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『菊と刀』は良いですね。

東京で打ち合わせがあり,その道中,『菊と刀』を読んでいました。
とは言っても,平凡社が出した世界教養全集7に収録されているものなので,若干の省略があります。
文庫本で読み直してもいいなと思うほど,この世界教養全集7に載っている作品は面白いです。
『秋の日本』
『東の国から』
『日本その日その日』
『ニッポン』
『菊と刀』
どれもこれも,勉強になります。
生で見たことのない,明治時代や大正時代,昭和前半。
このあたりの日本人はどんなだったのか,実際の所を見てみたいのですが,タイムマシンを持っていません。
本を便りに時代をのぞくのが,一番だなと思っています。
しばらくは,この時代を散策してみたいと思っています。
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今月は11日に開催される野口塾in相模原で話します。
テーマは「姿勢の作法」です。
珍しく素戔嗚尊(すさのおのみこと)の話しもする予定です。
日本に伝わる最古の作法の話しです。
これに,オーバーの話がリンクします。
なかなか面白いところです。
お近くの先生,ぜひお越しください。

翌12日は,実感道徳研究会に参加します。
担任の実感を!というが,スローガンです。
必然的に,心を打つ道徳実践が多くなっています。
今回は,何を感じるか。
それが楽しみな会です。

福嶋先生が,将棋大会の景品に選んでくれました!

b8492_300北海道で開催された将棋大会の賞品に,『CD-ROM付き[奇跡のソフト]で小学校の算数がスッキリわかる!』(扶桑社)が3冊も入っています。
もちろん,賞品にイチオシしてくれたのは,このブログでもおなじみの福嶋先生です。
将棋と算数の相性が良いので,相乗効果が出るようにと,選んでくださっています。

これだけでも,十分にありがたいのですが,福嶋先生は,さらに,算数ソフトのクラウドをノートPCで子ども達が自由に使えるようにしたそうです。クラウドを楽しまれた親子もあったそうで,嬉しいニュースとなりました。

ここまで書いたら,福嶋先生からメールが届きました。
大会中に,クラウドの算数ソフトに子ども達が群がっていたそうです。
それも,4才~3年ぐらいの子です。
算数は,やれと言われても,なかなかやりたくなる対象とはなりません。
それが顔をつきあわせるように画面を見ていたのです。
ビックリです。将棋をやる子は,やっぱり算数も好きなのですね。
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関西大学初等部の公開,今年は2月1日(土)なのですが,どうも500名限定となっているようです。
申し込まれる先生は,お急ぎください。
私は,調整がうまくいけば,参加します。

平先生の『究極の説得力 人を育てる人の教科書』が出ます!

b8493_400_2骨太の本です!

「説得力は,話の技術だけの問題ではなく,教師の生き方,人間性の問題である」

これが,「はじめに」に書かれています。

平先生は愛知の先生です。
説得力を高めようと,東京にある話力総合研究所に20年以上も通われ,そこから得た結論から導き出された説得力がこの本に書かれています。

第一章 人を育てる仕事に就いたのだ
1 教師の基本は「与える」精神にあり
2 まず「受け止める」器の大きさが必要なのだ
3 こだわりの学級経営は意外と弱い
4 アドバイスほど安易なものはない
5 土台づくりはスキマ時間に

第二章 つまるところ説得力勝負だ
第三章 人間としての幅と深み
第四章 見た目も磨かねばならない
第五章 「手っ取り早く」はあり得ない

読み進めつつ,いろいろな先生のお顔が浮かんできました。
ああ,宇佐美先生のようだ。
これは,野口先生のようだ。
身近な先生では,やっぱり城ヶ崎先生が浮かんできました。
不登校児の担当をして以来,人が変わったように自己啓発を続けてきたからです。

2年ほど前でしょうか。
平先生と久しぶりの再会をしました。
終始にこやかで,教育の話しに花を咲かせました。
歓談しつつ,伝わってきたのは器がちょっと違うなという感触です。
年明けの1月,また,お会いできるのでそれが今から楽しみです。

「人を育てる」立場の人には,ぜひ読んでいただきたい一冊です。

明日の朝日新聞,1面の広告欄に載りますよ!

b8885_300朝日新聞の明日の朝刊,1面にDVDブックの広告が出ます!

大人気のDVDブック『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』

算数の授業で使ったら,どんどん手上げる子が増えた!
算数でつまずいていたあの子が,80点をとるようになった!
もっと,問題を出して欲しいと,子ども達が前向きになった!
明日も,算数をやって欲しいとおねだりする子がでてきた!
家でもやりたいと言う子も出てきた!

とにかく,算数の勉強に嬉しいことを巻き起こしたDVDブックです。その新聞広告が初めてでます。しかも,大新聞の1面に。うれしいです!!

このDVDブックには,算数ソフトが満載されたDVDが入っています。
1つの学年に,1巻,2巻,3巻,4巻,5巻があり,
1年から6年までで,合計30巻のシリーズになっています。
各巻3000円+税です。

昨日の神戸のセミナーでも,3年生のDVDブック5巻分をまとめてご購入された先生がいらっしゃいました。
きっと,3学期には,どんどん勉強が進む授業が展開されるものと思っています。
DVDブックを使うと,授業がいつもよりスピードアップして進むので,これを御家庭で使ったら,良い感じになるでしょうね。
そういう御家庭が増えてくれたらと願うばかりです。

広告が載るのは,あの天声人語の下の欄です。嬉しいものを感じます。
東日本は明日の24日の朝刊です。
西日本は27日の朝刊です。

『弱くても勝てます』を読みました

b8497さくら社で2件の打ち合わせをしてきました。
両方とも大きな規模のプロジェクトになりそうです。
関係する方々とよい活動をしていき,大きなさくらの木に育てたいと思いました。

東京への電車の中で,『弱くても勝てます』を読みました。
週1回しか練習できない開成高校。
普通の練習をしていたのではダメとのことで,勝つための独自のセオリーを生み出しています。
このセオリーの目の付け所がなかなか面白いです。

常識にとらわれず,大局的に考え突き詰めると,こうなるのだなと,妙に納得しました。
読みながら思い出していたのは,南郷継正の『武道の理論』です。
体の小さい人が,大男に勝つためにはどうしたらいいのか。
そういう論理が載っています。

もちろん,算数ソフトに通じるものも感じました。
「算数が弱くても,わかります」
そんな所だなと,妙に愉快な気分になりました。

本の裏の帯には,「爆笑必死」を大きな字で書いてありました。
爆笑はしませんでしたが,痛快さを感じる本でした。
思うに,常識とはちょっと違う形を取り入れて,成果を挙げている方への応援歌のような本と言えます。

扶桑社のトップページに『奇跡のソフト』が載っていました!

b8514扶桑社のホームページを見てびっくり。トップページの本だなに『CD-ROM付き[奇跡のソフト]で小学校の算数がスッキリわかる!』が並んでいました。
いつから並んでいるのか,分かりませんが,また,いつまで並んでいるのかもわかりませんが,精魂込めて作った本がこうして版元さんのトップページに載るのは,嬉しいですね。

小学校の先生方が学ばれているセミナーに,私も時々呼ばれることがあります。主に,算数の話しをすることが多いです。

算数ソフトの他に,喜ばれているのは,算数の学習で使える手作り教材です。
昨日も,千葉県の小学校でお話ししたのですが,「0.1が12こで1.2になる」
という,数概念のかなり重要なところで使える手作り教具を御紹介しました。
先生方は,高いレベルで納得されていました。

今月は,30日に名古屋でお話しをします。こちらです。
内容は,「学習ゲーム」「明治時代の作法の話」「ICTを使った算数」です。
学習ゲームの時間に,算数の手作り教具を少し御紹介したいと思っています。
作法は,基本的に姿勢の話しです。
そうして,ICTの算数です。クラウドもできましたので,元気よく算数ソフトの奇跡などを織り交ぜながら,お話ししたいと思います。
会場に足を運ばれる皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

12月には,奈良と兵庫におじゃまします。楽しみです。