今日はもう大晦日。
振り返るにつけ、最高の1年だったとつくづく思います。
何と言っても、アフリカのルワンダです。
トヨタ車で埋め尽くされている路上を、「MADE IN RWANDA」車が走っていました。
側面には「ハードボディ」と書かれています。ぶつかっても大丈夫なのでしょう。
3回目の渡航で初めて見たMADE IN RWANDA車です。とても珍しかったので、どんな車なのか気になり、追い越しざまに1枚とりました。
何と、200ccのオートバイが牽引している車でした。
それでも、これは、MADE IN RWANDAの車なのです。
文字の大きさから、自国生産であることの誇りが伝わってきます。
こうして、少しずつ自国生産品が増えて、着実に発展をしていくのです。ルワンダはこれからの国です。
そのルワンダで近い将来、「MADE IN RWANDA WITH JAPAN」となるような教育事業を興したいと思っています。
来年は、そこへ向けての挑戦をする年になります。
各方面の皆さんとスクラムを組んで、一歩一歩、前進したいと思っています。
どうぞ、良いお年を迎え下さい。
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◆野口先生との忘年会。
実に楽しく、心穏やかになります。
横藤先生とお会いした時もそうでしたが、モラロジーの話題がでました。
『道徳科学の論文』(廣池千九郎著)がモラロジーの原典のようです。
すでに1巻、2巻は読んでいますが、その先、11巻まであります。
これもいい機会だから、日本の古本屋で注文をしたら、今日、ドンと届きました。
某先生の話では、モラロジーの研究会で、第7巻を学んでいるとのことでした。
ありがたい情報でしたので、さっそく7巻を少しだけ読みました。
数ページ読んだだけですが、頭がついていけていることがわかりました。
孔子と釈迦の違いが軽く書かれていて、なるほどと思った次第です。
「読める」とわかれば、あとは時間を見つけて何とかなります。
たまっている本の順番もありますが、読み進めたいと思います。
◆「人の振り見て我が振り直せ」
このことわざは、まさに道徳です。
道徳のためのことわざと言っても良いです。
これを毎日実行するだけで、自分の心は着実に豊かになっていきます。
善い人を見たとき、そうなりたいと思います。
悪い人を見たとき、ああはなるまいと思います。
これからの自分を少しずつでも変えていき、良い人生を歩みたいと願う人は、たいてい「人の振り見て我が振り直せ」を行っています。
こういう学びが人を見ることで、人と触れ合うことでできるのですから、これはありがたいです。道徳は、身近なところにあると、このことわざからも感じ取れます。
「人の振り見て我が振り直せ」は、道徳の基本なのだろうと思っています。
これだけでも、持ち前の道徳が深まり、人間的によくなっていきます。
そこに、書を読み、道徳の導きを得られたら、さらにありがたいですね。
『道徳科学の論文』も楽しみですし、『論語』も素晴らしいです。
来年は、楽しいことが続きます。
1月15日は、実感道徳の全国大会があります。「道徳読み」をご堪能ください。
そうして、2月11日は、私に文章の書き方を教えてくださった宇佐美寛先生の講演会があります。1月発売の新刊『議論を逃げるな』も楽しみですし、講演会も楽しみです。
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宇佐美寛先生の新刊は、『議論を逃げるな――教育とは日本語――』です。
表紙も右のように決まりました!
発売は、来月です!
楽しみですね。
新刊の刊行を記念して、2月11日(日)の午後、宇佐美寛先生の御講演会を開催します。
場所は、東京駅近くです。
コクチーズにアップしましたので、↓をクリックしてご覧下さい。
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『議論を逃げるな――教育とは日本語――』刊行記念 宇佐美寛先生講演会
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たくさんの方々の御来場をお待ちしています。
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野口先生との忘年会。
夕方5時から10時頃まで楽しんだ忘年会でした。
普通の忘年会は、乾杯の音頭から始まり、長上の挨拶、各員の一年間の反省、来年に向けて・・・とそれなりの何かしらがあるものです。
ところが、ところが。
野口先生を囲んでの忘年会では、今回も例年通り、乾杯をしたら後はずっと歓談が続きます。
この日は、日本酒を各種1合ずつ楽しめるコースだったので、皆さん幸せそうに飲んでいました。それも、次から次へと。
私は基本的には飲まないので、少しだけいただき、皆さんの笑顔を楽しんでいました。
歓談の中にモラロジーの話も出ました。
野口先生はモラロジーの講師もしているのですが、毎年モラロジーの研究会を受講しています。
その姿をみて、野口先生を慕う先生方が少しずつモラロジーの研修会で学び始めています。
北海道の小山内校長の話も出て、その本気度を感じました。
私はモラロジーに参加していないので何も分からないのですが、少し本を読んでみたいと思っています。
野口先生が道徳を学び続けているので、野口塾から力強く実感道徳が発信されているのも頷けます。
道徳が教科化される今、ますます実感道徳は求められていくと思っています。
「第10回 実感道徳研究会 全国大会」は1月15日です。
楽しみですね。
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◆北海道の横藤雅人先生が、野口先生の御自宅に泊まるとの話を聞き、その日の夕方、野口家へ。
久しぶりに横藤先生との歓談でき、楽しい一時になりました。
横藤先生は小学校を校長職で退職し、北海道教育大学の教授となっています。
国立大学です。
たいしたものです。
「校長職→国立大学教授」
この歩み、野口先生と同じです。
横藤先生のこれから先の歩みが頼もしいです。
横藤先生は、「学生よ、学びに目覚めよ!」という方向に小さな改革を推進しているとのことでした。
その話を聞いた時、一瞬、クラーク博士がよぎりました。
新しく勤めた先で、自ら課題を見つけて取り組む姿、いいですね。
写真を撮影してくれたのは、横藤先生の奥様です。
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◆1月15日(日)に開催される、「第10回 実感道徳研究会 全国大会」のお申し込みが22名になっていました。
22名の皆さんには、存在そのものが道徳である野口先生のお話を堪能していただけるものと確信しています。
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◆木村明憲先生の『情報学習支援ツール~実践カード&ハンドブック』が、日本教育新聞の書評に掲載されました。
記事は、<こちら> でご覧になることが出来ます。
記事のタイトルは、
「問題解決に必要な力を育む」
です!
一読すると、この本が示していることがコンパクトに伝わってきます。
良い書評です。うれしいですね。
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◆本の注文をしました。
アマゾン、日本の古本屋、ヤフーオークションの3本立てです。
こういう事は滅多にないのですが、気分は上々。
購入したのは、主に論語関係の本です。
道徳を自分なりにもう少し勉強をしておきたいと思っているからです。
暮れから正月にかけて、少し読んでみようと思っています。
また、今をときめく中嶋郁雄先生の名著『教師の道標』を読み返しています。
この本を書いた頃の中嶋先生は、担任をしていましたが、今や教頭先生であり、土曜日には大学で教鞭を執っています。
人の心、教師の心、子供達の心を地道に学び続けている先生です。
この『教師の道標』は、学力にばかり目がいき、道徳に関心の薄い先生にはちょっと通じにくいだろうなと思います。
しかし、逆に、「道徳の心を養いたい」という気持ちのある先生には、宝がちりばめられている本と感じられます。実際に私がそう感じています。
道徳の素養を!と思う先生、冬休みに読んでみてはいかがでしょう。
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