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『国語科授業の教科書』山本先生の感想で勉強になりました!

参加している野口塾MLに,石川県の山本正実先生から,『国語科授業の教科書』の「一押し!」のメールが届きました。

「進歩と向上の本質は現状の否定と破壊である」(15ページ)

「キーワードを使う」(53ページ)

私も,該当箇所を読み直しました。
「キーワードを使う」には,「話しを的確にしめくくることができる」とあります。
野口先生が日頃からお話しされている「束ね」です。極めて重要です。

山本先生から教わったキーワードもあります。
即時・即日・即実行」です。
教育の原点セミナーで伺ったキーワードです。
山本先生がつくってくれたキーワードのおかげで,私も心するようになりました。
キーワードを準備しておく事。これが重要なのです。

山本先生は,52ページの一文を短くにも野口先生ならではの学びを読み取られていました。
同様の事は,山本先生の御著書『伝わる伝わる 見える指導』のp29にも載っている事を教えていただきました。
「~ですね」を多用し,「ですね」で間を取ると示されています。
これも,まさに,その通りです。口頭の説明で,一文を短くする素晴らしい指導方法です。
子ども達も教われば,そのように話す事ができます。石川でそういう授業を拝見して,すごいと思った事を思い出した次第です。

熊谷久美子先生からは,フェイスブックで某K書店(紀伊國屋さんですね)で購入と教えていただきました。少し読み進めたところで,「濃いです」の感想も頂きました。
私も一緒で,とても嬉しかったです。

山口の篠田裕文先生の所へは,この連休中に届くそうです。楽しみですね。
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p115には,2学期の終業式に,野口先生が全校の子ども達に話したことが載っています。
壇上から子ども達に質問をした結果,子ども達は「ちやほや教育」に明確に否定したとあります。
ここを読んで,野口先生の学校の子ども達は,芯のしっかりした子へと育っているのだと思いました。
その真に迫る具体的な語りが載っています。感動的な記述です。
そうして,3学期には・・・とつながるのですが,この中身も素晴らしいです。
校長先生方には,ぜひ,お読みいただきたい一節です。

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