジネスの話と、道徳の話です。
なかなか面白いです。
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石井敦先生の授業

b7375先月、九十九里浜小学校で石井先生の授業を2時間、参観させていただきました。
特別支援級での4年「面積」の学習。
それと、6年「比例」の学習。

4年の面積は、研究授業でよく扱われるL字形の場面です。

石井先生の授業展開に、驚きました。
子どもに応じて、対応を切り替えています。
できるところは、しっかり取り組ませ、そうでないところはサッとフォローします。
これが見事で、横に切る、縦に切るは、子供たちが考えて既習の長方形にすればいいことを見出していました。
そこから、さらに、考え方3(全体から部分を引く)まで子どもたちは考え始めたのです。
ここまで授業を高められるのかと、感心させられました。
石井先生が、受け持ちの子を深く理解していることがよくわかりました。

b73746年では、比例のグラフです。
20人学級のが全員参加した授業でした。
こちらでの石井先生の指導は軽快でした。飛び込み授業なのですが、クラスをあっという間に石井オーラで包み、子ども達をのびのび学習させていました。

子ども達の感想を1つご紹介します。
◆授業では、分からなかったところがわかり、すごく考えやすかったです。
ソフトは、一つ一つ分かりやすくて、すごく勉強になりよかったです。

授業後、佐瀬校長先生と一緒に給食をいただきました。
校舎が豪華なので、しばらく学校のことを伺っていました。
それから、もしかしたら・・・ということで、アフリカのルワンダの教育関係者が日本に留学した時、九十九里小学校を見学させていただくことは可能かどうか、伺いました。
御快諾をいただけましたので、もしかしたら、来年の夏ごろ、ルワンダの先生を一人九十九里町小学校へ案内することになるかもしれません。
ルワンダは内陸国なので、九十九里の海も見せたいと思いました。
そんな日が実際にやってきてほしいです。
そうしたら、また、石井先生の授業を参観できます。
さらに、日本の小学校のことを、佐瀬校長先生から教えていただけるかも知れません。
そうなったら、うれしいですね。
ルワンダに九十九里小の風が届きます。
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