「算数・数学好きを増やす会」のMLで,6年生の変わり方の話題が出ました。
内容は旅人算です。
旅人算には,2つのパターンがあります。
1) 両方から迫る
2) 追いかける
話題になったのは,1)の両方から迫るタイプでした。
このタイプの悩ましいところは,両方から迫ることが,両方のダブルスピードになることに,頭でつながらないことです。
ですので,たいていは,図にして,あれこれ説明して・・・となります。
しかし,算数の思考で大事なのは,そのダブルのスピードになることに,子どもが気がつくことです。
気づかせるためには,両方から迫るアニメと,ダブルのアニメの両方が見えるような作りにすることが肝要と考えます。
それが表現できるソフトにしたいと,今,思っています。
完成には,まだ時間がかかります。でも,楽しく作っています!
※算数ソフトを使う先生がどんどん増えていて,とても嬉しいです。
算数好きの子を,増やしましょう!!
関田聖和先生からも,驚く知らせを受けています。
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テストの点数は、面白いようにあがりますよね。
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まさに,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』 を
使いこなしている世界です。
算数ソフトは教材です。
職人さんが道具を 使うのと同じで,
使い慣れてくると,
授業での勘所がわかるようになり,
授業がグイグイと良い感じで進みます。
特に,この算数ソフトは「理解」に強く,
しかも,反復練習にも強いので,
その結果,関田先生のように,
点数が面白いようにあがるのです。
理解できて,それが定着すること。
それが「分かった!」の世界ですから,
テストも良い感じでできるようになるのは,
うなづけますね。
算数ソフトについては,大方,3つの段階があります。
A:使い慣れた段階。
B:使い始めの段階。
C:使わない段階。
関田先生は, 「A」です。
何年も使い続けている「A」です。
算数ソフトを使った授業のツボも心得ています。
関田先生とは冬休み中にお会いできるので,「関田流算数ソフトの使い方」を聞いてみたいと思っています。
北海道の渥美先生が,びっくりするテスト結果をfacebookに記されていました!
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2年生の「かけ算九九」 のテスト。
平均点:97.4点
人数 28人
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渥美先生の言葉は続きます。
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『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』DVDブック(
私の実力以上の点数を子供たちがとっ
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「私の実力以上」と記していますが,何を教材として使うかも,教師の実力です。
穴を掘るときに,棒を使うかスコップを使うか。どっちを選ぶかで時間と労力に大きな差が生じます。
道具は「仕事力」に大きく影響を与えます。
渥美先生は「授業力」が高まるように,算数ソフトを活用されたのです。
授業力の高まりは,子ども達に良い影響を与えます。授業が楽しくなり,九九の理解も進みます。テストの高得点がさらなるやる気アップを導きます。
良いスパイラルです。
丸が全部で何個あるのか。
それを1つの式にして,求めます。
いろいろな考え方が出てくるので,子ども達にはあれこれと頭をひねれる楽しい問題となります。
その楽しさを損なわないように,ソフトを作りました。
考え方にはタイプがあることも伝えたいので,2つのタイプが出るようにしています。
「考え方1」は,「同じ数のまとまりを見つける!」タイプです。その事例が2つ入っています。
「考え方2」は,「分かりやすい形に変える!」タイプです。こちらも,事例が2つ入っています。
そうして,最後に式から考え方を考えます。
2つの考え方を用意しました。
このソフト,近々「もっと!算数」にアップする予定です。
※ アップされました!
ひし形の「ひし」って,いったい何なのか,その昔調べたことがありました。
調べると,どうも,「ひし」という植物があって,その実の形からひし形の名前ができたとわかりました。
それが,どういう訳か,私の中では佐賀県の特産となっていて,佐賀に行ったら「ひし」という植物の実の実物を見たいと思っていました。
前回,佐賀に行った時も見ることができず,今回もできず・・・。
ちょっと,残念な思いでいたら,嬉しいことに,佐賀の横地先生がひしの写真をfacebookにアップしてくださいまいした。
10月が実のできる頃だそうです。
ということは,今回は,菱の実を見る絶好のチャンスだったのです。
それなのに,見ることができませんでした。下調べ不足です。
でも,次回は,きっと本物を見ることができると思います。
「菱」を調べ直したら,日本全国で見ることのできる植物のようで,なぜ,私は佐賀の特産と思いこんでいたのか,それが解せません。
それでも,「佐賀=菱」と思いこんでいるので,次に行った時にも,佐賀で菱を探してみたいと思います。
横地先生から,「佐賀城の堀」と生育場所を教えていただいたので,お堀を目指して行きたいと思います。
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佐賀を回って,実に驚いたのは,佐賀が幕末維新に最先端のテクノロジー地帯だったことです。
反射炉の跡やアームスロング砲もあります。
それらを国産した偉人も,佐賀にいます。
そういう歴史があるからか,佐賀県は今,ICT教育日本一を目指して前進しています。
急速に学校のIT環境を充実させています。
私の算数ソフトも,そこでお役に立てばと願います。
そうして,日本一から世界一へと大飛躍をしてほしいです。
『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』の2年生の1巻。
かけ算九九のソフトがてんこ盛りで入っています。
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「かけ算九九」(38本)
「かけ算のきまりと九九表」(15本)
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合計53本ですから,やっぱりすごい量です。これだけあれば,授業中に大活躍するソフトが見つかりますね。
さて,画面は,「かけ算九九」の32本目に入っている「6~9の段/ゲーム/かけ算の答えをつかまえろ」という学習ゲームのソフトです。
このソフトは大人気です。子ども達の行列ができます!
なぜでしょう。
答えが動きまわって,なかなか捕まえられないからです。
レベル1は,ゆっくり動きます。ですので,答えが分かれば直ぐにキャッチできます。
レベル2は,少し早くなりますが,たいしたこと有りません。
レベル3は,ほどよい動きです。
そうして,レベル4。非常に早いです。早すぎるので,マウスで捕まえに行くより,正答がやってくるのを待っていよう!と,対策を練る子も出てきます。
行列ができると,待っている子が遊びそう?と思えますが,そんな状態になりません。
待っている子は,やっている子が正しくできるか,ハラハラしながら見ています。ですので,待っているのに,問題を解いているのです。
これが,このソフトの強みです。
問題の切り替えも,クリック一つです。
ですので,次々と子ども達が挑戦できます!
まだ,お持ちでない先生。この機会にぜひお求めください。
算数ソフトは,算数の理解にも強い力を発揮しますが,こういう算数ゲームも入っているので,楽しい繰り返し学習にも役立ちます!
明日から,佐賀県へ出張です。先生方とお会いしてきます。どなたかとお友達になれればと願っています。