2年生の「水のかさ」の2本目のソフトです。
右上のボタン1,2は,次の様になっています。
---------------
1:何Lか答える(最大6Lまで)
2:何L何dLか答える(最大3L9dLまで)
---------------
クリックをすると,水が土瓶(鉄瓶かも)から飛び出してきます。
水は,飛んでくるときから小分けされているので,すごい子は水が着地する瞬間に答えられるかもしれません。先生のちょっとしたアイデアで,子ども達も盛り上がって答える場面が作れます。ぜひ,楽しくご活用ください。
「2」ボタンの方では,ごらんのように,答え欄が2つあります。
2L7dLと,27dL。
両方が上下に示されるので,単位の換算の素地が身につきます。
これから指導に入る先生,どうぞ,ご活用ください。
もう,単元が終わっている先生,朝自習の時間にでも,復習として子ども達に見せるのもよい学習になります。
「もっと!算数」サイトにアップしました。ぜひ,ご覧ください。
2年生の「水のかさ」単元のソフトです。
クリックすると土瓶(鉄瓶かも)から,お茶が飛び出してきます。それも,小分けされた形で出てくるので,ちょっと,妙な感触があります。また,どう考えても,瓶の容量より多く出てくる感じがします。
このような場合に,目くじらを立てるのはイマイチです。さらっと,『アラジンの土瓶』なのだと,ユーモアでとらえていくことが,心を温かくします。
この単元では,水のように数えにくい物でも,同じ大きさの入れ物で小分けにすると,「カップに3杯」とか,「バケツで2杯」とか,数で表現できるようになることを学びます。それから,dLやLなどの単位を学びます。
大事なことは,「数えられないような物でも,頭を使えば(入れ物を使えば),数えられるようになり,算数的処理(計算)ができるようになる」と,こういうことです。
こういう考え方は,すでに長さでも学んでいます。
水のかさで2度目になります。
ですので,「数えられそうに無い水を数えられる様になった!」と先生が喜ぶと,鋭い子が「空気も数えられるかも!」とか,「声も数えられるかも!」とか,そんなことを言い出すかもしれません。そうしたら,それはとってもグッドです。
このソフト,「もっと!算数」サイトにアップされています。ダウンロードして授業でご活用ください。
----
最近,福山憲市先生のグッド影響で,ハガキが私にも時々届きます。
今日は,愛知の楠本先生から届きました。
『学級づくりの教科書』
毎日読んでいますl。
日々,新たな発見があります。
嬉しいです。
若い先生が,日々発見をしていることが嬉しいです。
こまめに発見した人が,少しずつ,着実に力をつけていきます。
福山先生を見ていると,それがよくわかります。
大の親友の中嶋郁雄先生の新刊『そのクラス,うまい教師はこう動かす!』(学陽書房)です。
この本の中に「しつけ三原則」が出ています。
「ハイという返事」
「あいさつ」
「履き物をそろえる」
この3原則,良いですね。
章立てです。
第1章 子どもがついてくる! クラスを統率する教師の力
第2章 クラスが必ずまとまる! 子ども集団を動かす成功術
第3章 困った子も素直になる! 問題行動を防ぐ指導
第4章 クラス運営が楽になる! 保護者との関係づくり
いいですね。若い先生には是非読んで欲しい本です。
仕事の関係でアントニオ猪木系のプロレスを先日見てきました。
そのせいか,やっぱり,先生に「元気があれば何でもできる!」と,この本からも思いました。
「1・2・3・ダー!」
鹿児島の蔵満先生の本です。
10年ほど前から,ホームページやメルマガで大変有名な先生です。昨年の冬に鹿児島のイベントで初めてお会いして,この夏にまたお会いできました。
教師でありながら,『奄美食紀行』(南方新社)というエッセイ的な民俗学的な本を書いています。たいしたものです。
本の中程に,「ミキ五種を飲む」の章があります。ここに,響いてくる一言を見つけました。
「名刺の肩書きにミキ評論家を付け加えることが目下の目標だ」
これです。
これが専門家への道です。
実際にお会いしてお話を伺ったら,次から次へと奄美のお話が出てきます。お話をしたお店が鹿児島中央駅から少し行ったところの,奄美のお店でしたので,食材を見ながら,どんどん話が進んでいきます。
「通」は違うと思った次第です。
蔵満先生から伺った話を,もっと濃くしたのが,この本です。
もう一つ,私が気に入ったところをお話しします。
大正14年生まれのミチヨさんの談話に,私のアンテナが反応しました。
「昔は正月にパンツとズボンを買い換えたよ。普段はなかなか買えないからね」
すぐに思ったのが,「明治政府の影響」です。
明治になってから,奄美にも日本の政府の影響が強く出始めました。それまでは,独自の文化でのんびりと時を刻んでいたのですが,明治政府は隅々まで中央の考えを広めていきました。その役割を大きく担った一つが,小学校です。
当時のお正月は祝日なのですが,「登校日」でした。祝日というのは,「国のお祝いをする日」です(祭日は「国のお祭りをする日」です)。登校して,御真影を仰ぎ,教育勅語をきいて,帰ります。校長先生が訓辞に似た印刷物を作り,それを配布する小学校もありました。
お正月で,さらに登校日。しかも,天皇陛下の御真影や勅語です。「はれ」の日です。この日にに新しい服を着ていくのが習いだったので,ミチヨさんの家でも正月に新しいズボンに換えたのだと思います。
民俗学的な面白さがこの本にはまぶされています。そこを見つけたので,私には貴重な本となりました。
野口芳宏先生のご勤務される植草学園大学で「教育の原点セミナー」を開催します。
10月22日(土)です。
私も参加します。
皆さんと一緒に学べることを楽しみにしています。
ぜひ,ご参加ください!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第2回 教育の原点セミナー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
学校教育力の低下。
この打開には,目先の枝葉の些事に振り回されず,
根本的・本質的な問いをすることである。
(『教師の作法 指導』野口芳宏著)
新指導要領が実施されて半年。今こそ,教育の根本・本質・原点に立ち返りつつ,
教室教育力の向上を図るときです。ともに,学びましょう!
【日 程】10月22日(土) 受付9:30から
10:00~10:25 基調提案 野口芳宏/いまこそ!教育の原点を
10:25~10:55 全体会 山中伸之/学級形成の原点
11:05~11:35 全体会 井関和代/担任人生を愉しむヒント
11:35~12:05 全体会 城ヶ崎滋雄/動きの本質からみた体育
<お 昼>
01:00~01:30 全体会 中嶋郁雄/子どもを伸ばす叱り方
01:40~02:10 分科会
A:関田聖和/『楽習』ゲームを使った言語活動例
B:竹村和浩/小学校英語学習指導の原点
02:20~02:50 分科会
A:千葉 真/思考を促す社会科授業
B:駒井康弘/素読は教育方法の原点
03:00~03:30 全体会 山本正実/指導のキーワードは「見える」
03:30~ 全体会 野口芳宏/今後の教育のあるべき姿
==講師紹介==
【会 場】
植草学園大学 〒264-0007 千葉県千葉市若葉区小倉町1639番3
http://www.uekusa.ac.jp/
【参加費】
5000円(当日,受付でお支払いください)
★昼食は各自ご持参ください。
【申し込み方法】電子メールのみの受付となります
メールの宛先:藤原明日香 asuka◆kennya.jp
※メールアドレス中の◆を,半角の@に変更して御送信ください。
件名:「教育の原点セミナー」参加希望
内容:以下の内容をお知らせください。
お名前:
ご勤務先:
自宅の都道府県:
懇親会参加希望:
(千葉駅周辺で5000円前後)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「チーム算数」が開催されました。
今回は,非常に濃かったです!
◆(1) 誰でもできる20の段の九九の暗算(横山)
◆(2) 面積パズルの束ね(佐々木)
◆(3) 物語文の「一人漫才」(城ヶ崎)
1と2は算数の話題ですので,私の算数観にしっかりと位置付きました。
特に2は,「複数の回答が出るときには,きまりを見つける」という大切な要素を含んでいて,それが「応用」する流れを自然に生み出すことも理解できました。
「チーム算数」,次回はちょっと間が開きますが,11月5日です。