アフリカの視察をしてからと言うもの,私のブログはアフリカ色で一杯になっています。
アフリカのことをどれだけ書いても,明日の授業にはほとんど影響がありません。
ですから,今はアフリカの教育に関心のある人が,私のブログを読んでくれているのだろうと思っています。
先日,そんな読者の一人,西原先生からメールが届きました。
同じようにアフリカで活動をしている人を紹介したいと言うのです。
何度もお会いしている西原先生のご紹介ですから,きっと,いい人なのだろうと思います。
論語ではありませんが,「必ず隣あり」です。
人とは会ってみることが一番です。
再来週,東京駅でお会いすることにしました。
その翌日は,慶応大学で開催される「ケニアビジネスコンファレンス」です。
アフリカの中のケニヤでビジネス展開していく,そういう集まりです。
この情報は,Nziokaさんからいただきました。
ジッとしていても教えてくれる人がいるのですから,ありがたいです。
さくら社から私も含めて3人参加予定です。
何か有益な出会いがあるように思えています。
どんな仕事もそうですが,出会う人やパートナーが一番大切です。
私は本当に恵まれていると思っています。
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写真はケニヤの首都ナイロビの郊外のお店。
こういう場でも皆さん携帯を持って話していました。
撮影は久野氏。
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小山で開催された青年教師達のセミナーに顔を出しました。
松島広典先生,飯塚寛先生,中村啓太先生,須永吉信先生の順に実践発表がありました。
どれもこれも,オリジナリティーにあふれ,新しい風を教育界に注いでくれそうで,頼もしく思いました。
もちろん,山中先生の講座1講座2は圧巻。
実に具体的で,それでいて,論理がしっかりしていて,さすが山中先生と痛感しました。
松島先生の初発の感想実践。圧巻だったので,休憩時間に一言アドバイスしました。
それは,教科書の引用についてです。
子ども達の作文には引用部分への意識が無いので,「教科書は声なんだ」と教えると良いことを話しました。
初発の感想は,教科書の声を聞いて,自分がどう思ったかを書くので,聞いた声の部分には鉤カッコをつけるのは当たり前だね,となるわけです。
松島先生は飲み込みが速く,すぐに納得していました。大したものです。
懇親会に中村先生が参加していたので,朝の実践について,少し多めにアドバイスしました。
これも,朝の実践の内容が良いからです。
懇親会には小野口先生も参加していました。会場でとても姿勢が良く,しばし見とれた先生です。
姿勢指導の形がしっかりしているので,その心の部分をアドバイスしました。
きっと,大和の教育をすすめてくれるのではないかと思いました。
山中先生とはアフリカ視察のことをあれこれ話しました。
実際に見てみると,英語版算数ソフトの普及の他にも,やりたい事がたくさん出てきます。
あれこれ一気にはできませんので,すこしずつ着実に前進させていくと,山中先生も頃合い良くフリーになります。
その時には・・・と夢が広がりました。
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熊本の前田康裕先生と久しぶりにお会いしたので,近所のカレー屋であれこれと歓談しました。
二人ともライスは「半ライス」。
いつもの私なら,大盛りといってしまいそうなのですが,メタボ直前と健康診断で言われ,食べ方を変えることにしました。
そうしたら,半ライスでも十分になってしまい,前田先生とおそろいで「半ライス」でした。
前田先生の教育の話は面白いです。講演でもあったら,じっくり拝聴してみたいと思いました。
前田先生とのお付き合いは,かなり古く。
彼がまだ20代の時の講演を聴いたことがあります。
学年1の不良中学生へのとある接し方をしたら,不良グループが全員,前田先生に一目置くようになりました。
そんな話を聞いたとき,この先生は今まで見てきた先生とは質が違うと感じました。
さくら社を設立してから,熊本を巡ることがあったので,時々,お会いしていましたが,今日,少しゆっくりお話ができました。
品格も高い素晴らしい先生です。また,お会いして,前田先生の教育話をうかがいたいと思います。
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7日(月)の24時30分,羽田からアフリカへ向かってフライトです。
とても楽しみです。
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10年ぶりぐらいでしょうか。
帝国書院の小宮氏と楽しい一時を過ごしました。
以前にお会いしたときは,まだ,さくら社は影も形もない頃でした。
帝国書院さんは神田神保町の3丁目にあります。
その隣の2丁目に設立したのがさくら社です。
歩いて,10分もかかりません。
近いというは,なんだか嬉しいものがあります。
私がアフリカに行くこともあって,あれこれ海外の話で盛り上がりました。
西アフリカのブルキナファソ。地方に行くと,未だに石盤のような物を使って授業をしています。
そんな話から,南米の内陸国,パラグアイには,3×4を13と信じてやまない先生がいるとか,実に,面白かったです。
最後は,「仙台の子が東京でカブトムシを捕まえるという珍現象がなぜ起こるのか」という,かなり高度な話になりました。
そこには,昆虫を単独に見るのではなく,生態系という少し広いグループで見ることが,生活の上で重要と言うことまで含まれており,話に感服しました。
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野口塾ビギナーズの様子を松澤校長先生が記してくれました。
そこに,私のことも書いてありました。引用します。
「真打ち登場です。横山ワールドは,教育界の立川流と言ってもよいでしょう。
会場に現れた途端に,会場の雰囲気が一気に上がりました。(途中略)
この日は,東京未来大学の神部先生の教え子が数名参加していましたが,いつものように彼らに迫り,たっぷりと教え導いていました。
決して「寝床」ではありませんでした。」
大学生の中には,講義の聴きすぎで眠りやすい体質になっている人もいます。
そういう学生さんがいたとしても,眠っていられない状態を作れば,皆さん元気に話を聞いてくれます。
「一人も眠らなかった」という講座は,まずは及第と思っています。
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城ヶ崎先生とチーム算数を開催。
今回は,主に生き方,考え方に近いところを語らいました。
始まりは,城ヶ崎先生の載った新聞「よみうり船橋」の記事。
大器晩成の典型のような生き方をしているので,話が実に面白いです。
こういった近況を語り合い,「思考力育成」と「心の受け身」について話が続きました。
思考力育成は,もちろん,関西大学初等部の取り組みです。
この取り組みがなぜすごいのかについて,私なりの見地から話しました。
ここでは詳しくは書きませんが,関大初等部の取り組みがいかにすごいか知りたい先生は,今度あったときに,「思考力育成について・・・」と話しかけてください。
じっくりとお話します。
次の話題は,城ヶ崎先生の得意とする合気道の極意,古武道の話です。
そこから,「心の受け身」について語らいました。
心が折れてくじけるか,心の受け身を取って再び立ち上がるか。
その分かれ目の概念を技として持っていると,まあ,人生は楽しくなります。
類例として,泣き出す子への対応の話も出ました。
泣き出して,泣き続けて,死ぬまで泣き続けて年老いたという人は,古今東西一人もいません。
時間が経てば泣きやまずにはいられなくなります。
そんな話ですので,詳しく知りたいなと思った先生は,城ヶ崎先生に会ったときに聞いてみてください。
なるほど,と思える話をしてくれますよ。
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関大初等部の三宅貴久子先生がインドに出発する前に紹介してくれたのが,右の『旅の指さし会話帳』です。
三宅先生からは「インド」を見せていただきました。
本の作りが面白く,少々バカバカしさすら感じます。
だから,その場の会話が弾みそう!と感じ,英語版を購入しました。
ルワンダもケニヤも公用語が英語だからです。
現地の小学校にも行くことになっているので,小学生とざっくばらんな時間があったら,この本を開いてショート会話を楽しもうと思います。
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いつか,三宅先生と海外で授業の競演をできたらいいなと思っています。
三宅先生は思考力育成。
私は奇跡の算数。
これに,海外に強い素読の先生がいてくれたら,基本的な学習がきっちりしますね。
その時には,数人の先生にも同行していただき,さらに,あれこれ有益なプロジェクトを・・・なんて思ってしまいます。
三宅先生と競演なんて,国内でも講座で1回あっただけです。
授業となると,まず,起こりえないでしょうね。
それを海外で・・・と思っているのですから,私もノー天気です。
それでも,そんなことを思っていると,次第にそっちの方向に向かうようになっているのが世の中なのです。
そういう世の中の法則に逆らわないように,この先も進みたいですね。
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