「もっと!算数」サイトで大人気だった6年生の「対称な図形」が,1つのセットになって,ダウンロード購入できるようになりました。
購入できるサイトは,DLマーケットというダウンロード販売専門のサイトです。楽天のポイントも使えるようになったので,かなり便利な場になっています。
【ここ】をクリックするとDLマーケットに入り,「6年【対称な図形】セット」が出てきます。
購入価格は700円(税込み)です。使用期限は2016年3月31日までですので,かなり長く使えます。
単元の授業中に使い,単元末のテスト直前にふり返りで使い,学期末テスト直前にまた振り返り,年度末にもふり返・・・
お楽しみ会などで算数係の出し物に使っても,楽しいです。
算数ソフトが揃っている先生は,「算数ソフトお楽しみ会」を開いて盛り上がるのも,楽しい授業の一環になると思います。
※5本のソフトが入っていますが,バラで1本ずつの購入もできます。1本200円(税込み)です。DLマーケットの上部にある検索に「6年【対称な図形】」と入れて,検索をすると1本ずつソフトを購入することができます。
横浜で開催された野口塾に参加してきました。
休憩時間にロビーで関野先生とお話ししました。
関野先生,曰く。
「4年生で算数ソフトを使っていますが,低位の子に効果てきめんです!」
嬉しいお言葉を頂き,心が舞い上がりました。
すぐに思い出したのは,先日の算数夕食会で佐藤先生から聞いた話です。
この1年間を振り返って・・・
「5年生で最高点が20点だった子が,算数ソフトを使うようになってからは,その後,最低点が80点になった!」という奇跡の話しです。
学習の確認として単元末にテストをするのですが,これが60点以下の子は,基本的なところに取りこぼしの可能性が高くなります。
でも,80点前後をとれるようになると,その単元の肝はしっかり身についていると言えます。
基本がしっかり把握出てきれば,算数の力は安定します。
算数ソフトが低位の子に効果てきめんとなるなのですから,おまけとして,クラスの平均点も高くなります。「結果の出る算数」となりので,親御さんにも喜んでいただける嬉しい世界が広がりますね。
関野先生のおかげで,充実した野口塾になりました。
一緒に学んでいる奥田先生から,嬉しいお知らせを戴きました。
算数ソフトを2学期からどんどん使うようにしたら・・・
90点以上の子が増えたそうです!
1学期のテスト全体で,90点以上だった率は88%でした。
それが,ソフトをどんどん使い出した2学期3学期全体では,「94%」にアップしたのです!限界に近い状態まで上昇しています。
点数ばかりではなく,算数ソフトを使うことで,話し合いも活発になりました。
これらのよい結果が出たのは,奥田先生の考え出した方法に支えられています。
その方法とは,「ソフトを使う時間を決める」方法です。
複式学級ですから,6年生を見ているときは,5年生は自分たちで学びます。
目が行き届かなくなりますが,そこを時間で区切ることで授業の組み立てが円滑になったそうです。
奥田先生からのお知らせには,奥田先生のお師匠様のことも書いてありました。
お師匠様に研究のあれこれをお話ししたついでに,算数ソフトをお見せしたそうです。
すると,お師匠様は算数ソフトを大絶賛されました。
そうして,なんとお孫さんに見せたいと語られたそうです。
これらから考えると,家庭で算数ソフトを使うときには,「奥田式,時間制限法」がバツグンの効果を生み出すように思えます。
学校からも,家からも,算数好きが増えてくれたら,とても嬉しいです。
新学期直前,良い気分です。
無料でお分けしているサンプルCD。
これを使って,4年生・5年生のクラスで佐藤先生が授業をしました。
習った所の復習をして終わろうとしたら,子ども達から,上の学年のソフトも勉強したいとリクエストがかかったそうです。やる気をそぐのはどうかと思い,順次,上の学年のソフトで授業を続けたら,なんと,休み時間になっても意欲満々で勉強です。
ついには,中学1年生のソフトも学んでしまいました。
そうして,子ども達が言った感想が,実に驚きでした。
「早く中学の数学を勉強したい!」
サンプルCDで,この感想です。
もし,中学の製品版のソフトで授業をしたら,どうなってしまうのでしょう。
教科書を兄さん・姉さんから借りてでも勉強をする子が出てきそうです。
まあ,そういう事態まで進むと,別の問題があれこれ発生しますので,あまりお勧めできませんが,算数ソフトが引き出す子ども達の能力は,驚くほど高いことがわかります。
子ども達の能力を文章題でもグイグイ引き出せるよう,もっか,「算数・数学好きを増やす会」でソフト研究が進んでいます。
もうすぐ,新年度です。私も燃えて頑張ります。
3年生の文章問題「何倍の何倍」の2本目のソフトも,もっと算数サイトにアップしました。
2本目は,「倍」という言葉が使われない問題です。
かけ算で何度も使ってきた「幾つ分」という言い回しや,右のような棚に2箱置いたといった言い回しがでてきます。
どの言い方も,「倍」の意味であることを理解し,そこから,「つながり図」を描いて答えを求めていこうとする考え方を学びます。
ですので,「つながり図」では,「何倍」に当たるところを問うようにしています。
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図をかいて問題を解いていくのですが,大事な心得は,「今回はこんな形で図をかくんだな」と,定型化してとらえることです。
形が定型化して頭に入ると,問題を見たとき,「この問題はあの時の図で解けるはず!」と頭が働きやすくなります。
この思考法は,プログラミングも同じです。
こんな動きを出したいと言うときには,そのプログラムの定型を思い出し,まずはその定型に落とし込みます。しかる後に,その時の特殊な部分を工夫して完成させます。
文章問題を解くというのは,元の文章のどこをどう図にしていくかという,「思考の動き」なのです。プログラムと同じように考えていけば,応用自在の世界がその先に待っていることもつかめてきます。
とは言っても,プログラムを知らない方には,この比喩は役に立ちませんね。
定型の典型は「式」です。
問題の意味をつかんで,式を立てるのですが,この時の形がたし算の時は+,引き算の時は-と,形がしっかり定まっています。ですので,問題を見たときに,誰しもが何算になるかと,定型の式に当てはめようとします。
もし,式が自由なスタイルだったら,問題を読んでも思うように答えまで進めることができません。文章でダラダラ書いていくのと似たような思考になり,一気に簡単に答えを出すことができないのです。
定型化は迷いを無くし,自信を持って答えていけるための優良な思考法です。
藤本先生が,図をしっかりかける子に育てようと指導されているのは,思考ツールとして図を使う子に育て,しっかりとした力を付けさせたいと願っているからです。
図を定型化して把握させるには,図が生成される様子を数回見せることです。一つ一つ丁寧に見せることができるソフトがうってつけの教材となります。
3年生の文章問題「何倍の何倍」のソフトが2本,完成しました。
もっと算数サイトにアップしましたので,関心のある先生,ご覧下さい。
昨日のイベントにチーム算数の佐々木智光先生も参加されていました。
佐々木智光先生が,一連の文章問題のソフトについて,「あれは,すごい」と話してくれました。
どうすごいのか,聞こうと思ったのですが,人の流れがあれこれあり,聞きそびれました。
今度,会って,しっかり聞こうと思います。
文章問題の中でも,「逆思考」や「連続思考」を要する問題は,いきなり式とすすめると,分からなくなる子がでてきます。
そこで,図をかてい・・・と進めます。
ところが,その図が面倒で・・・となります。
そこで,この算数ソフトです。
問題文が部分的に切り取られ,移動して,図を形成します。
動くの見ているだけで楽しいです。
しかも,算数ですから,動きにはきまりがあります。
それを見つけてしまったら,もう,その子は類題が解ける子になっています。
文章問題の時間が,面白くて,楽しみな時間となりますね。
これは,もしかしたら,歴史上初めてのことかもしれません。