「アフリカ教育視察報告会」
その第1回目は「チーム算数」で行いました。
第2回目は「野口塾IN神戸」(10月17日(土))で行います。
関心のある方,ぜひ,ご参加ください。
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「ルワンダ→ケニヤ」の視察旅行を少し整理しました。
行った先は,小学校・教育省・SBIベスト校内研修全国大会・CEMASTEA・JICA事務所・日本大使館・RDB・銀行・古本屋です。
盗難にあったので警察も見学できました。
小学校は6校も視察できました。
これが実に大きな土産になっています。
頭の中であれこれうごめき,「そうか!」と思うところが多々ありました。
やる気があれば,いろいろな事ができます。
そういう方々とスクラムを組んで大きな流れを作れたら,すごいだろうなと夢が広がりました。
小学校は公立も私立も見学でき,算数ソフトを使って授業をすることもできました。
公立でも私立でも,子ども達は同じです。
大感激をしていました。
アフリカの子ども達が算数ソフトを普通に使う,そんな日を迎えたいと思います。
しかるべきポジションの方々ともいくつものミーティングをしました。
次々に力を貸してくれる方々が現れ,実にありがたいと思っています。
この充実した視察旅行ができたのも,現地に強い方々が八方手を尽くしてくれたおかげです。
また,今日までのアフリカで,日本人の方々が質の高いお付き合いをしてくれていたおかげです。
私も,遅まきながら,アフリカへの教育貢献をしっかり前進させていきたいと思います。
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アフリカに行ったら,普通はライオンやカバ・キリンなどを見て,ワイワイするのだと思います。
そういう場に一歩も踏み込まず,学校やオフィス巡りに終始しました。
こういう旅行が一番楽しい!
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写真はCEMASTEAのカワ副所長と。撮影は久野氏。
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10時になったので,「国際報道」を見ました。
始めて見る番組です。
タイトル通り,ニュース番組でした。
前半は海外の主立ったニュース。
後半が特集「最後のフロンティア「アフリカ」 ②課題を越えて」です。
その特集で,アフリカへの教育貢献と言うことで,英語版算数ソフトを使った授業風景が流れ,私のコメントも流れました。
ニュースに「さくら社」と出て,さくら社の製品が映るという,初めての体験をしました。
ルワンダ・ケニヤまで出張した良い記念になりました。
前後して,ケニヤの公立学校と私立学校の社会問題が放送されていました。
この現実,実に重要なポイントです。
教育関係者とケニヤでいろいろ話しましたが,この公立・私立の問題が,逆に教育を促進する契機になると私達は考えています。
これから,ゆっくりとですが「ケニヤ・ルワンダの教育に貢献していきたい」と,国際報道を見て,また強く思いました。
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上の写真はKaren C 初等学校の1年生の教室で英語版算数ソフトを使って授業をしている様子です。
その一部が国際報道で放送されました。
下の写真はアフリカ理数科・技術教育センター(CEMASTEA)での様子。こちらは建物・敷地などの外観が放送されていました。
立って話をしている人は,カワ副所長です。
日本からさくら社が来たことを皆さんに紹介しています。
席に着いている方々は各教科,ICTなどの主要メンバーの方々です。
カメラを回している人はNHKのクルーの方で,私は一番奥に座っています。
この後,英語版算数ソフトを紹介しました。
みなさん,ソフトを食い入るように見て,途中からは質問攻めとなりました。
算数の専門員の方からは,「指導法がわかるこういうソフトを待っていた」と嬉しい感想をいただきました。
算数専門の先生は,最後に取材を受けていました。残念ながら放送されませんでしたが,いい話をされていたそうです。
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チーム算数が開催されている頃,ケニヤではブックフェアが始まりました。
そこに,ケニヤの会社がブース展開をしています。
その写真が届いていますので,ご紹介します。
右側の写真は,ブース設営中です。
ブースは角地です。
角地は人の流れが多いので,良い場所だと嬉しくなりました。
背面に布を張っています。
このカラーがシンボルカラーです。
左の写真は,ブックフェアが始まって,子ども達や先生が会場に入ってきてからの様子です。
マウスに伸びている手が2つもあります。
そのすぐそばには,さわりたそうな手も見えています。
子ども達が夢中になっている様子が,よく分かりますね。
このブックフェアには,私立学校の先生や生徒さん達がたくさん来場するそうです。
ケニヤの私立学校からのたくさんの参加です。
たまらなく嬉しいです。
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私は日本にいるのですが,ケニヤでこうして英語版算数ソフトが紹介されています。
これは,まさしく国際的チームワークです。
日本にいる私は何をしているかというと,チーム算数が終わり,英語版算数ソフトver2の最終開発を進めています。
あと1本,ソフトを作ったら,ベータ版が完成します。
明日の夜には終わると思います。
今日も良い一日でした。
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ルワンダで撮影した写真は,カメラごと盗まれてしまったので,手元に1枚もありません。
しかしながら,昨日,10枚の写真が届きました。
届いた写真はルワンダに入って4日目に開催されていた「SBCTプロジェクト ベスト校内研修全国大会」の模様です。
この全国大会は第1回目とのことです。
これは楽しみです。
ルワンダで校内研修が始まっているのです。
後ろの壁には模造紙などが貼ってあります。
ポスターセッションです。
選ばれた学校が個性的に研修したことが掲示されていました。
ハッキリ分かったことは,ルワンダの先生方が皆さんとても熱心だと言うことです。
これから先のルワンダの教育はどんどん伸びていくことでしょう。
楽しみでなりません。
右の写真(下)は,表彰式です。
私の隣の男性は,ルワンダJICAの室谷氏です。
私は最優秀校の代表者に,「英語版算数ソフト1年 ver1」を授与しました。
表彰の前に英語版算数ソフトのデモが行われていたので,授与されたときには会場がちょっとざわめきました。
閉会後,スタッフの方々と記念撮影。
私の隣の日本女性は吉川さん,大変お世話になりました。
写真を送ってくださったのも吉川さんです。ありがとうございました!
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このプロジェクトの午前中,ちょっと抜けて,ルワンダの日本大使館へ行きました。
大使館の前でも記念撮影をし,大使とも並んで撮影させていただいたのですが,その写真はもうありません。
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ケニヤに入って4日目。
ナイロビ郊外の小学校を訪問しました。
理事長と話して,授業を見て,大変勉強になりました。
校舎のすぐそばに給食室がありました。
時間が少しあったので,見学させていただきました。
ちょうど,野菜炒めを作っているところでした。
火加減をきちんとし,まんべんなく炒められるように頃合いを見てかき混ぜ,また時々,水を加えるなどし,子ども達がおいしくいただけるように,真心込めて作っています。
使い終わった諸道具は洗剤できれいに洗っていました。
写真右側に積まれているのは,薪。
この薪4本で1回分の給食を作れることが,給食づくりの腕になっているようでした。
薪は,新年度に予算が付き,それで購入します。
最初は生木なので,干してから使うそうです。
日本の給食室。
電気・ガス・水道など,あらゆる面で整備されています。
そこで作られる給食。
現役の時に,もっともっと感謝すべきだったと反省しました。
写真は,プロのカメラマン久野氏の撮影です。
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私の名前は「けんや」。
ローマ字表記は「KENYA」。
これがケニヤ国の表記と同一なのです。
なので,パスポートや名刺を出すと,どこででも一瞬で場が和みました。
中には,国と私とどっちが先だ?と,そんなことを口にする人もいました。
ケニヤの独立が1963年です。私のそのずっと前に生まれています。
それでまた,楽しい雰囲気になりました。
ケニヤの地で,名前をつけてくれた両親に感謝しました。
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ケニヤに最近できたショッピングモール。
1Fのレストランで,マンゴージュースを注文。
よく見てください。
氷が入っていません。
コップの中はマンゴージュースだけなのです。
しかも,ストローが立っています。濃厚です。
ジュースたる物,こうであるべきと痛感した一瞬でした。
氷が溶けて,次第に薄味になるようでは,イマイチです。
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このレストラン,日本とほぼ同じ価格か少し割高です。
それでも,お客さんが入れ替わり入っています。
そういう人たちがどんどん増えているのがケニヤなのです。
さらに,大いに発展して,平和で安定した国家を築いて欲しいと願います。
写真撮影は,プロのカメラマン久野氏です。
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