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第2回 奇跡の算数セミナーは歩みを始めた

水道橋駅近くで「第2回奇跡の算数セミナー」を開催しました。
今回も,前回同様,算数ソフトをよく使っている先生に御発表いただきました。

やっぱり,ソフトを普段から使っている先生は,話す内容が違います。常識的な算数の話しではなく,ソフト活用から生み出していった方法がまず出てきます。これの質が高いです。さらにそれを平素の授業へと拡張している先生もいます。さすがと思います。
今回の御登壇の先生は,佐々木智光先生,城ヶ崎滋雄先生,奥田吉彦先生,藤本浩行先生,佐藤宗巧先生です。
次回も,引き続き,パワフルに発表していただく予定です。

私も少し話しをしました。
「算数がわかるということ」です。
これを話すには,まず,「算数」が分からないとなりません。
それから,「わかる」ということが分からないとなりません。

例えば,算数がどんな勉強なのか,それを明確にするために,理科とのちがいを考えてもらいました。
簡単なことなのですが,意外とわかっていません。算数と理科の違いが分かれば,算数の特徴がより明確になり,指導の力点がかなり明確になります。

つぎに分かるです。
「人から教わる」「自分から教わる」の2つがあり,人から教わる方は,いわば受動的学習なので,これはダメな学びなのです。
そうならないように,子どもが自分から教わろうとするような状態,つまり,能動的な学習になるようにすることです。これは,レベルが高いです。
そういう学びの基本を知った上に,「自分で気付く」導きをするのです。これが,学びの最高峰です。

そういうグッドな状態で算数を進めやすい教材が算数ソフトなのです。
それから,かなり核心に入っていき,あれこれ話しました。

今回の講座に,若い先生がたくさん参加していました。その中に,品川先生もいました。
聞けば,算数ソフトをいつも使っているとのことです。次回は品川先生も発表です。

特異だったのは,高校の数学の浜田先生が参加していたことです。
御自身で作った数学ソフトを披露してくれました。考え方が実に良いです。
数学の学びを変えていこうという強いものを感じるソフトでした。
妙に,意気投合しました。
次回は,浜田先生の学校が会場となる予定です。

奇跡の算数は,奇跡の数学へも歩み始めそうです。

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