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事前学習法で模擬授業をちょっと

8月10日(日)午前11:00~11:30。
スクーで「横山験也の算数の授業」の第2回目の放送をします。
前回,音声が切れてしまい,途中で中止しました。
その再挑戦放送です。
今,生放送ので授業を「受けたい!」という方が29名にもなっていました。
嬉しい限りです。張り切って,放送します!!
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9月6日(土)は,授業の原点セミナー「国語科教育 原点から実践まで」が開催されます。
目下,申し込みが10名です。皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
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b8331広島で,ほんの短い時間でしたが,「事前学習法・算数編」を行いました。
事前学習は,「黒板→算数ソフト」で行いました。
それから,教科書を開いて学習しました。
この事前学習法ですが,教科書を開いてからは,野口先生の模擬授業に近い感じになります。
教科書をみんなで見ながら,あれこれ語らえるので,「事前学習法は面白い学習法になるな」と感じました。
事前学習法については,丸岡会長がメーリングリストやFBのページを作ってくれているので,実にありがたいと思っています。

面白かったのは,板書で180度を学習した後に見た算数ソフト。右の三角形を敷き詰めるソフトを見ました。
このソフトを見て,板書で学習したことが結びつき,すぐに「180度になっている」と出ました。
これは,とっても重要な一言です。
「180度」と数字を伴って,現象を見ているからです。レベルの高い発言です。

「数」と「現象」が一致する目。これが「算数の目」です。
今回なら,「180度の目」となります。

ソフトの三角形をドラッグして,敷き詰めを増やしたら,180度になるところが次々増えます。
増えるに従い,敷き詰めを見る「180度の目」が肥えてきます。
「180度の目」が肥えると,印刷物を見ても,180度が見えてきます。
教科書の敷き詰めの図を見ても,自然と180度になっているところが目につき,内心「180どだ」と思います。
底力がつく流れになっていました。
模擬授業をしながら,非常に手応えを感じました。

事前学習法の算数。若い先生方と大いに研究して行きたいです。

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