比例のグラフを作成する,練習ソフトです。
やることは,ほんの少し。
1,[クリック]ボタンをクリック。
2,方眼紙の「ここだ!」と思う点をクリック。
3,[線を引く]ボタンが出てくるので,これをクリックすると,比例のグラフが完成です!
ようするに,表を見てここぞという点を1か所見つければ,あとは原点と結べばいいのです。
それを説明してもなかなか頭に入りにくい子がいます。でも,これなら,楽しんでいるうちにしっかりと手順が頭に入ります。
鉛筆の位置を表すガイドもついています。
x軸→y軸
この座標の基本的な見方にも,自然に慣れてしまいます。
良いソフトになりそうで,とっても嬉しいです!
文章問題に取り組むときの基礎基本といえば,文章の構造ですよね。
島根に行ったとき,運良く,坪田耕三先生のお話を伺うことが出来ました。
考えさせる問題が次々に出てきて,さすがだなぁと感心したのですが,一番衝撃的だったのは,文章問題の仕組みについて,語ってくださったことでした。
なんというか,こういうのは,あまりに基本的すぎて,先生方向けに話すことでもないと思っていたのですが,坪田先生が話されているということは,こういう基本的なところが,学校の中では伝承されていないのかもしれないと思いました。
1の「情況」は,場面設定と言い換えても良いですし,シーンと言ってもかまいません。
この1は,実際に問題解くときには不要となる物なので,必要な構造となると,「条件1」「条件2」「求答」の3つになります。この3つを「分かっていること」といったり,「聞いていること」「答えること」など,子ども向けの言い回しに姿が変わります。
また,それぞれを1文ずつに書き表すと,分かりやすくなります。
1,情況。
2,条件1。
3,条件2。
4,求答。
と言う具合に,それぞれを文として独立させることです。
しかしながら,全部の文章問題が4文で形成されている分けではありません。つながって表現される方が自然です。
こういう基本が分かってから,その上を目指すにはどうしたらいいかが大きな問題となります。
この場合は,「流れ」「連続」を意識することです。グイッと面白くなりますよ。
算数好きを増やす会の藤本先生とのコラボで,6年生の比のソフトを1本作りました。
ご覧のように「単位」がついています。
こういうタイプの問題は,ちょっと曲者があります。
皆様もハッとさせられたことがあると思いますが,違う単位での出題です。
◆ 1m:80cm:60cm
こういう問題が,レベル2で出てきます。
そうして,レベル3では・・・
これもちょっとだけ曲者的な問題が出てきます。
これを算数好きを増やす会のMLに流したところ,すかさず,奥田先生からメールが届きました。
そこには,使い方が書いてありました。
このソフトでは、まず自分で計算してみてからクリックする。
答えが、ちがうとわかったら、他を開く前に、もう一度計算してみるのがいいかな、と思いました。
1枚だけ,答えを見て・・・・。
そこで立ち止まり,考える。
こういう授業はソフトという第3者的な存在があると,やりやすいですよね。
ソフトを見て,すぐに使い方が浮かんでくる奥田先生は,さすがです!!
奥田先生,藤本先生達と,7月27日(土)に「第2回 奇跡の算数セミナー」を東京・水道橋で開催します。
もう,すでに満席です。
充実したセミナーになるよう,頑張りたいと思っています。
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大評判です!
『キーワードでひく小学校通知表所見辞典(CD-ROM付)』
今度の所見は,この本でしょ!
北海道の福嶋先生とのコラボで作った3年生の棒グラフのソフト。
起動すると,ご覧のように棒が出ていません。
この状態で[棒]アイコンをクリックするとどうなるでしょうか。
そんなことを考えさせることが出来る作りになっています。
このソフトを早速ダウンロードした福嶋先生から,算数のMLにメールが届きました。
この算数ソフトでは、極端な例を一瞬にして示すことができます。
アナログで考えると、何枚もグラフをかくしかありません。
でも、カルチャーショックを受けるような驚きを与えることはできないでしょう。
一瞬が大事です。
一瞬の早業。
それを見ながら,「適切な縦軸」を子どもが自分から考え出していきます。
棒がはみ出すのですから,これは面白いのです。
でも,楽しんで終わりとはなりません。
「えっ,何で飛び出すの?」と頭が働き出します。
飛び出すことが,どうも不自然と感じるからです。
また,逆に,全部の棒が短くしか出てこなかったら,それもおかしさを招きます。
そうして,同時に,「これも,変だ!」と頭が動き出します。
こういう現象は,板書でちょくちょく起こります。
「2+4=5」などと,間違えを書いてしまうと,すぐに「先生,違います」と声を上げてしまう子がいます。
先生は,「間違えはどこでしょう」と発問をしていません。
それなのに,気になって指摘をします。
問われなくても,反応するのですから,「不自然は子どもの補正能力を発揮させる」と言えますね。
こういうことが指導の難しい適切な縦軸を考えさせる場面で起こるのです。
時代は確かに進みましたね。
算数ソフトを活用してくださっている先生方ら,うれしいお知らせが届いています。
友達の品川先生からいただいた一節をご紹介します。
「もう一人先生がいてくれるようで、教師の私も大助かり」
品川先生ご自身のお言葉ではなく,同僚の先生のお言葉です。
なんとなく,ミニTTの先生が付いているという感じなのだろうなと思います。
このことをフェイスブックに書いたら,工藤先生が,これまでの算数ソフトが巻き起こしてきている様々な奇跡を短い言葉でまとめてくれました。「算数ソフト 10の奇跡」です。
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◆子どもが元気になっちゃう算数ソフト
◆もっと算数がやりたいという子が増える算数ソフト
◆テストで平均90点を超えるクラス続出の算数ソフト
◆算数好きが8割アップの算数ソフト
◆視覚に訴え一目瞭然の算数ソフト
◆無限の練習問題が出題できる算数ソフト
◆特別支援の視点でも有効な算数ソフト
◆個別指導もできる算数ソフト
◆クラスをまとめる算数ソフト
◆もう一人先生がいてくれるような算数ソフト
(「算数ソフト 10の奇跡」工藤良信先生 記)
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実感から出てきている言葉ですので,重みがあります。
「意欲に火が付き,好きになる。無限の練習,成績向上。」
そうして,クラスをまとめるパワーがあるのです。学級経営を教科教育から応援してくれるソフトなのですね。
うれしいです!
3年生の棒グラフの学習の一環として,縦軸の数値をデータに合わせて設定する勉強をします。
データの数値が小さいのに,グラフの縦軸が大きいと棒が短くなってしまいます。
その逆は,ごらんのように上に飛び出してしまいます。
こういうことを体験して,ちょうど良い縦軸を設定する力を付けよう!というのが,このソフトです。
[かば]をクリックすると,データの数値が変わります。[さくら]スライダーでグラフの縦軸の値を変更します。
そうして,棒がいい塩梅に収まるかどうかは,[棒]iconをクリックします。
なかなか面白いですよ。
「もっと!算数」サイトにアップしました。
しばらくしたら,ダウンロード販売に切り替える予定です。お試しされる先生は,今のうちに,ご覧になってください。