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Category Archives: 算数

算数ソフトのサンプルCDができました!!

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算数ソフトのサンプルCDができました。

算数ソフトが30本。
数学ソフトが4本。

合計34本も入っている,かなり豪華なサンプルCDです。

使い方はとっても簡単です。
サンプルCDをパソコンのDVDドライブに入れます。
すると,右の2つめの画面が立ち上がります。

丸いCD版の絵柄の上にマウスを載せ,「見てみたいなぁ」と思った所をクリックすると,製品版と同じような目次画面が出てきます。

単元名の所に「先生」マークがあったら,その単元名をクリックします。すると,ファイル名がたくさん並んでいる所に,青枠に「クリック!」と書いてあるボタンが出てきます。
これをクリックすると,ソフトが1本立ち上がります。どのソフトが立ち上がるかというと,青枠の中に,「02A,2桁×1桁/繰り上がりなし/筆算の仕組みと図」などと,立ち上がるファイ名が書いてあります。

早速使って下さった黒谷先生から,「さっそくいろいろ開いてやってみました。やはり、おもしろいです」と嬉しいお知らせをいただきました。有り難いです。

この「サンプルCD」と「パンフレット」をセットにして,算数ソフトに関心のある先生方におわけしています。
特に,学校でのご購入を考えるときには,このセットがとても重宝します。
また,お友達の先生にもお勧めしたいという時にも,このサンプルCDとパンフレットを差し上げると,その良さが力強く伝わります。

算数ソフトに関心のある先生,横山験也宛てにメールをお送り下さい。
yo■kennya.jp   (■を半角の@に書き換えてください)
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件名:サンプルCD希望
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送り先の郵便番号:〒
送り先の御住所:
お名前:
電話番号:
必要枚数:
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先生宛にサンプルCDをお送りします。無料です。
※無くなり次第終了となります(今は,まだあります!)

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サンプル版CDの内容一覧 PDF(作:奥田先生)
http://www.geocities.jp/y_okkuu/2013/list.pdf

サンプル版CDの5年6年の内容一覧(製品版の目次付き)
http://www.geocities.jp/y_okkuu/2013/list56-e.xls

子供が楽しい、すると先生も楽しい!奥田先生の言葉

b8617友達の奥田先生から、うれしいメールをいただきました。

算数ソフトの活用場面をどんどん増やしたら、子供たちがとっても楽しく学習するようになったのです。
そうしたら、その場にいる奥田先生もどんどん楽しい気持ちになって授業が進むのです。

こういうこと、孔子の言葉にもありました。

これを知る者は これを好む者にしかず。
これを好む者は これを楽しむ者にしかず。

楽しんで学んでいることが一番です。

楽しいと、頭がパカッと開いた感じになります。
なんでも、吸収するぞ!という最高の状態になります。

ソフトに映し出された画面をみて、どんな決まりになっているのか自分で考えて、そうか!わかった!となって、楽しく理解が進みます。そのあと、さらにクリック・ドラッグで何問も練習して、すっかり習得します。

「もう、わかった!」「絶対、自信ある!」
こういう状態にたどり着くと、不思議なことにプリントを配っても楽しくなります。
そのプリントに、奥田先生オリジナルの工夫が凝らしてあります。
これは、たまりませんね。

授業のプランを立てるとき、「わかりやすく」と考えて、一応のプランができたら、そこにちょっと味付けをします。「子供たちを楽しい状態にする」味付けです。
子ども心がわかる先生は、この才覚が高いです。
周囲の人を楽しませようとする先生も、この才覚が高いです。
その奥田先生に選ばれている算数ソフトなので、私もとっても、うれしいです。

頭の中で展開図を組み立てるときのコツ!

福山憲市先生の運営する算数のMLがあります。
たくさんの先生方が参加されているので,ときどき,書きとどめたいなぁと思うことがアップされます。
その中の一つに,展開図を頭の中で組み立てるのが,ちょっと苦手・・・というのがありました。
私も若い頃は,苦手でした。
ですが,とあるセミナーでフロアの先生から教えていただき,それ以来,展開図は得意中の得意となりました。

b8624そのやり方は,とっても簡単です。
展開図の真ん中あたりの1面をノリで張り付けて固定した思うことです。

そうして,頭の中で,両端から折り曲げていきます。すると,連続して折る回数が3回と2回になるので,頭がついていけるのです。

これを固定しないで,一方の端から順に折り曲げていくと,5回連続折り曲げるので,頭の残像がついていけず,分からなくなります。

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こういうちょっとしたコツは有り難いです。
これを子ども達に教えるだけでも,「さすが私の先生!わかりやすい!」となります。

さらに,この動きの軌跡を「矢印」で示せば,先生の頭の中での組み立て方が見えてきます。
「あっ,ボクと同じだ」と思う子が出てきたら(たいていは同じになるのですが),ちょっとした「共感」がわき上がってきて,先生と子ども達との関係は良好になりますね。

2年生_かけ算九九のきまり

b8632_300チーム算数で押田先生が提案してくれたのが,「かけ算九九のきまり」の学習でつかえる「円形ジオボード」です。

これ,手作り教具です。
分厚い板のように見えているのは,コルクです。
そこに0~9までの数が均等に配置され,画鋲がさしてあります。
これに毛糸をつかって,学習します。

写真は「2の段」を実行中です。
2の段の九九の答え(一の位)になる数字の所で毛糸を一巻きします。今,8のところですので,「2×4=8」と言いながら,8のところでグルッと一巻きしています。

この教材の良いところは,コルクを使っている点です。コルクなので,画鋲で何度さしても,画鋲をしっかりとらえてくれます。

押田先生は,これをクラスの人数分作ったそうです。
これを1つ作るだけでも,かなりの算数好きと思いますが,クラス全員分作ったのですから,算数大好き先生だと分かります。
子ども達は幸せですね。

佐々木先生が,1こ500円ぐらいなら市販されたら買いたいと言っていました。人数分そろえると,かなりの高額になりますが,先生用として1つあるだけでも授業の雰囲気は大きく変わります。子ども達が面白がります。

よく,「何を言ったか」ではなく,「誰が言ったか」だ,と話しに聞きますが,算数の場合は,「何を使ったか」が重要なポイントとなることが,こういった優れた教材を見ることでわかります。

8733ちょっと前にも書きましたが,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』2年1巻に同じ事をスクリーンで学べるソフトが入っています。

手作りの教材も,算数ソフトも,どちらも子ども達には大人気となります。

3年生の「かけ算の筆算(2)」のソフトを1本,開発中!

8729チーム算数で佐々木先生からご要望のあったソフトを作り進めています。

末位に0があるとき、ちょっとずらして計算すると簡単にできることを伝えるソフトです。

薄くなっていますが、「筆算」のボタンがあります。
これをクリックすると、式のところから数字が飛び出し、ひっ算の位置に配置されます。
すると、画面の上の図のようになります。
末位の0が、どうにもずれています。

子供たちは、きちんとひっ算を学んでいるので、数がずれていることに違和感を感じます。
妙だと思います。
その思いをぐっと抑えて、赤丸ボタンをクリックします。
するとどうでしょう。0ではないところの計算が進みます。

忽然と「?」ボタンが登場しています。
クリックすると、末位の0が飛び出して、答えの位置に配置されます。
そうして、「ハハーン、そういうことか」となります。

簡単にやるときには、ちょっと妙なやり方でやっても、特におとがめが無いのが算数です。
ここから、そうか!と拡張的に頭が働く子は、算数のセンス大です。0をうんと増やして問題を作ってみたくなったら、すばらしいです。
また、どうしてこういうやり方でできるのかと考える子がいたら、これもグッドです。分析的に頭が働いているのです。430は「43」と「×10」であり、600は「6×100」だから・・・と考え始めたら,「たいしたものです!」と言いたくなりますね。

ソフトが完成したら,もっと算数サイトにアップします。
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『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(3年3巻)
  0のかけ算とかけ算のきまり ソフト数13本
  かけ算のひっ算(1) ソフト数37本
  かけ算のひっ算(2) ソフト数13本
良いソフトです。

3年の「かけ算の筆算(2)」佐々木先生の話はグッド!

チーム算数開催日でした。
城ヶ崎先生,佐々木先生,押田先生と私の4人です。

8731佐々木先生から,3年生の筆算の話しがありました。
目指すは,筆算の手順完全マスターです。
そのために,佐々木先生は「かけ算をして,たし算をして,積まで求める」という,従来の方法をちょっと止めて,「かけ算だけをする」という取り組みをしました。

右の画面で言えば,最初にかけ算をするのは「3×1=3」です。次は「3×3=9」です。
それから十の位に移り,「2×1=2」をやり,「2×3=6」をします。
これでおしまいにして,次の問題で練習をするというやり方です。

筆算のやり方に馴染んでもらうために,筆算を2つの部分に分解したのです。
1,「かけ算」部分
2,「たし算」部分

2の「たし算」部分は,たし算の筆算と同じ形ですので,やり方の理解はすでにできています。
しかし,1の「かけ算」部分は初登場です。
こういう初登場の部分を取り出して,そこを集中して繰り返す学習をしたのです。

話を聞きながら,これは効率の良い方法だと思いました。
そう思っていたら,佐々木先生から,算数ソフトはこういう繰り返しにも対応できる良いソフトだと話されたので,グッと来ました。

画像のソフトは、3年の3巻の「02B,2桁×2桁/筆算の仕方」です。
『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(3年3巻)
  0のかけ算とかけ算のきまり ソフト数13本
  かけ算のひっ算(1) ソフト数37本
  かけ算のひっ算(2) ソフト数13本
使えるソフトです。
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佐々木先生の工夫は,もう一つあります。
4人で1つの筆算に取り組むという工夫です。
1番目の人が,始めのかけ算「三一が1!」と言い,次の子が「三三が9!」といいます。
こうして4人が言い終えたら,次の4人にバトンタッチです。
クラスの子が1巡すると,9問も取り組んだことになり,効率的に目当てに向かって進んだそうです。
このやり方もグッドです。
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佐々木先生から,ソフトの御要望を1ついただきました。
工夫した筆算のソフトです。
その場で,こんな感じかなと話しをして,あっという間に,どんな作りにするか決まりました。
明日,作ろうと思います。