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ルワンダの国営放送に!

b7696ルワンダの国営放送RTVの午後8時のニュースに,さくら社アフリカプロジェクトチームの長沼氏が映っていました!
長沼氏の座っている席は,首相や教育大臣・労働大臣が座るVIP席です。

このような席に長沼氏が座れたのは,ルワンダ調査の間にミーティングをしたフランソワ氏のお取りはからいです。
と出会ったのは,この放送の5日前ですが,あっという間に意気投合し,お誘いをいただきました。感謝感激です。

私も会場に行きたかったのですが,残念ながら帰国の途につかねばなりませんでした。

この日のイベント,ルワンダの新聞にも出ています。英文ですが,関心のある方はお読み下さい。
こちらです。
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ルワンダ大学にて

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24日~30日とルワンダにいました。
この写真はルワンダ大学の教育学部の建物から。遠くの方まで素敵です。

ルワンダ大学というのは,日本で言えば東京大学です。
そこの准教授と一時歓談しました。
パソコンを使った小学校教育には課題が多いとアドバイスをいただきました。

さくら社のIMがそれを少しでも解消できたら・・・と思いました。
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日本基礎学習ゲーム研究会

b7699フェイスブックに「日本基礎学習ゲーム研究会」というグループがあり,そこに昨日,右の「二字熟語クロス」をアップしました。4年生以上向けです。

楽しんで下さる方がいらっしゃるので,ありがたいなぁと思っています。

日本基礎学習ゲーム研究会のグループは「秘密のグループ」という設定になっていますので,参加している方のみ見ることができます。
関心のある方は,フェイスブックからご入会下さい。
こちら です。
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そろそろルワンダへ出立です。
羽田からドーハへ。これが11時間45分。
ドーハからルワンダの首都キガリへ行くのですが,途中,ウガンダのエンテベで昇降があり7時間30分。
かなりの長旅なのですが,あれこれ夢を思い描いていると,じっとしている時間も楽しい一時になります。

夢を持って生きていると,良いことがいろいろありますね。
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『なぜ数学を学ぶのか』

b7700海外関連で知り合いになった方が紹介してくれた本を読みました。
この本『なぜ数学を学ぶのか』は岩波ジュニア新書なので高校生ぐらいが読者対象です。読みやすく,一日の通勤中に読み終わりました。

面白かったのは,「数学の本質」です。
それは2つあり,「論理性」と「自由性」です。
その説明の後,ずばり,次のように記しています。

「数学の世界」というのは「論理のうえに成り立つ自由な世界」

こういう見方はいいですよね。自由というのは規則が明確になっているから成り立っているということがわかるからです。

算数でも同様のことが言えます。
棒グラフや折れ線グラフを学んだ人は,新聞のグラフを見ても,縦軸・横軸などから中味の様子が大方伝わり,「そう言うことだったのか」などと,そのグラフから自分なりに考えたり,感想を持ったり出来ます。でも,学んでいない人はそうはいきません。「わからない」という壁ができるだけで,グラフから得る自由な思いを体験できません。

算数は数学より生活に近いため,算数の規則性を学ぶことで,日常の多くの共通認識を会得し,さらにそれを一瞬で理解するようになります。そこに自分のこれまでの体験が関わりを持ち,自由な思いを巡らせることが出来るのです。
算数を学ぶと言うことは,言い換えれば,頭をより複雑により高度に自由に巡らせられることなのです。これは,脳の解放と言ってもいいと思います。

この本は,論理性と自由性の後,証明・論証などの話へと進んでいます。
その方面が気になる方は,ぜひお読みになってみて下さい。
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明日は「チーム算数」開催日です。
終わって一休みしたら,ルワンダへ出立です。
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ルワンダへの準備

b7701土曜日の夜,ルワンダに向けて出立するので,少しずつスーツケースにあれこれ入れ始めています。
虫除けなども入れるのですが,一番気になるのは,持って行く本です。夜の便とはいえ,飛行機に行きは19時間,帰りでも17時間も乗っているので,その大方を寝るか映画を見るかしていても,まだまだ時間があまります。今回はフライトの達人から教えてもらった首枕を購入したので日がある時間帯は本を楽しく読めそうです。

飛行機は途中ドーハで乗り継ぎます。立派な飛行場です。
外に出てみたい気もしますが取り立てて用事がありません。
目的地のルワンダには,ありがたいことに用事がてんこ盛りで,午前・午後はミーティングと学校訪問で丸五日分びっちり埋まっています。
行事予定はどれもこれも算数ソフトに関わることなので,私にとってはとても楽しい行程となっています。
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バングラデシュのナンバープレート

b7735バングラデシュで乗った車のナンバープレート。
交通事故にあっても,ナンバーを伝えることができません。かろうじて,「8」が見えるので,「8がありました!」と報告すれば良いのでしょうが,それもままなりません。なぜなら,この「8」に見える数字は,現地では「4」だからです。
「14-5911」
と,このような並びになっていますが,すらすら書けたわけではありません。いただいた1年生の現地の教科書を見てやっと変換ができたしだいです。

日本で言えば,漢数字で「一四-五九一一」と書いているようなものです。明治前半の算術書には,筆算に書いている数字一つ一つに漢数字でルビがふってあるものもあるので,バングラデシュの教育現場でも,きっと算用数字にベンガル語でルビを振るということもあるのだろうと思います。

b7703街に出ると,至る所に張り紙がしてあります。ベンガル語の張り紙が多いのですが,ご覧のように英語の張り紙も結構あります。

どっちの数字がいいかという問題もありますが,あと20年もしたら,手元の端末で全ての言語が翻訳される時代になります。こういうチラシの文字も,見るだけで日本語に変換されて見える時代です。
そうなってくると,母国の数字を大切に使う国は永遠に使い続けられますね。ベンガル数字は永遠に不滅となりますね。いいですね。

バングラデシュのミーティングで大評判だったのは,算数ソフトです。
算数の内容は世界共通なので,バングラデシュでも大人気でした。
日本ではダウンロード版を簡単に利用できますが,今の段階ではバングラデシュからではチト厳しいです。時代が進めば,海外かもらバリバリ使えるようになりますが,それはまだ先のことです。
すでに,どんどん使える日本はやっぱり先進国なのです。
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