中学1年生の空間図形のソフトです。
中学の数学は,面白いですよね。ソフトを作って動くようにすると,大人の私ですら,「面白い!」と感じます。
これなら,小学生が見ても問題なく理解できるなと感じています。
ところが,1点増やして,点の数を3つにすると。しかもその3点が一直線上にないとき。そうなると,どうなるのでしょう。
3点ですから,平面は1つしかできません。
難しいのは,それをしっかり伝えることです。それには,ちょっとした演出が必要です。その演出がうまく作れたので,これも面白くなっています。
中学のソフト開発は,算数ソフトにはない面白さ,楽しさがあります!
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7月7日(土)は,野口芳宏先生の御自宅で「素麺流し野口塾」です。私はここに毎年参加しています。参加してみたいな・・・と思われた先生,どうぞ,お申し込み下さい。
2年生の「時間の単位」を学ぶソフトです。『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』の2年の2巻に収録されているソフトです。
この製品版のDVDソフトを使われた先生から,嬉しいメールをいただきました。子ども達が多いに喜んで勉強しているそうです。もう,それだけで,心にグッときます。作って良かった!と思います。
このソフトは,ちょっと面白く作り込んでいます。
ご覧のように,午後6時頃を過ぎると,風景が夜になるのです。そうして,満月まで出てきます。
朝の6時頃になると,今度はあたりが明るくなり,太陽が昇ってきます。
満月と太陽は正反対の位置に現れるので,ちょうど良い感じで昼・夜が切り替わります。
この単元では,「午前」「午後」を学びます。時計の真ん中に「ごご」と出ていますが,これが夜中の12時を過ぎると「午前」に変わります。その瞬間,画面の上にある帯のひよこが右端から左端に瞬間移動します。新しい1日の始まりです。
こんな楽しい時計は,なかなかありません。
大型書店やamazonnで販売されています。ぜひ, 使ってみて下さい。楽しいですよ。
中学1年の数学。空間図形のソフトです。
展開図に開いて,また,立体に戻るだけなのですが,その動きにちょっと工夫を凝らしています。
どんな工夫かを説明すると長くなりそうですので,少しわかりやすく工夫したと言うことにしておきます。
このソフトもそうですが,開くアニメーションと,閉じるアニメーションの両方を見ることができます。
これまで,技術的に一方だけを見るタイプになっていたのですが,両方見ることが簡単なプログラムでできることが分かったのです。
そのプログラムを活かして作れたので,とても良い気分です。
まだ,完成はしていません。この先,少し作り込みをするかどうか,今,思案中です。
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7月7日(土)は,野口先生の御自宅で「素麺流し野口塾」があります。私はセブンイレブンまでの送迎係です。
毎年,楽しく過ごして終わるのですが,今年はちょっと思うところがあります。1年後あたりを考えて,何人かの先生とゴソゴソとお話しをすることになるかもしれません。
そう思っていられる今が幸せです。
江部さんと一献傾けてきました。
市毛先生と佐藤先生も御一緒です。
江部さんの話は,何度伺っても面白いです。
GHQの事もそうですし,朝日新聞のこと,日教組の教研のこと,国語教育のこと・・・
どもれこれも,思わず相づちが大きくなります。
たくさんお話を伺ったのですが,やっぱり偉大な人は違いますね。80を超えているのですが,これから国語教育の改革を進めるというのです。半年ほど前にもそういうお話を伺っていたのですが,今回は,かなり具体的な話しになっていました。
そのお話しの方向に事が運ぶと,新しい国語の集会が起こりそうです。
運動はどうやって進んでいくのでしょう。そういう所にちょっと興味が湧いています。
佐藤先生は愛知教育大の先生です。市販されている国語の雑誌は全部目を通されている先生で,それだけですごい!と思いました。江部さんが高く評価されている研究者です。
市毛先生と江部さんは50年来の友人で,ツーカー状態です。ですので,お二人の会話は時々見えなくなりました。
いろいろとお話を伺いつつ,気になることが2つありました。
1つは,もはや避けて通れないコンピュータとの融合です。この点については,佐藤先生がかなり目配せされているの,少し安心しました。
もう一つは,論理的思考と他教科との相性です。いつかこのあたりが分かる人の話を伺ってみたいと思っています。
今日は良いこと続きでした。
フェイスブックで友達になった仲矢先生から,時計のソフトが子ども達に人気で,授業参観でもグッドだったとお知らせをもらいました。そうしたら,山田先生からも3年生の学年で時計のソフトが引っ張りだこの人気とのことでした。
役に立っているんだなと思うと,とっても良い気分になります。
そんな良い気分で,夜にはNHKのスパコン京の番組を見ました。
見たら,ビックリの連続です。紹介されていた画面には,驚くほどのスピードでスパコンを使った世界が広がっていました。
これは,全く新しい面白いことがどんどん生まれてくる,生み出す人が続出する,そういう感触です。面白い時代に向かって大前進が起こっているのです。良いですよね。この激動的発展。
ここでもまた良い気分になり,この良い気分に載っかる感じで,試しでやってみたプログラミングが,なんと大成功!片道のアニメーションから,往復のアニメーションへの変更が,簡単なプログラム修正でできたのです。
仲矢先生・山田先生からのお知らせ,スパコン京,そうして往復アニメ。
どれもこれも,心に響く「良い感じ」で,心の中では私も世界の最先端でした。
とっても良い気分なので,次は回転しながら開き,閉じる,そういうプログラムに挑戦してみようと思います。
クリックすると,赤青の広さが変わるので,それを見て,どっちが広いか考えます。
パッと見て,「青が広い!」と分かる子も出てきますが,ます目が出てくると言うことは,数に着目すると言うことですので,念のために数えて見ることも大切な学習となります。
そうして,数を比べて,「青の方が数が多いから,青の方が広いね」となります。
こういう言い回しは,論理的で良いですね。
「Aだから,Bです」
つまり,「根拠」→「判断」の思考をしていることになります。良い感じです。
このソフトを使うと,それ以上に期待できることがあります。
3回,4回,5回と問題を出している内に,「青は半分より多い」などと言い出す子が出てきそうです。
どうして半分より多いと分かるのか,そこを聞いてみると,思わぬ考えが出てきそうです。
子ども達の思考力がちょっと鍛えられそうですね。