花巻の鍛える国語教室に参加してきました。 主催された照井校長先生の企画が実に良かったです。 特に,ミニ講座4本の仕組みは最高でした。 内容を一層高めれば,国語教育への強い提言になります。 学習用語をきちんと指導する道しるべができます。
花巻では沼澤校長先生と再会できました。 お弟子さんの先生をお二人も連れての御参加でした。 さすが,沼澤親分です。 皆さんもお読みになっていると思いますが,沼澤先生のブログは濃いです。 「スプリングブログ」です。 特に,書評は深いです。 地域新聞などに書評を載せているのかと思い,そんなことを聞いてみました。 そういうことはしていないとのことですが,このブログの実力は高いです。 書評のブログと言えば,駒井先生のブログも好きです。 「風紋」です。 軽いタッチがなかなか良い感じなのです。 駒井先生とも花巻で歓談しました。 お仲間の先生を4人もつれて。 若いですが,風格が出てきています。 素読教育をもっともっと広めて欲しいです。 花巻から離れますが,福山先生がfacebookを始めています。 すぐにお友達として交流させてもらっています。 facebookをされている先生,ぜひ,「福山憲市」でお名前検索をしてみてください。 私は福山先生の「心力」にかなりの期待をしています。
明治図書を御勇退された江部満さんが,朝日新聞に載っています。
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201111220713.html
内容は,教育雑誌の編集長を53年もの長き年月担われていたことが,ギネスブックに認定されたことです。
半世紀を超えての編集長ですから,ただそれだけで,実に素晴らしいことと思います。
私が驚きを持つことは,明治図書を御退職した後も,
「教育を改革する運動をすすめる!」と,お話くださったことです。
自分が80を過ぎたら,どうなっているのか。
それを考えると,江部さんの生き方にど迫力を感じます。
その江部さんと,12月に一献傾けることになりました。
この先,教育はどう動いていくのか。その当たりのお話を少し伺えたらと思っています。
群馬の羽鳥悟先生から,新しい研究会を発足したというメールをいただきました。
「日本人を育てる教育の会」という研究会です。
「日本人を育てる教育」の具体像を創出し、我が国の教育に位置付かせる土台を築く。
これを目的としています。
「日本人を育てる教育」の具体像創出として,次の三つの方向で進めます。
A:日本人を育てる道徳授業
B:「作法」の教育
C:その他
羽鳥先生は,深澤先生のお弟子さんのような先生です。
ですので,ずっと深澤先生を追いかけて,追いかけて,追いかけている内に,
自分の存在が無いまま終わるのかと思っていました。
でも,1年程前でしょうか。
羽鳥先生は,日本人としての道徳に開眼されていました。
こうなると,深澤先生を追いかける形から,深澤先生のように自分も道の開拓を!と
歩み方が変わってきます。
守破離でいえば,「破」の部分になります。
殻の中で進むのではなく,土台を引き継ぎ,殻を破って前進するのです。
実に良いことです。
文化の成長はこういう「前進的息吹」の連続と思っています。
友達の平川先生が,facebookで,教育情報を連日紹介してくれています。
自分ではなかなか見つけられないニュースがたくさんあるので,
私には平川先生が伝えてくださる教育ニュースがとても有り難いです。
電子黒板のすゝめ 各社売り込み : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
今朝は,このニュースを読んで,数年先の教室現場には電子黒板は普通に存在するのだろうなと,感じました。
なんと言っても,相澤勝校長先生のコメントが良いです。「今ではなくてはならない」とおっしゃっています。
「無くてはならない」ほどの教育効果があるのです。
時間と共に,普及していきます。
「算数数学好きを増やす会」の藤本先生からも,連日のように,「算数ソフト教室情報」 が届いています。驚くばかりです!
今回は,4年生の平行のところで,「熱中度・理解度が抜群であった」とあり,非常に驚きました。
バツグンだったと言った先生は,藤本先生本人ではなく,藤本先生がTTで入っている教室の先生なのです。
このソフト,直線を操作できます。
両端にあるボタンをマウスでドラッグするだけです。
しかも,直線の両端は,必ず交点に吸い付きます。
この機能により,方眼を見て,平行になっているかどうかを見極めることができます。
平行になれば,直線の色は赤くなり,「平行になっている」と子ども達も分かるようになっています。
子ども達は,頭の中で,〔横に4ます,縦に3ます〕などと考えはじめます。
これは,中学で学ぶ「座標の読み方」の素地になっています。
電子黒板の普及は,こういう学習をごく普通に行える時代をひらいてくれます。全学級配置となって欲しいです。
上のソフトは,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(4年1巻)に収録されています。
お世話になっているほるぷ出版からハガキが届きました。
今月末,文京区から千代田区に移転します。
地図を見たら, 水道橋駅のすぐ近くのビルと分かりました。
水道橋は,さくら社から歩いて10分ぐらいです。
途中に国文学系の古本屋があり,
小学館からの帰りに立ち寄ったことがあります。
偶然,『言海』(古からある国語事典)を見つけ,購入しました。
帰りの電車の中で,さっそく『言海』を開きました。
古書の香りがプンとして・・・
ちょっと,ご近所迷惑だったかと思いつつ,
読み始めました。
戦前の言海を購入したので,
表記が今と違います。
なかなか読めなかったのが,下の字です。
┐
カギ括弧に似ている形の文字で,
至る所に出てきます。
文末によく使われているので,
あれこれ見比べること20分。
ようやく分かりました。
“事” “こと”
なのです。
水道橋は,私にとって『言海』の町なのです。
そこに,ほるぷ出版が引っ越ししてきますので,
これまで以上に,よいお付き合いができます。
担当の方に電話をしたら,
100人の会の次作を作るかも・・・
という事でした。
ですので,100人の会の再結成が,年内にあるかもしれません。
その時には,100人の会のMLでいち早くお知らせをします。
どうぞよろしくお願いします。
来週末は,岩手県の花巻におじゃまします。 私のテーマは「『算数の原理』から国語科の指導を考える」です。 なかなか面白いです。 国語を数理的に解く話になるからです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 平成23年度「第7回鍛える国語教室in花巻」実施要項 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1 期 日 平成23年11月26日(土) 2 場 所 花巻市文化会館 TEL 0198-24-6511 3 主 催 授業実践研究会・せせらぎ国語教室 4 後 援 花巻市国語教育研究会・和賀地区小学校国語研究会 5 講 師 野口芳宏先生(鍛える国語教室研究会主宰) 横山験也先生(教育ソフト開発研究所所長・「さくら社」社長) 6 研修日程 9:00 ~ 9:30 受 付 9:30 ~ 9:40 開会・日程説明 9:40 ~ 10:40 ◆講座Ⅰ 講演「算数の原理」から国語科の指導を考える 講師 横山験也 先生 10:40 ~ 11:00 休 憩 11:00 ~ 12:00 ◆講座Ⅱ 発問道場:発問力を鍛えよう 1年:新教材「ゆうだち」の発問づくり ”野口芳宏先生の発問指南” 12:00 ~ 13:00 昼食・休憩 13:00 ~ 13:50 ◆講座Ⅲ 説明的文章の模擬授業 3年:新教材「イルカのねむり方」 野口芳宏 先生 13:55 ~ 14:40 ◆ミニ講座 学習用語の系統化を提案する 「話すこと・聞くこと」領域 一関市立山目小学校 阿部 和実 「書くこと」領域 高知県南国市立稲生小学校 井関 和代 「読むこと」領域 説明的文章 青森県弘前市立第三大成小学校 駒井 康弘 文学的文章 花巻市立湯口小学校 照井 孝司 助言:野口芳宏先生 14:40 ~ 15:00 休 憩 15:00 ~ 16:25 ◆講座Ⅳ 講演「大学生から見える学校教育の原点」 野口芳宏先生から私たちへの提言・箴言 16:25 ~ 16:30 感想発表+閉会 ( 17:30 ~ 20:30 情報交流会 ) ------------------------- 7 参加費 5,000円 (昼食・飲み物代含) 4回目の参加者から1,000円の割引。 ※キャンセル:1週間前まで4,000円, 前日まで2,000円の返金。 当日のキャンセルは返金なし。 8 申込は,事務局までメールで下記をお知らせください。 hironobu◆rnac.ne.jp 照井裕悦 (◆を半角の@に直して御送信ください) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━