4年生の角のソフトをこの春に作りました。
城ヶ崎先生とのコラボソフトです。
チーム算数で,こんなソフトが・・とのやりとりがあり,そこから生まれた「角の大きさ」のソフトです。
城ヶ崎先生も授業で使いましたが,奥田先生も使いました。
奥田先生の感想です。
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最高です。
(1)三角定規とは何かがわかる。
(2)1組の三角定規を重ねたときの角の大きさがよくわかる。
動き、最高。
(3)二等辺三角形の2つの角が等しいことがよくわかる
(4)正三角形の3つの角が等しいことがよくわかる
どのソフトも、すばらしいです。
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コラボソフトは,かなり的を射たソフトになることが,このことからも分かります。
医学の世界では,「名医+名薬」のコンビネーションがしっかりしています。
医学の足元にも及びませんが,「名先生+名教材」のコンビネーションで多いに前進して行きたいと思っています。
6年生の文章問題のソフトを開発しています。
割合の考え方を利用して解いていく問題です。
そういう説明的な言葉より,「仕事算」ですと言った方がわかりやすいかもしれません。
この問題は,仕事算の基礎的な問題です。基礎的過ぎて,仕事算らしさ,つまり「単位時間当たりで考える」という思考法が使われていないのです。
使われているのは,「全体と部分」の見方です。
考え方としては,16分,12分,12分と3つの「時間」が出てきますが,これを一旦,「割合」の世界に落とします。それから,再び「時間」の世界に戻るという流れになります。
そういう解き方が分かるように,ちょっと図に工夫をしました。
第1問目では「詳しい線分図」で,非常にわかりやすく表現されて出てきます。
第2問目は「簡単な線分図」なります。シンプルな図でも意味は同じ事を理解します。
第3問目は「もっと簡単な線分図」になります。
問題事に,どんどん簡単になるので,自分で図を書くときには,もっとシンプルにしたいと思う子がでてくれたら,それは嬉しいところです。
完成はもうすぐです。
その次は,いわゆる「仕事算」のソフト開発に入りたいと思っています。
チーム算数を開催して,驚いた事と言えば,城ヶ崎先生も佐々木先生も押田先生も4年生の担任になったということです。
ですので,今年度のチーム算数は4年に濃い1年となります。
城ヶ崎先生から,三角定規が重なるところを演出するソフトを・・・とお話しを戴きました。
2枚重ねて,差が何度になるかという,良くある問題に対応したソフトです。
あれこれ考えて,今回は1つの三角定規をドラッグして動かすタイプにしました。
オレンジの三角定規を左に動かすと,グレーの三角定規に入り込みます。これを黒板でやると,ちょっとやっかいですが,マウス操作なので,良い感じで重ねることができます。
この感じ,とても良いです。
そうして,60°の頂点のところで,ピタッと止まります。
その瞬間,角度の差を問う問題が登場します。
急な登場にビックリしつつも,何度なのか,答えたくなります。メクリをめくって,下になんと書いてあるのか,見てみたくなるからです。
類題を3問用意しました。
三角定規を重ねた問題に慣れていただければと思います。
このソフトは,DVDブック『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(4年2巻)の追加ソフトです。
DVDブック『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(4年2巻)を御活用の先生,この追加ソフトでさらに充実した授業を展開されてください。
4年生の角の追加ソフトは合計4本になりました。
ダウンロード購入できるように,進めていく予定です。
二等辺三角形の2つの角が,いつも等しいことを確認するソフトです。
赤い二等辺三角形があります。
この2等辺三角形の高さを1度~80度まで変更できます。
変更するのは,さくらスライダーです。
見た目でも黄緑の開きぐらいは同じに見えるので,「2つの角はほぼ同じ」と言えるのですが,「見た目」は算数の感覚の世界です。「見た目」を「数」に置き換えて見えるようにしてあげることが,教材作りの大切なところです。
[分度器]ボタンをクリックすると,ご覧のように2つの分度器が出てきます。この状態で,さくらスライダーを動かします。
すると,斜辺が分度器の目盛りにピタッと合うように変化します。
画像は64度になっています。ご覧に通り,分度器の目盛りと赤ラインがピッタリ重なっています。
当たり前のことですが,学び初めは中途半端なところの角度はダメなのです。
目盛りにピタッと対応していることが,分度器の学び初めの基本です。
そこにキチンと対応して作り進めています。
その上に,もう一つ配慮したことがあります。分度器をラインの下にセットしたことです。
分度器がラインの上にあると,重なりが見えにくいのです。
紙や黒板だと,分度器をラインの下にはセットできませんが,ソフトだとラインは上だろうと下だろうと,お好みの位置にセットできます。
今回は,ラインが上の方が重なり具合がよく見えるので,このようにしています。
これをクリックすると,どうなるのでしょう。
きっと予想通りだとと思います。角度が出てきます。
このソフト,近々ダウンロード購入できるようにします。ご期待ください。
このソフトは,チーム算数に参加していた城ヶ崎滋雄先生とのコラボソフトです。
ダウンロード購入ができるセットのソフトがかなり充実してきました。
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・1年 かさくらべセット ・1年 広さくらべセット ・1年 長さくらべセット ・1年 かたちセット
・2年 水のかさセット ・2年 分数セット
・3年 三角形セット ・3年 円と球セット
・4年 計算のきまりセット ・4年 直方体と立方体セット ・4年 伴って変わる2つの数量セット
・5年 図形の合同セット ・5年 体積セット ・5年 分数と小数・整数の関係セット ・5年 立体図形セット
・6年 対称な図形セット ・6年 文字を用いた式セット ・6年 変わり方セット ・6年 体積セット
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こうして揃ってくると,あれこれ強い思いが沸き立ってきます。
購入できるようになったことで,何人もの子が「算数で救われる」ということです。
算数ができない子は,現実にたくさんいます。
もうダメかもしれないと思われている子もいます。
そんな子が,算数ソフトの授業を受けた途端,バリバリにやる気をだすのです。
これが,ある日の1時間だけだったら,また,元に戻ってしまいます。
でも,算数ソフトは細かくあれこれ作ってあります。
バリバリのやる気が,今日だけでなく,明日も出てきます。
明後日も出てきます。
こういう伸び始めの時に,思わぬ言葉を発する子が出てきます。
算数がダントツにできない子が,「先生,私,算数の勉強をしたい」と言ってくることもあるのです。
嬉しいですよね。
算数ソフトを使って授業をする先生には,こうした「伸び盛りの対応」が一つの役目になってきます。
連絡帳に書くのも良いですし,勉強アドバイザーになってみるのもいいです。
ちょっと先を見通した話しをして上げられたら,かなりグッドですね。
何にしろ,とっても嬉しい役目を担うことになります。充実感も高まりますね。