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野口先生の研究会の方々と多田元樹校長先生のお祝いの会を開きました!

木更津技法研という教育研究会があります。主催は野口芳宏先生です。
この研究会の立ち上げの立役者だった多田元樹校長先生が,県の教育功労賞を受賞されました。
県の功労賞ですから,おいそれとはいただけません。
そこで,野口先生がお祝いの会を・・・と発起してくださり,私も参加させていただきました。

技法研のメンバーが多数集まっていて,とても居心地が良かったです。
全体の親分的立場で語っているのは,あの横田経一郎先生です。
現役の指導主事の先生方も多数参加しています。
なかなかヘビーな方々の集まりですが,懇意にしていただいているので,祝賀会全体がとっても楽しかったです。

会の前後は,個人的な話しをしていたのですが,平野先生と妙に意気投合し,面白い本を作ろうかということになりました。
この先,時々あって打ち合わせなどをしていくことになると思いますが,私とマンツーマンでは私に飲み込まれてしまいますので,若い人を何人か仲間に入れて,平野先生をリーダーとするチームで進もうと,そんなことを話した気がしています。

チームといえば,「三人寄れば文殊の知恵」です。
この言葉の後に,実はあと4文字続くことをご存じの方,いらっしゃいますか。
これが,私の祝辞の内容です。
「三人寄れば文殊の知恵というが」が正解です。
この意味を教えてくれたのが,多田校長先生です。

今から15年ほど前,多田先生は私を由緒ある『視聴覚教育』誌に関わるプロジェクトに誘ってくださいました。
その頃,この雑誌に多田先生が長期連載をしていました。
その時の論文のテーマに「三人寄れば文殊の知恵というが」があったのです。
この内容が実に素晴らしく,祝賀の席で横田先生に全文朗読をしていただきました。

「力のない人間が集まったチィームは,たいした仕事もしないくせに,不平不満や人の悪口ばかり言っているのが常である」
「より良い結果が得られるのは,一人だけでも良い仕事ができる力を持った人間が集まったときである」
集まってくださった先生方には,多田先生の書かれた「一人だけでも良い仕事ができる」ような,上を目指す人間として,チームを組める人になって欲しいと思った次第です。

木更津は若い先生方の学びの熱が高まっているとのことです。
年明けからは,木更津に少し足を運ぶ回数を少し増やしたいと思いました。
何か,面白いことが起こりそうな予感がしています。

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