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平井社長撮影の写真が,三省堂本店での野口先生の・・

4月3日(木)にジュンク堂本店で野口先生の御講演があります。
その翌月,5月17日(土)には,三省堂本店で野口先生の御講演があります。

今,三省堂本店での御講演のポスター作りが進行しています。
野口先生のお写真も載ります。
どんな写真にしたらいいか検討した結果,「やっぱり御講演中のお写真が良いだろう」ということになり,何枚も撮影しました。
でも・・・
どうにも,良い感じには撮れていません。
やっぱり,素人の撮影はどこか甘いのだと思います。

写真・映像といえば,大阪・かやの平井社長。
すぐに連絡をしました。
即,OKです。
平井社長が撮影した野口先生の素晴らしいお写真を使わせていただけることになりました。
写真付近に「写真撮影:平井良信(Kaya)」とクレジットが出る予定です。
ポスターが出来ましたら,そこもご覧になってください。

4月,5月と楽しみが続きますね。

入学前の算数ソフト

8524入学前の算数ソフトです。

指定された数だけ,おにぎりをクリックします。
クリックするだけで,自然と心の中で,「いち,に,さん」と数を唱えてしまいます。
これ,数とおにぎりの一対一対応です。
基本中の基本です。
良い学習になりますね。

今作っている一連の入学前のソフトは,算数の土台作りを念頭にして作っています。
ですので,算数的な力となるあれこれが少し多めに盛り込まれています。

このソフトの場合は,右側の赤いマスもその1つです。
ここには,おにぎりが並びます。
並ぶときにも,1対1対応の学習が出来ます。
対応した後を見ると,
「赤い線+おにぎり」となっています。
これが,
「数直線+具体物」の学習につながります。
単なる線でしなかい数直線に,実は具体物がひっついていると見なせる力が付いていきます。
数直線を,長さ,具体物,分離量,連続量と多面的に見ることが出来る方向へ少し近づけますね。

また,おにぎりが半透明になっています。
「大事な算数の基礎力が付いて欲しい!」と願って半透明にしています。
実際に操作してみると,小学校の先生ならすぐに分かります。
「あっ,これって,あれジャン!」とはピンと来ます。

そうそう,「タッチ」を片仮名にしました。
押さえでルビをつけました。
これは,島根の広山先生からのお声をいただいてこのようにしました。
広山先生,ありがとうございました。

大分の古城校長先生も,この入学前の算数ソフトにご注目くださっています。
兵庫の関田先生は,御子息の王子様に使ってみてくださいます。
岡山の新納先生からは,グッと来るアドバイスを戴いています。
兵庫の松田先生からは,特別支援の教育にも有効とお言葉を頂きました。
皆さんと力を合わせて,子ども達の算数力を少しずつ高めていきたいです!!

入学前の算数ソフト

チーム算数の開催日が決まりました。
4月5日(土)です。
場所はいつものジョナサン。時間は午後2時からです。
城ケ崎先生の話を伺うことができます。楽しみです。
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8525数の順番のソフトです。
範囲は,1~5です。
並び方は1ずつ増えるタイプです。
ですので,誰がやってもできそうなほど,易しい算数です。

易しいのですが,ある程度の学習を積んでいないと,やっぱりわかりません。
2より1つ多いのが3。
3より1つ多いのが4。
こういうことが頭に入っている子は,このソフトも楽しくすいすいできるようになります。

こういう数だけの問題を見て,2問3問と連続して間違える子は,数の裏に隠されている量の感覚がわからないのです。
無理に覚え込ませようとしないで,ちょっと落ち着いて,量と数を一致させる勉強をすればいいのです。
このソフトもすいすいできるようになります。

このソフトは,まだ作り途中です。
単純ですが,なかなか面白いです。
入学前の子もきっと楽しく取り組んでくれると思います。

入学前の算数ソフト

8526入学前の子にも,算数の基礎力をしっかり付けて欲しいと願っています。

これは,「同じ・違う」を識別するソフトです。
識別なんて言うと,あれこれ考えてしまいそうですね。
例えば,向きが違うとか,位置が違うとか,固まっている・散らばっている等々。
視点をいろいろと持つことで多様な識別が成立します。

複数の視点が出てくるのは,右のような画面を1つだけ見ているからです。
==1事例は思考を想像的にする==
ですので,何でも良いから思いついたことを言わせたいなら,1つだけ事例を見せるようにします。これがコツです。
想像的な意見がたくさん出ても,算数の力はあまりつきません。
下手な考え休むに似たり,となります。

何かしら一定のきまりで識別されていることを把握すること。
それには,2問,3問とやってみることです。
複数行うことで,そこに共通するきまりを見いだせるようになります。
こうやってきまりを見つけることが,算数を学ぶ上での必要な力なのです。
そこを意識して,何回かクリックしている内に,どうも,「数」で識別されていると認識されるように,作ってあります。
数に着目して,同じ数ずつ3つ出てきて,1つだけいつも違う数になっていると分かれば,グッドです。

「同じ数ずつ3つある」
この見方が,算数的なのです。
そこに違う数があり,これがアンバランスになっていると感じられると,それはかけ算の素養となります。

これだけでも,算数の勉強としてとても良いのですが,さらに,おまけでもう一つ,いい勉強が出来るようになっています。
算数らしい良さが多めに入ったソフトになりそうです。
とても嬉しいです。

長瀬拓也先生の『ゼロから学べる学級経営』

b8437今日は,珍しいメールが届きました。
明石要一研究室からです。

昨年,明石先生が千葉大学を退官されたので,長年続いていたSG会も休会となっていました。
それが,この4月から復活するとのメールでした。
SG会には,若い頃,毎月のように参加していました。
宇佐美寛先生や向山洋一先生,千葉大附属小学校の先生方も同席されたことがあり,かなりレベルの高い研究会でした。
私が強く学んだことは,「本を読んで,頭の足腰を強める」ことでした。

4月からの会場は,JR稲毛駅近くにある明石事務所です。
事務所への御挨拶も兼ねて,4月のSG会には行けるようにしたいと思っています。
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本を良く読んでいる先生の本,良いのが手元にあります。
岐阜県の理論派,長瀬拓也先生の新刊,『ゼロから学べる学級経営』(明治図書)です。
分かりやすいです。
目配りも良く聞いていて,よく勉強しています。

もうすぐ,新年度。
そこに向けて,この本を手元に置いておくと,いろいろと役に立ちます。

読んで,グイッと来たのは「熱く語る」というところです。
長瀬先生を理論派と思っていたので,ちょっと認識が変わりました。

入学前の子の算数ソフト

8527昨日の続きです。

小さい順に数をタッチするソフトです。
このソフト,アヒルが良い働きをしています。
アヒルをクリックすると,数の配置が変わります。
もう,これだけで,楽しいです。

1にタッチすると,青い線が出てきます。
この線により,「1の次は・・・」と,順番が意識されます。
2をタッチしたら,赤い線に変わります。
これでOKという意味です。

赤い線。
これを見るだけでも,算数の良い勉強になります。
図形の辺や頂点の基礎体験をしていることになります。
妙に交差しておかしな形ですが,こういういろいろな形を見ることが,図形認識の土台になっています。
そんなことを思っていたら,急に,5までたどり着いたら,赤線を囲まれた形にしてみたくなり,やってみました。
とっても面白いです。
いいなあと思ったのですが,これは止めることにしました。
数の意識がちょっと飛んでしまうからです。
図形の基礎を楽しむソフトは,別に改めて作ることにしました。
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