Monthly Archives: 12月 2010

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東海道中膝栗毛

  十返舎一九の『東海道中膝栗毛』を読んでいます。岩波文庫で上下巻として発売されていますが,読み終わったのは上巻です。
  会話文が非常に多く出てくるので,当時の言い回しを知ることができ,私には実に面白い本となっています。
  
  大名行列と出会ったときの様子では,先払いの者が「したアに したアに」といった後,続けざまに「かぶりものをとりませふぞ」と言っています。
  こういうのは,時代劇では出てこないことなので,当時の本を読んで初めてわかることです。
  この様子に近い画像が明治初期の本に出ていたことを思い出しました。近いうちに,アップしたいと思います。

  下巻は来年読もうと思っています。

スカイプ

仕事部屋が無線ランになりました。おかげで,かなりの量のコードが姿を消しました。まだ,コードはたくさんありますが,実にスッキリしました。有難いことです。
ついでに,スカイプをセットしました。これで,遠方の師匠と無料で音声通話が出来ます。今日は,その初の試みをやってみました。慣れないので,妙に緊張しましたが,両手使えるので,まるで同じ部屋で仕事をしているような感覚になります。在宅ワークが多いので,こういうのはとても良い感じです。
聴くところによると,もう少ししたら,無料のままで複数でやりとりできるそうです。これも有難いと思います。

福山先生,宮内先生の新しい取り組み

  有田先生をしたう先生方が作られている教材開発のMLがあります。その末席に加えていただいていますが,このMLから専門部会が成長して,その一つに福山先生のミスゼロ部会があります。このMLからさらに発展して,福山先生・宮内先生など,志の強い先生方が新しくイベントを開催します。
  レポート交流があるので,かなりレベルの高いひとときになると感じています。私は都合で参加できないのですが,力を伸ばしたい若い先生,足を向けてみてください。

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  『次世代に伝えたい教育実践を語る会』(1次案内)
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  微細技術でも、授業構成術でも、子供たちの心を年間を通じて育て鍛え上げる実践で
も,「良いものは良い」と認め合い,交流し合うことを目的に,この会ができました。普
段は,インターネットを通じて交流しています。
 そして,この度,「次世代に伝えたい教育実践」をお互いに持ち寄り,交流会を持つこ
とになりましたのでお知らせいたします。

期日 2011年2月11日,12日

場所 日本教育会館 会議室

講師 福山憲市氏
  山口県公立小学校教諭 ミスゼロの会主催
 -次世代に伝えたい授業づくり・学級づくり-
内容  講座と参加者の持ち寄りレポートによる実践交流
定員  30名
参加費 5000円
参加条件 教育実践を書いたレポート(形式・分量は自由)35部
    (授業の様子が分かる学級通信や指導案でも可です。)
申込先 事務局まで電子メールでお申し込みください。
 事務局 宮内主斗@茨城県公立小学校教諭
    kmiyauti■nifty.com   (■は@に直してご利用ください)
付記  詳細につきましては,第2次案内でお知らせします。
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中嶋先生の本

   『そのクレーム,うまい教師はこう返す!』(学陽書房)
  中嶋郁雄先生の本です。こういうときは,こういう対応を。それがたっぷりと書いてあります。

  良いなあと思ったのは,「学年で話し合って・・・」と,いったん受け止める姿勢です。学年で話し合って,それをまた報告するという手間はかかりますが,基本に忠実な安全策です。何でも,自分で解決!と思いこんでしまうと,なかなかこういった方向に頭が向きません。また,自分は実力があると思うと,学年で相談したって・・・となり,こういった方向に向かおうとしません。

  最近は,企業の方とお会いすることが多く,時々,「社に持ち帰って・・」とお言葉をいただくことがあります。チームで仕事をしているという意識が高いのだと思います。

  良い本です。お時間のある先生は,お読みください。

ご機嫌よう

  テレビのCSチャンネルが好きで,よく見ています。
  古い時代劇は,所々,なるほど!と勉強になります。
  今日は,戦前の忠臣蔵のお仕舞いの方を少し見ました。1938年(昭和13年),板東妻三郎が主演の映画です。

  瑤泉院を訪ねた大石内蔵助が帰り際,「戸田殿 ご機嫌よう」と言うと,戸田は「御道中 後大切に」と挨拶を返します。こういうところ,いいです。

  別れ際の挨拶言葉,「さようなら」。漢字で書くと「左様なら」なります。“それならば”という意味です。
  「おいとまいたしましょう」とか「ご機嫌よろしゅう」などと言われたときの,返す言葉として,「左様なら」と使います。
  それが,今は「さようなら」が別れの挨拶語として記号化しているので,「先生さようなら」「皆さんさようなら」とかわいらしく用いられています。
  もし,昔ながらの意味に合わせたら,日直が「起立」と言って,みんなが立った時に,先生が「帰りましょう」と一言発声し,子ども達はそれを受けて「先生,左様なら」となるのでしょうか。歴史に「もし」は無いので,こういうことを考えても致し方ありませんが・・・。
   現代の時代劇は,今という時代に合わせて言葉を使っているので,見ていると武士の世界もかなり平等化が進んでいることを感じます。そういう感じ方ができるので,昔の映画は面白いです。
  
  昔の時代劇などのポスターを見ると,武士の頭の剃っているところ(月代:さかやき)が,青くなっています。これは,青黛(せいたい)という油を塗っていたのです。通の人が塗っていたそうです。まあ,武士のおしゃれの一つです。お歯黒も現代の時代劇では消えましたが,青黛も消えています。曲げも長くなって,時代にあった格好良さが表現されています。
  
  

山本校長先生と一休み

  ジョナサンで山本校長先生とお茶しました。
  小学校の様子や,ブログのことなど,いろいろと伺うことができました。
  山本先生のブログに出てくる「ひたちなか海浜鉄道」は,ご自宅から車で20分程度のところを走っているそうです。写真を撮りに行くと,たいてい鉄道ファンの方がカメラでねらっているそうです。ほのぼのとした光景が浮かんできます。なんだか,気持ちが良いです。
  とても,ありがたいなと思ったことは,算数ソフトなどで雑誌などから取材の希望が出たら,山本校長先生の小学校をご紹介できることです。これは,本当に力強いです。場合によっては,他の小学校も紹介してくださるとのことでした。力のある校長先生はやっぱり心が寛いです。嬉しいです。
  家に帰り,しまったと思ったのは,「サインズ」について伺うのを忘れたことです。どんなことを連載する予定なのか,それを聞きたかったのです。でも,あれこれ話に夢中になってしまい,すっかり忘れてしまいました。ちょっと,残念なことをしました。
  これからも,山本校長先生とあれこれスクラムを組んで前進していきたいと思います。
  山本校長先生のブログは,こちらです。 → http://plaza.rakuten.co.jp/mikio319/

  校長先生といえば,野口先生とお会いしたとき,秋田の沼澤校長先生の話題がでました。沼澤校長先生のブログも私は好きで,ちょくちょく拝読しに言っています。こちらです。 → http://blog.goo.ne.jp/spring25-4