平光雄先生の新刊が致知出版から出ました。
『道徳の話』です。
一枚の紙に,ちょこっと書く。
それを子ども達に見せる。
すると,道徳がしっかり子ども達に伝わります。
ああ,こんな簡単な方法があったのかと得心しました。
算数ソフトを使うと頭にストンと算数が入るように,ちょこっと書いた絵で心にすとんと落ちていく道徳です。
しかも,その一つ一つの徳目も実に良いです。
全国に普及して欲しい道徳です。
家庭でも簡単にできる,質の高い道徳です。
『道徳の話』は,「道徳を子ども達にどう伝えるか」がスッキリと書かれている実に良い本です。
お勧めします。
平先生の著書と言えば,『究極の説得力』があります。
こちらの本では,どんないい話も「誰が伝えるか」で伝わり方が大きく変わります。
語る人はどうあるべきか,教える人はどうあるべきか。
それが説かれています。
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平先生先生とは,若い頃,教育のセミナーでお会いしたことがありました。
あれから,四半世紀が過ぎ,縁あって,再び交流するようになりました。
久しぶりに会った時,平先生は技術の追究ではなく,人格磨きが重要だと私に話してくれました。
そのダイナミックな生き方が,一つは『究極の説得力』として形になり,一つは,子ども達への『道徳の話』として形になりました。
これから先も,大いに注目していきたい先生です。
皆さん,良い本です。是非,お読み下さい。
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神保町恒例の古本祭りです。
さくら社を神保町に構えてから,毎年,この古本祭りを見学しています。
今年も,端から端まで古書を見て楽しみました。
写真は,神保町の交差点です。
ここに特設会場が設けられ,ご覧のように古本が棚一杯に並べられます。
そうして,三省堂のある当たりまでの歩道が,写真下のように古本で一杯になります。
神保町の交差点から古本を見て回るのもいいのですが,私の場合は,会社に向かうように歩きながら古本を見るのが恒例となっています。
ですので,まずは,三省堂の前当たりまで歩き,そこから引き返しつつ,古本を眺めます。
昨年は,いい古本と出合わなかったので,購入は見送りとなりました。
でも,今年は,一誠堂さんの脇の空き地に出ていた棚の中に,オッと思う本があったので,2冊購入しました。
それで気分がいい感じになり,いつもの明倫館へ。
そうしたら,なんと藤森良蔵の本が入荷していました。
戦前に,藤森良蔵の本を読んで勉強した方が,まとめて売りに出したのでしょうね。
それをまとめて買い付けた明倫館に感謝です。
非常に珍しいことなので,迷わず,算数に関する本を2冊購入しました。
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来年の春のことですが,もしかしたら,野口先生と海外旅行となるかもしれません。
先日,一献を傾けていたら,そういう方向になりました。
今度は台湾のようです。
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1年の100までの数では、101~120の数の学習もします。
ゆとり教育の時代には影を潜めていたのですが,指導要領が再び馬力アップして,昔同様に出てくるようになりました。
この学習,お金を使うとすんなり頭に入る子がけっこういます。
そこで,昔作ったお金のソフトを基にして,101~120の数を学習するソフトを作ってみました。
これがなかなか感じよく,ありがたいと思っています。
これなら120で止めずに,190ぐらいまで学習しても,すぐに分かるだろうと思います。それなら,990まで出てくるようにしても・・・と思えてきます。
あんまり欲張ってもしかたがないので,指導要領に合わせて120までに制限をしました。
このソフトのいい点は,クリックすると,お金の数がパッと変わることです。
ですので,パッと見て,「117円!」などと,どんどん答える学習ができます。
そうやって答えている時,同時に,「105」とか「110」の表し方に目が慣れてきます。
目が慣れてくると,百十五を 10015 などとは書けなくなってきます。
頃合いを見計らって,「今度は,ノートに書きましょう!」と持って行けば,数の表記の学習もしっかり出来ます。
このソフト,11月中には,1年生のソフトの中に入れる予定です。
楽しみなソフトです。
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12月23日(火・祝)に神戸で,野口塾が開催されます。
その申込先が分かりました。
こちら です。
私のタイトルは「算数ソフト海外へ」に変更になっています。
楽しみです。
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算数ソフトがもう少し使い勝手良くなるように,あれこれ修正を進めています。
たとえば,3年生の時刻と時間のソフトです。
針を回転することが出来ましたが,ちょっと針が細くて,扱いにくい感じがありました。
そこで,今回,針に円を付けて,マウスでつかみやすくしました。
おかげで,針の回転がとってもスムースです。
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このソフトの最大の特徴は,次の2つです。
1,「はじめの時刻」と「おわりの時刻」の2つの時計がある。
2,長針・短針が二重になっている。
8時50分から9時20分までは,何分間?
こういった時間の学習は,「はじめの時刻」と「おわりの時刻」の2つの見比べとなります。
ですので,2つの時計を使うと分かりやすくなります。
ソフトも,そのように時計が2つ表示されるようになっています。
その上,はじめの時刻の針を動かしても,針が二重になっているので,はじめの時刻がきちんと残ります。
これが,とっても分かり易いと評判なのです。
その動かす針が,動かし安くなります。
11月中には,クラウドにアップされます。
そうしたら,ますます,授業でも使いやすくなります。
嬉しいです。
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外から見た,カンボジアの学校です。
国旗が掲揚されています。
その中に,日の丸も!
こういうのを見ると,それだけで「歓迎されているなぁ」と感じてきます。
当初,先生方とのミーティングという設定でした。
ですので,一番先に6年生の速さを見せて・・・とプランを立てていました。
ところが,会場に着いたら,子ども達,保護者の方々が席に座って待っています。
また,会場にはスクリーンもセットされています。
授業参観のように展開しなければならないことが,ひしひしと伝わってきます。
開会式中によくよく子ども達を見ると,小さい子の後ろの方に大きい子座っています。
1年から6年,あるいはそれ以上の子が来ていることがわかりました。
プランは急遽変更です。
あれこれ考えて,一番先に見せるソフトは,1年生の「100までの数」の中から,10の束にして考えるソフトにしました。
このソフト,ご覧のように,まずはてんでんバラバラにアイコンが出てきます。
緑の「十」のボタンをクリックすると,アイコンがイヨーッと動きだし,10の束を形成します。
これで,とっても数えやすくなります。
そういう「十の束のありがたさ」が学べるソフトです。
さらに,青の「一」ボタンをクリックすると,残ったバラも整列し,パッと見ただけで57と分かります。
カンボジアの子に,この画面を見せました。
すると,てんでんバラバラの画面を指さしながら,どんどん数え始めます。
偉い方々が見守っている緊張感高い空間にいるのですが,それをすっかり忘れて,画面に夢中なのです。
それも,小さい子ばかりでなく,大きい子までが夢中になって数えていました。
「カンボジアの子も夢中になっている!」と力強く感じた次第です。
子ども達が夢中になって数えてくれた後,「十」のボタンをクリックしました。
瞬間,子ども達は「唖然!」です。
アイコンが動き出して,整列したので,ビックリしてしまったのです。
続けて,「一」ボタンで,バラも整列します。
それから正解を見て,盛り上がりました。
このソフトを4回ほど見せました。
見たこともない算数の教材だったので,お母さん達はバッグからスマホやタブレットを取り出し,パチパチと画面をとっていました。
これはすごい!と感じたのでしょうね。嬉しい光景でした。
と言うことで,海外で一番最初に授業した算数ソフトは,1年生の100までの数のソフトでした。
記念すべきソフトになりました。
その後は,順次学年を上げ,次第に難しい内容にしていきました。
難しくなっても子ども達はどんどんチャレンジしてきます。
あっという間に,持ち時間が終了しました。
もっとやりたい雰囲気が充満している中,私の授業は終了しました。
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嬉しいニュースが届いています。
板書の写真です。
真ん中にドーンと算数ソフトが映っています。
こういう使い方,パワフルですよね。
スクリーンの中には,大人気,6年生の円の面積のソフトが映っています。
画面を見ると,円の分割を最大値にしているのが分かります。
ですので,組み合わさった形は,長方形にかなり近い形になっています。
この長方形の縦が半径で,横が円周の半分になります。
そこから考えを進めると,円の面積は,どうやら「半径×半径×円周率」で求められそうだと,分かってきます。
その様子が,黒板の左側の板書から伝わってきます。
女の子の吹き出しもあって,日頃の授業の楽しさ,印象づけも伝わってきます。
この板書の授業をされたのは,熊本県の黒川先生です。
黒川先生曰く-----
子どもたちに大うけでした^^。
公式を導くのに最高でした。
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子ども達が大いに喜んで,さらに公式を導けたのです。
きっと,公式を考えるのが面白かったのだと思います。
これって,最高ですね。
このソフト,カンボジアに一緒に行った大学の先生にもほめられています。
それは,見ているだけで,微分積分の基礎を学ぶことが出来るからです。
と言うことは,黒川学級の子は,高校の微積がちょっと良い感じで学べるかも知れません。
そう思うと,黒川先生のこの板書に一層の嬉しさを感じました。
このソフトは,算数クラウドの6年生の中に入っています。
面白いですよ。
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