Monthly Archives: 10月 2011

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中村健一先生の本

面白いこととためになることがたくさん書いてある良い本です。
子ども達との接し方はもとより,保護者との対応の仕方も,何が大事なのかわかりやすく書かれています。

中村先生といえば,楽しい実践の宝庫の先生なのですが,この本からは,しっかりとした考えをお持ちだと言うことが,伝わってきます。
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『現代教育科学』の10月号の宇佐美先生の御論文を拝読。勉強になります。

島根の足立校長先生

facebookで,島根の足立校長先生と友達になりました。
足立先生は数学の先生でもあります。

ついさっきのことですが,facebook内のedumlで,足立先生とキーボード対談をしました。
とても嬉しく思ったのは,「規則性」「きまり」を見つけ出す授業に子ども達が乗ってくるというお話をされていたことです。

こういうことが分かる数学の先生と友達になっているとわかり,とてもありがたい気持ちになっています。
いつか,膝を交えたいと思います。

算数でも,同様に「きまり」を見つけていく授業を作っているという先生がいたら,友達になりたいと思います。
「きまり」を見つけることを楽しみ,次第に「きまり発見力」が高まり,気がついたら,与えられた問題から新たな決まりを見いだすには,どう思考すれば良いのかがわかる子に育ったら,それってすごいことだともいます。
このあたりにチャレンジしているのが,親友の城ヶ崎先生です。
今度の「教育の原点セミナー」では体育で御講演しますが,算数ソフトを活用した授業論もなかなかすごいものを持っています。
城ヶ崎先生の「算数ソフト授業論」を今度聞けるのは,11月5日の「チーム算数」の日です。今から楽しみです。

高知の井関先生

最近,高知の井関和代先生の活動に注目しています。
何しろ,私が出かける先で,たいてい講師として活躍されているのです。チャンスが有れば,自分から講師の申し込みをしているのだそうです。
この意欲が積み重なって,講座の内容も聞くたびに濃くなっています。前振りが長いのがご愛敬となっていますが,進んで講演することで日々の実践も高まっているのだと感じています。
宇都宮であった時には「メルマガの連載,来週には送るから・・」と,明るく,前向きにポンと言っていました。
講座をこなし,連載もこなし・・・。
前向きな先生と一緒に学べて,とても嬉しいです。

宇都宮の野口塾で感じたことは,井関先生の積極的な活動が野口塾に良い影響を与えているように思えることです。
野口塾には地元教師の発表があります。せっかくの場なのですが,なかなか立候補する先生がいません。
そこで事務局の先生はどうするかというと,県外の先生から希望を募ります。それでも希望がなかなか出なかったのです。
今思うと,何とももったいない過去です。

それが,最近,変わってきました。
講師枠がすぐに一杯になるのです。講師を希望する先生が増えてきているのです。こういう現象は,とても嬉しいです。

もうすぐ100回を迎える野口塾です。
「これからが野口塾!」
今,そう感じています。
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22日(土)は,植草学園大学で「教育の原点セミナー」です。昨年の前夜祭に参加した先生の中から,一年間のメルマガ連載を引き受けた意欲的な先生方が講師です。
もちろん,井関先生も講師です。
皆さんの参加をお待ちしています!

江部 満氏と会食

明治図書を7月に御勇退された江部氏と,楽しいひとときを過ごしました。
戦前のことから,戦後の教育について,いろいろとお話を伺いました。
今まで聞いたこともない話ばかりでしたので,あっという間に時が流れました。

お話の途中,来年の3月に開催される言語技術学会へのお誘いを受けました。
江部さんから「同志」というお言葉まで頂戴し,ちょっと恐縮しています。
上野に良いお店が有るとのことで,来月も江部さんと会食をする事になりました。

宇都宮で野口塾に参加しました。
今回の話も濃かったです。参加して良かったです。
照井先生から,11月の鍛国研の前日に,算数のソフトを使った授業を!とお声をいただきました。これもまた恐縮する思いでした。授業は上手ではないので,それでも良ければ・・ということでお引き受けしました。

22日(土)は「教育の原点セミナー」です

22日(土)は,千葉で「教育の原点セミナー」です。
野口先生はもちろんのこと,山中先生,竹村先生,中嶋先生など,たくさんの本を出されている有名な実践家の先生方が次々と御登壇くださいます。『伝わる伝わる見える指導』を出された新進気鋭の山本先生も御登壇です。
私も参加しますので,お昼や懇親会で,皆さんとお話しできることを楽しみにしています。


==講師の紹介==

とっても良い,重さのソフト!/3年_重さ

MS-DOSの時代からウィンドウズと,マイクロソフトのPCを使い続けてきている私ですが,スティーブ・ジョブズ氏の訃報に愕然としました。
早すぎます。ご冥福を祈りつつも,もっともっと新しい時代のページをめくってほしかったと思いました。

自分が進めることは,何なのか。
それを再認識させらました。
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このソフト,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(3年の5巻)に収録されているソフトです。

秤の学習をする前に,数直線の読み方を復習しておいた方がよいと考えて,作りました。
なにしろ,メモリが読めなかったら,重さの学習は全滅してしまいます。

その秤のメモリですが,これがなぜか円形をしています。読み取りができる私たちにはどうって事もないのですが,丸くなっているだけで抵抗を感じる子もいます。

そこで,直線になっているメモリを読む練習をしっかりやり,それから,秤のメモリへ。そう考えて作り込みました。

この数直線のソフトには,ちょっとした良い感じの工夫があります。
画面の右上に1から4番までの番号ボタンがありますね。それをクリックすると,数直線のメモリが変わります。全部で4種類の数直線が用意してあるのです。
それも,1メモリが50,10,20,5となっています。秤のメモリに合わせています。
重さの単元に特化した復習ソフトです。

もちろん,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(3年5巻)には,秤のソフトも各種ドーンと収録されています。

3年生の先生,ぜひ,ご活用ください。