Category Archives: 友人知人

鎌田先生,平井先生と。驚きました!

b8080大阪のセミナーの翌日,大阪の池田市へ行きました。
そこで,鎌田先生,平井先生とお会いし,池田の散策を楽しみました。

鎌田先生は,今大切と言わている「チーム学校」をずっと以前から実践され,『しごこちのいい学校』として本にされている大人物の元校長先生です。現在は教育委員会にお勤めです。
平井先生は,鎌田先生が校長時代に池田小学校で教頭先生をされていました。
その後,池田小で校長先生をされています。

素晴らしいお二人が池田の街を案内して下さいました。
これ以上の贅沢はないでしょうね。ありがたい一時でした。

b7723心密かに思っていたことがあります。
「鎌田先生が街を歩くと,あちこちから声がかかる」という話があります。それが本当なのかどうか,気になっていました。
まあ,学校の中でしたら,誰しも「先生!」と子ども達から声をかけられます。ですが,それが街の中となると,そんなにありません。

b7722実際に3人で歩いていたら,本当に声がかかるのです。
しかも,一度や二度ではありません。行った先,行く途中,どんどん声がかかります。

特に印象的だったのは,池田城跡の公園です。
大学生ぐらいの青年2人が立ち話をしていました。
b7721この2人がいる方向に道なりに歩いていたら,青年から声がかかりました。それからは,今どうしているのかなど話が弾んでいます。

驚いたのは,鎌田先生がその青年の名前を覚えていることでした。もちろん,平井先生も。
すごい学校経営をされていたのだと感じました。

今,『しごこちのいい学校』を手にして,少し読み返しました。
この本,いいですね。

日清ラーメンの記念館や落語ミュージアム,池田城跡,池田の無料動物園など,ゆっくりと見学させていただきました。

そうして,その夜,池田の若い先生方が集って学ぶ「明日使えない教育の学習会」で少しお話をさせていただきました。
熱心に学ぶ若い先生方から,エネルギーをいただきました。
ありがとうございました。
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前田康裕先生『まんがで知る教師の学び』

b7743前田康裕先生の『まんがで知る教師の学び』が今月の25日に発売になります。
アマゾンではすでに予約可能となっています。

この本の内容が,前田先生のフェイスブックにその1,その2,その3と記されています。

その1:全体の内容紹介
その2:ストーリー
その3:吉良良介(←主人公の人物紹介です。込められた意味が深いです)
まだまだ続くようで,楽しみです!

その1を転載します。
--↓前田康裕先生のFBより↓--
拡散希望【まんがで知る教師の学び】その1
http://www.amazon.co.jp/まんがで知る教師の学び-これからの学校教育…/…/ref=sr_1_1…

久しぶりに私の単著が出版されることになりました。まんがも私自身が描きました。(というか、ほとんどまんがの本ですが・・・。)
書店に並ぶのは3月25日くらいになりそうです。
今日から少しずつ本の内容の紹介をいたします。
まずは今回は目次だけ。

【各章タイトル】
第1章「そもそも思考」で考えよう
――そもそも、学ぶとは何か?

第2章 技術的合理主義の限界
――省察(リフレクション)を繰り返しながら成長する

第3章 リフレクションと自己改善
――成長するためには授業観を磨くこと

第4章 タイムマネジメント
――多忙感に負けない仕事術

第5章 学び合いと社会的構成主義
――授業形態の真似で終わらせないために

第6章 発達の最近接領域の理論と実践知・学問知
――専門家集団がビジョンを共有すれば…

第7章 教師に必要な21世紀型能力
――自身の強みを生かした未来設計

第8章 レジリエンスと学習する組織
――学び続ける教師とは
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大筋が漫画になっているので,読みやすくわかりやすいです。
さらに,そのストーリーから,教師教育についてしっかり学ぶことが出来ます。
内容が非常に濃いです。
やる気のある先生,ちょっと壁にぶつかっている先生,悩んでいる先生。
ぜひ,お読みになって下さい。
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いよいよ明日の早朝,バングラデシュに向かって出立です。
算数ソフトIMの話をしに海外へ行くのですから,時代が進んできたと感じます。
現地の言葉は全くわかりませんが,同行の方が通訳をしてくれます。
ですので,安心して行くことが出来ます。
算数を中心に初等教育について熱く語らってきます。
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「先生、1日中算数でもいいよ」

山中伸之先生が発行している「実感教育メルマガ」を,私も登録しています。
嬉しいことは,授業のレベルを上げるためのあれこれが,とってもわかりやすく記されていることです。
先輩の先生と,若い後輩の先生の会話をベースとした,臨場感あるメルマガです。
ちょっと読んでみたいという先生,こちらからメルアドを登録してください。
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「実感教育メルマガ」に,算数ソフトのことが載っていました。
ちょっと,引用しますね。
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b7752_2「それから、算数で盛り上がるのは、算数ソフトを使ったときだよね」
(「子供が夢中で手を挙げる算数の授業」)

「あ、この前紹介してくださったソフトですね。私のクラスの子供にも大人気で、算数は苦手であまり好きじゃない雄太君が、先生、1日中算数でもいいよって言ってたんですよ。うれしくってお母さんに電話しちゃいました」

「そうでしょう。子供は大喜びだよね。それに理解も深まるからすごくいいしね」
「今度、雄太君のお母さんにも見せてあげようと思います」
「うん。雄太君に限らず、学級懇談会などでお母さん方に見せるといいよね。
こんな勉強の方法もありますっていう感じで」

「そうですね。今度やってみます」
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驚きの内容です。
若い先生が算数ソフトを使ったら,「先生,一日中 算数でもいいよ」って言われたのです。
こんな嬉しい言葉,なかなかもらえないです。
算数好きの私も,現役の時に一回も言われたことがありません。
いかに面白い授業だったのか,それが良く伝わってきます。
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算数ソフトを使うと,一気に燃え上がり,「やる気200%」状態になる子が出てきます。
それが算数苦手,算数嫌いの子だったら,まさに,指導チャンスです!!

「もしかして,算数が好きなんじゃないの」と聞くのです。
すると,たいてい肯定してきます。
これで算数への心が変わります。

続けて,言いましょう。
「きっと,生まれつきかも知れないな。」
こうして生まれつき算数好きとセットされてしまうと,子どもの気質が変わります。

押さえで,「家でちょっとでも算数をやったら,見せてね」とでも一言言っておくと,明日がそれなりに楽しみになります。

心を変えて,気質まで良くしていける職業,それが先生なのです。
尊い仕事です。

算数ソフトを使って授業をすると,子ども達がとっても喜びます。
やる気もすごいです。
その流れに乗ってあげると,子どもも変わってきます。
『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』
お勧めです!!
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中嶋先生が千葉まで

奈良の中嶋先生が千葉までやってきてくれました。
東京に用事があり,そこから足を伸ばして千葉まで来てくれました。
嬉しいですね!

久しぶりにゆっくり話したので,話はあちこち飛びました。
昔の思い出話もありました。これから先のことも話しました。

何よりも嬉しいのは,中嶋先生が毎年のように大前進をしていることです。
私が現役の時に全くできなかった世界を,一つ一つしっかりと構築しています。
また,ほんのり気品が漂っていました。
品格ある道を歩んでいるからでしょう。
「先生は先生らしく」
この生き方が,今の中嶋先生の歩みなのでしょう。
実に良い姿です。
中嶋先生の姿勢に触れることで,私もさらに今より良い方向に進もうと思いました。

今回の話の中に,「比べない」が出てきました。
普通にしていても,人と自分をすぐに比べてしまうのが人間です。
小さい頃から学校のテストなどで,比べやすい考え方を学んできていることも,その一つの要因と思います。

自然に比べてしまうのは,自然の成り行きですから,それはそれでかまわないことなのです。それが大きくならないようにすることが,私は大切と思っています。

どうしてでしょうか。
人と比べて楽しい気分になるのは,自分が勝っているときだけだからです。
何かの拍子に,自分が負けている状態になると,かなり強めに落ち込みます。
比例するように,精神状態が悪くなります。
勝ちっ放しの人生なんてありえませんから,日頃から比べないように努めるのです。

また,専門的に勉強が始まると,人とは違う世界を切り開くことになります。
各自,自分の道を自分で歩むのですから,比べること自体が空虚な状態になります。

そんな話が,合間に挟まりながら,中嶋先生との楽しい時間がすごせました。
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b7767ところで,今月はアフリカではなく,バングラデシュに出かける事になりそうです。
その日程がまだ決まらないのですが,現地の方が「ウェルカム」とのことなので,楽しく充実した時を過ごせそうです。
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ルワンダにお店が

ルワンダの友達から,「新しくお店ができた」とメールが届きました。
タイ料理屋さんがオープンしたことと,
イタリアンのお店がオープンしたことです。

タイ料理もイタリアンも,本の街・神保町にはたくさんあります。
ですので,観光目的でルワンダに行くのでしたら,どんなお店ができても,どうということもないように思えます。

b7792でも,今の私には,このお店オープンの話は,嬉しいニュースとして響いています。
通常,人が増え,衣食足りる様になったら,その次に人々が注目するのが「教育」だからです。

タイ料理やイタリアンのお店ができるのは,そういうところで食事をする人が見込まれているからです。
「衣食が大いに伸びている!」と感じます。

友達からのメールには,嬉しいことに,お店を案内してくれるとありました。
この目でお店を見て,賑わいを感じて,その先の教育の振興に,私もささやかながら協力をしたいと思っています。

友達との再会が楽しみです。
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今年の海外出張のメインはルワンダになりそうです。
他に,あの国,この国とプランが上がっていますが,実際にはどうなるか,まだはっきりしていません。
ささやかながらも,こういう状況になるところまで前進していることがとても嬉しいです。
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三宅貴久子先生といつかは

b7805大阪で関大初等部の6年生がブース展開をした「ワン・ワールド・フェスティバル」で三宅貴久子先生と一緒に撮影しました。

この日は,公開研究会の翌日で「日曜日」です。
普通なら,家でホッと一息つくところです。
授業や協議会などの疲れを取りたいところです。

そんな雰囲気を微塵も見せず,三宅先生は朝から終了まで,きわめて元気に,ずっと会場に張り付いていました。
この熱さ,この教師魂,敬服します。

三宅先生とは海外で一緒に活動する日がやってくるだろうなと思っています。
どんな活動になるのかは全くわかりませんが,その日が楽しみです。

b7841この写真を見て,初等部6年生の活躍を思い出していたら,アマゾンから予約していた『ナマステ!会いたい友だちと--友情は国境を越える』が届きました。

この本の表紙カバー。
表紙をめくって内側に折れている所に,グッと来ることが書かれています。
※本書の売上げによる収益金は,ニランジャナスクールの学習環境改善のために使われます。
これがあったので,アマゾンでも予約し,会場でも購入しました。
購入することで,6年生や三宅先生の取り組みに,ほんの少しですが私も参加した気持ちになりました。
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