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所見の思い出,2つ。

b8571_300 山中伸之先生の所見辞典の本,かなり評判がいいです。学校で紹介したら,11冊の申し込みがあったとか,我が校でも10冊あったと,お知らせを戴いています。

同じ書くなら,やっぱりいい所見を書きたいですよね。
書いて嬉しい,読んで嬉しい,そんな所見が良いですよね。

所見で思い出した事が2つありました。
1つめは,所見に付箋がたくさん付いて返ってきてしまうという先生に,秘訣をアドバイスしたことです。その先生は,その秘訣に感心して同僚の若い先生に伝えました。その若い先生は,さらに輪をかけて付箋が多かったそうです。ところが,秘訣を実行したら,付箋紙が0となったのだそうです。

もう一つは,退職してすぐに,学習院などへのお受験のスクールでちょっとの間指導した時のことです。その時,通知表の所見を書くチャンスがありました。私は私なりに把握したことを書いたのですが,それが,「良い書き方」ということで,先生方に回覧されました。珍しいこともあるものだと思っていました。

だからといって,私が書いてきた所見が秀逸というわけではありませんが,少しはましという程度なのだろうなと思っていました。
でも,この所見辞典を読んで,私はイマイチだったと感じました。今更ですが,勉強になりました。

私には,もう所見を書くチャンスはありませんが,この本をお薦めすることで,先生方の所見の応援をしていきたいと思っています。
良い本です。

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