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ビッグサイトのブックフェアへ

ビッグサイトで開催されているブックフェアへ行ってきました。

たくさんの人でにぎわっていました。
例年ですと,偶然に知り合いに出合うことはないのですが,今回は,その偶然がありました。
とあるブースで話しを聞いているとき,ふっと隣のブースを見たら,昔,一緒にお仕事をしたことのある方とよく似た方が立ち話をしていました。
隣のブースは吉川弘文堂です。でも,立っていた方は,小学館関連の企業にお勤めしていた方なので,他人のそら似だなと思っていました。
ところが,ところが,吉川弘文堂さんのブースの前を通って,その方と目があったとき,「あっ,先生!」と声をかけてくれました。
やっぱり昔御一緒した方でした。
懐かしさもあって御挨拶をしていたら,その方がジャパンナレッジというインターネット辞書・辞典検索サイトの案内をしていたので,少し話を伺いました。
これが,また,実に良いのです。
日本大百科全書・字通・現代用語の基礎知識・東洋文庫・国史大辞典・古事類苑等々が,全部使えます。
東洋文庫だけでもグッと来るところに,あれこれたくさん付いています。
お試しをさせていただけることになったので,それを見て,愛用者になるかどうか決めようと思いました。

クリエイターのコーナーには,今年もスズメクラブさんと多田歩実さんがブース展開していたので,御挨拶に行きました。
スズメさんは光文書院さんからスズメロボ学習シールを新しく出し,多田さんは新しくネットなどのカットの仕事に進出していることを話してくれました。知り合いが前進していく姿は,やっぱり良いですね。

ビッグサイトでの見学は,やっぱり疲れるので,休憩所に行きました。そこはVIPの方だけと言うことだったのですが,なぜか,出版社の方はどうぞと言われ,休憩できました。ちょっと嬉しい一時でした。

中古品が1万円を超えていました

「アマゾン 横山験也」で検索をしたら,3冊ずつ本が並んでいるページが出てきました。
こういうページの存在を知らなかったので,なんだか新しい発見をしたような気持ちになっています。

開いたページには,正規の販売価格と,中古品の価格も出ていました。
中古品の値段が面白く,つい最後の作品まで見ていきました。

一番安いのは,1円です。
実際には送料がかかるので,251円になるのだと思います。

高いのは,1万円を超えていました。
『親子で楽しめる宿題集 (授業づくりブックレット) 』・・・1万2800円
『力をつける短い詩文の解読法 (国語科授業改革シリーズ) 』・・・1万8000円
『ごうか国語グルメ 1年生―ひらがな・かんじ・ことば・パズル・学習』・・・1万4400円

いろいろと意図があってこの値段になっているのだと思いますが,ちょっと・・・と思います。

今現在,アマゾンに126件と出てきています。
9月末頃に1冊出すことになっているので,この本が出たらアマゾン127冊目となります。
原稿を書きつつ,これは良い本になると感じているので,張り切っています!

第4回 教育の原点セミナー

今回で4回目になる「教育の原点セミナー」,今年は8月31日日(土)に開催します。
会場が変わりました。今年は千葉経済大学短期大学部での開催です。
皆様とお会いできることを楽しみにしています!
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第4回 教育の原点セミナー
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学校教育力の低下。道徳や英語の教科化。
時代の流れに応じた動きが教育界を巡っています。

そういうときだからこそ,
目先の枝葉の些事に振り回されず,
根本的・本質的な問いをすることである。
(『教師の作法 指導』野口芳宏著)

腕利きの講師陣が各指導の原点を語ります。
教育の根本・本質・原点を考え,ともに前進していきましょう。
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【日 程】8月31日(土)
9:30~  受け付け開始
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10:00~10:20 基調提案 野口芳宏先生/教育の原点とは何か
10:20~10:50【体育】城ヶ崎滋雄先生「指導の型を決める」
休憩10分
11:00~11:30【体育】塚田直樹先生
「器械のヒント!~ちょっとユニバーサル・デザイン~」
11:30~12:00【算数】横山験也先生「奇跡の算数」
<お 昼>
12:50~01:20【道徳】熊谷久美子先生「私にとっての実感道徳」
01:20~01:50【国語】早川広幸先生「模擬授業で鍛える」
休憩10分
02:00~02:30【英語】竹村和浩先生「未定(英語)」
02:30~03:00【国語】神部秀一先生
「伝え方を鍛える~朗読と語り~/題材:子供が喜ぶ怖い話」
休憩10分
03:10~04:30 全体会 野口芳宏先生「未定」
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04:30~ 閉会行事
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【会 場】
千葉経済大学短期大学部 http://www.chiba-kc.ac.jp/
千葉県千葉市稲毛区轟町4-3-30
【参加費】
2000円(当日,受付でお支払いください)
★昼食は各自ご持参ください。

【申し込み方法】電子メールのみの受付となります
メールの宛先:横山験也 yo◆kennya.jp
※メールアドレス中の◆を,半角の@に変更して御送信ください。

件名:「教育の原点セミナー」参加希望
内容:以下の内容をお知らせください。
お名前:
メールアドレス:
ご勤務先:
自宅の都道府県:
懇親会参加希望:
(千葉駅周辺で5000円前後)
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チーム算数でも話題『キーワードでひく小学校通知表所見辞典(CD-ROM付)』

b8571_300チーム算数の開催日でした。
話題になったのは,『キーワードでひく小学校通知表所見辞典(CD-ROM付)』です。
城ヶ崎先生も話してくれましたが,所見は評価ですから,評価の大元である学習指導要領からキーワードを引くのは,まさに王道ということです。

こういう大元・原点を考えつつ物事を進めることが,自分勝手とか自己流とか言われる異端な道を歩まずにすむ最善の策なのです。

今度の所見は,この本を友として,これまでよりグレードアップした通知を記して欲しいと願います。
所見は,和語に直すと「見所」です。指導要領の方向性に合わせて,一人一人の子の見所を記せます。
所見を手にする親御さんも喜んでくださると思いますし,所見をチェックしてくださる管理職の先生方も,きっと御納得ですね。

チーム算数は,主に算数の話しをしているのですが,その基本は考え方の研究です。
大元・原点を考えることです。
そんな面白い事例が,帰り際,城ヶ崎先生のカバンから出てきました。
小数の指導の画用紙で作った教材です。

この時の,原点は「数や式は英語。それを伝えるのは日本語」ということです。
だから,教材の中に,和語の典型である助詞をちょっとまぶすから分かりやすくなると言う話になりました。

たくさんの話しが出て,とても良い時間を過ごせました。

木更津技法研に参加しました

木更津技法研に参加しました。30代の頃に何度か足を運んで以来のことですから,四半世紀振りになります。
国語の重要教材の素材研究を,今年は勉強しているそうです。
今回は「おおきなかぶ」です。
小路先生の提案の後,すぐに,野口先生からお話しがありました。
「第一印象を書く。それからそう思ったのはどうしてか自問する」
これが,素材研究の姿勢なのです。
作品を読みつつ,素直に感動すること。それが一番大事にしていく読み方なのだと,今回も教えられました。

サークルの内容も良かったのですが,一番印象的だったのは,野口先生の話題の豊富さです。
メンバーの先生方があれこれ考えを述べてくださるのですが,そのたびに,野口先生が勉強になる話しを語ってくれます。
引き出しが多いというより,国語の宝物殿がいくつもあるような,そんな気がしました。

もう一つ。
野口先生は,繰り返しの所を示し,「なぜ2回なのか。それを考えさせてから,前と後,どっちを強く読むと良いかを考えさせる」とはなしてくれました。ここが,妙に響きました。
これは,問題文を読んで考えさせて,それからどういう式を立てると良いかを考えさせる,といった算数の標準的な展開に似ていると思ったからです。そこから,もう一歩踏み込んで考えたかったのですが,時間がたりませんでした。ちょっと,バクとした気持ちで次の話題に乗りました。

帰り際,大きなシュークリームをお土産に戴きました。
勉強になった上に,お土産まで頂き,とても充実した時間を過ごせました。

野口先生とのベトナム

b8573_300野口先生とベトナムへ行って,いろいろなことを学びました。

先日も書きましたが,ビール1本がベトナムのお金で6万ドンします。
私は,その6万という数字に驚きましたが,もう一つ驚いたことがあります。
それは,野口先生も驚いていたことです。

ご存じのように,野口先生は中国や韓国などへ何度も旅行をされています。こういう大きな数字にも慣れていると思うのですが,それを慣れているとはせずに,心から驚いていました。
教師はこうあるべきだと強く思いました。

何事もそうですが,経験が増すと自然に慣れてきます。すると,どうしても感動が薄まります。そこを素直に感動することは,とても大切なことです。だからといって,いたずらに感動をすると,軽薄に見えてきます。
野口先生はすぐに電子辞書を出して調べているので,その驚きが軽からず,重からず,ほどよい驚きとなって目に映ります。お札の下に,電子辞書が見えますか。

多いに勉強になった瞬間です。

b8572_300ハノイ・ハロン湾間の道路です。黄色く見えているのは,「もみ」です。
6月に入ったばかりなのですが,もう収穫です。
その収穫したもみを乾燥させるために,道路を使っています。バスが通る幹線道路なのですが,そういうことは気にしないようなお国柄なのです。

私は,ただ珍しいと思っただけですが,野口先生は違います。もしかしたら二期作なのではないか。水田を見て,二期目は田植えをしていないのではないか。機械化をしない理由は何か・・・。
早速,バスの中で電子辞書を開き,百科事典で調べていました。
それでも,物足りないところは添乗員さんに質問です。

脇でその姿を見ながら,私はただぼんやりと景色をみて,持ち前の知識だけであれこれ思っていました。
(写真を撮影してくれたのは,豊嶋さんです)