今日は,新しいパートナーの方々と,カンボジアの教育協力について,ミーティングを開きました。
カンボジアの歴史から,教育の様子まで,幅広い話を伺うことができました。
悲惨な歴史がありますが,それを乗り越えようと,カンボジアの教育に尽力をしている方々の話は胸を打ちます。
大事なことは,「教育の底上げ」です。
その算数をしっかりと応援していきたいと思いました。
具体的にこれからどうしていくかと,スケジュールの話題になり,私がカンボジアへ行くことになりました。
1月~3月のどこかです。
カンボジアで開催される会議に出席をしてきます。
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これで,年明けは,春までに,ケニヤとカンボジアに行くことになりました。
「算数で世界の教育を底上げ!」が始まります。
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1月16日(土)に神奈川県の相模原で野口塾が開催されます。
私は「アフリカ教育視察」の話をします。
「算数ソフトで世界の教育に貢献する活動」に関心のある方は,是非,ご参加下さい。
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※地図は「白地図専門店」より。このサイトは便利です!
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カンボジアへの友として,右の本を持って行きました。
上着のポケットにも入る文庫本です。
座席に着いて読み始めたら,すぐに機内が暗くなったので,そのまま網の中に入れて眠りました。
宿について,一人でいる時間があったので,少し本を読むかと思い,この本を探しました。
ところが,ありません。飛行機の中に忘れて来たのです。
帰り道,空港で搭乗手続きをしていると,ANAのお姉さんがディスプレイを見て何かに気がつき,なにやら連絡をしていました。
すると,脇から「これ,お客様のではありませんか」と,この本を手にANAの方が語りかけてくれました。
とても驚くやら,ありがたいやら。
これがANAのサービスなのかといたく感動した次第です。
海外に行く時には,ANAを基本とすることを旨としたいと思いました。
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今週の土曜日(6日)は,野口塾IN大阪です。
私は「算数ソフトの有効活用法」をお話しします。
13日(土)は野口先生を囲んでの小さな忘年会を開催します。
東京の八重洲口近くのお店で。10人入れる部屋を予約しました。あと4人ほど入れます。
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外から見た,カンボジアの学校です。
国旗が掲揚されています。
その中に,日の丸も!
こういうのを見ると,それだけで「歓迎されているなぁ」と感じてきます。
当初,先生方とのミーティングという設定でした。
ですので,一番先に6年生の速さを見せて・・・とプランを立てていました。
ところが,会場に着いたら,子ども達,保護者の方々が席に座って待っています。
また,会場にはスクリーンもセットされています。
授業参観のように展開しなければならないことが,ひしひしと伝わってきます。
開会式中によくよく子ども達を見ると,小さい子の後ろの方に大きい子座っています。
1年から6年,あるいはそれ以上の子が来ていることがわかりました。
プランは急遽変更です。
あれこれ考えて,一番先に見せるソフトは,1年生の「100までの数」の中から,10の束にして考えるソフトにしました。
このソフト,ご覧のように,まずはてんでんバラバラにアイコンが出てきます。
緑の「十」のボタンをクリックすると,アイコンがイヨーッと動きだし,10の束を形成します。
これで,とっても数えやすくなります。
そういう「十の束のありがたさ」が学べるソフトです。
さらに,青の「一」ボタンをクリックすると,残ったバラも整列し,パッと見ただけで57と分かります。
カンボジアの子に,この画面を見せました。
すると,てんでんバラバラの画面を指さしながら,どんどん数え始めます。
偉い方々が見守っている緊張感高い空間にいるのですが,それをすっかり忘れて,画面に夢中なのです。
それも,小さい子ばかりでなく,大きい子までが夢中になって数えていました。
「カンボジアの子も夢中になっている!」と力強く感じた次第です。
子ども達が夢中になって数えてくれた後,「十」のボタンをクリックしました。
瞬間,子ども達は「唖然!」です。
アイコンが動き出して,整列したので,ビックリしてしまったのです。
続けて,「一」ボタンで,バラも整列します。
それから正解を見て,盛り上がりました。
このソフトを4回ほど見せました。
見たこともない算数の教材だったので,お母さん達はバッグからスマホやタブレットを取り出し,パチパチと画面をとっていました。
これはすごい!と感じたのでしょうね。嬉しい光景でした。
と言うことで,海外で一番最初に授業した算数ソフトは,1年生の100までの数のソフトでした。
記念すべきソフトになりました。
その後は,順次学年を上げ,次第に難しい内容にしていきました。
難しくなっても子ども達はどんどんチャレンジしてきます。
あっという間に,持ち時間が終了しました。
もっとやりたい雰囲気が充満している中,私の授業は終了しました。
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カンボジアで算数の授業をしてきました。
もちろん,算数ソフトを使った授業です。
確かな手応えとして分かったこと。
それは,
「子ども達は,カンボジアも日本も同じ」
「世界の子ども達は算数ソフトに夢中になる」
「算数ソフトは世界に通じる」
ということです。
子ども達の様子,ご覧いただいている写真の通りです。
手を挙げるだけではなく,腰も浮いてしまうほどの夢中になっています。
この子ども達,手前の方が1年生で後ろに行くと学年が上がり6年生か中学生まで並んでいます。
後ろの方まで,立ち上がって答えたがるほど熱中していました。
日本の子ども達が夢中になる算数のソフト。
それを日本語のままでプロジェクターで映し出したのですが,カンボジアの子ども達も写真のように夢中になりました。
日本でもカンボジアでも,子ども達は算数ソフトを大歓迎です。
これは「世界中の子ども達を夢中にさせる算数ソフトだ」と強く確信しました。
子ども達の隣に並んでいるのは,保護者の方々です。
顔がほころんでいます。
お母さん,お父さんも,スクリーンに映った問題を見て,考え方に「ああ,そうか」と納得していました。
スマホやタブレットを持ち上げて,スクリーンに映ったソフト画面を撮影している方もたくさんいました。
分かりづらいですが,後ろの方には近隣の学校の先生方が参観しています。
10月というのは,こちらの方では1か月ぐらいの長期休暇になっています。
地域や家庭のお祭りが盛大に行われる期間なので,学校もお休みです。
そんな時期ですが,特別授業が開催されるので,校長先生が子ども達の参加のお知らせをしてくれました。
そうしたら,保護者の方もたくさんやってきて,近隣の学校の先生もたくさん参観となったのです。
開会式もありました。
国歌斉唱もあり,感動しました。
会場には来賓用のテーブル席もあり,そこには大変偉い方々がお座りになっていました。
日本から来たゲストはその後ろに座りました。
会場を見ても,歓迎されているなと強く伝わってきました。
開会式の後,授業が行われ,最後は閉会式です。
閉会式では感想が語られました。
子ども達からは,面白い・もっとやりたい。日本と同じ反応です。
保護者の方から,算数ソフトを取り入れて勉強させたいと。
先生方からも,新しい授業を取り入れていきたいと,いずれも大好評でした。
感動的な算数ソフトの公開授業参観でした。
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今回、企画をしてくれたのは,PVAJ(「アジアの誇りプレアビヒア日本協会」)です。
URL → http://www.preahvihear.org
大変お世話になりました。ありがとうございました。
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明日の夜,羽田からタイのバンコクへ向かいます。
それから,カンボジアのシェムリアップへと移動です。
シェムリアップで30分ほど,算数ソフトの紹介をしてきます。
国内では北は北海道から南は沖縄まで,全国各地で紹介をしてきました。
国内での紹介は,これから先もまだまだ続きますが,
今回は海外での紹介です。
今風に言えば,海外デビューです。
その皮切りでお披露目するソフトは,皆さんご存じ「6年生の速さ」のソフトです。
これを見たら,カンボジアの先生も大喜びするでしょうね。
なにしろ,速さという得体の知れない概念を,具体的に分かり易く演出してくれています。
学習の基本中の基本は「具体的に学ぶ」ことです。
その具体を抽象の産物である数に直結させることが,算数の理解を容易にします。
ところが,算数はこの「具体と数の直結」がなかなか思うように出来ませんでした。
それが,ソフトの開発で可能となり,実に分かり易い算数を提示できるように発展していっています。
そんなソフトをお見せできるので,今からとてもわくわくしています。
このほか,円の面積のソフト,数のソフト,数直線のソフトを御披露予定です。
その先は,会場に集まった方々のご希望を聞きながら,お見せしようと思っています。
このセミナー(?)ですが,ホテルで開催予定でしたが,私が学校も見学したいと言ったので,学校で開催されることになっています。
カンボジアの学校の中に入れるので,実にありがたいと思っています。
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12月23日(火)に神戸で,恒例の野口塾in神戸が開催されます。
私も1コマお話をさせていただくことになっています。
この件で,昨日,関田先生からメールが届きました。
テーマ変更です。
どんなテーマに変更となるかというと・・・
「算数ソフト海外へ!」
昨日のケニヤでの写真,関田先生もご覧になって,
感動してくれたのです。
その感動が,テーマ変更という形で伝わってきました。
こういう友達がいてくれることが,とても嬉しいです。
神戸ではケニヤ・カンボジアでの算数ソフトのことをお話する予定です。
カンボジアは,今月中に現地へ行くので,現地の写真をご覧いただきながら,お話をする形になるだろうなと思っています。
カンボジアで御披露するソフト。
クラウドの算数ソフトになるので,どれもこれもお見せしたいです。
でも,時間に限りがあります。
6年生の速さのソフトなど,理解が深まり,手作りでは厳しく・・・
そういうソフトと,基本である数や計算のソフトなどを御披露したいと思っています。
来週,カンボジアに向けて,大学の先生方と打ち合わせを行います。
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