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宇佐美先生から封書が

b8484打ち合わせの合間に,久しぶりに喫茶さぼうるへ。
短い時間でしたが,読書できました。
今日は『山県有朋』(岩波新書)です。

1,勝敗は戦略如何にもよるが,武器の精粗に追うことが極めて大きい。
2,教育勅語は他の勅語とは異なっている。

1は下関戦争での山県有朋の得た教訓です。
外国軍の圧倒的な武力を体験し,そこから教訓を得る。
こういう力を持っていたからこそ,日本海海戦では最新鋭の軍艦をそろえて,負けようのない戦を行えたのです。
斯くありたいと,私も思います。
わからせることができないまま,数多くの子を次の学年に送り出してしまった経験が,少しでも優れた教材の開発へと私を駆り立てているのです。

2は副署がなく御名御璽(ぎょめいぎょじ)だけなので,「天皇個人の意思の表明」となります。そういう勅語だったと知り得て,良い勉強になりました。

他にも「算える」と出てきたり,身分のある人同士は廊下ではすれ違わない事例も載っていて,ちょっと教養が深まりました。

良い気分で家に帰ったら,宇佐美先生から封書が届いていました。
姿勢を良くして拝読。25日は東京へ行くことにしました。

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