私に与えられたテーマにびっくりしました。
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「算数の原理」から国語科の指導を考える
理数系の国語指導法といった感じになるからです。
論理的な国語指導法と言っても良いと思います。
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今,アマゾンをのぞいたら,両方ともリニューアルされて発売されていました。
『日本語どういう言語か』は講談社学術文庫に入っていました。
文庫に入れば息が長いです。良いことです。
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内容がすっきりくっきりしているからです。
これなら,分かる!と当時思っていました。
おかげで,私なりにグッと来るひらめきが有りました。
そうして,構成も要約も,その関連づけも,面白いように分かるようになりました。
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それが面白い!と思えるようになると,次々と本を読みたくなってきます。
すると自分の仕事に関わる大きなひらめきを与えてくれる本と出合います。
デカルトの本もそうした一冊です。
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そんな経験があるので,
「新しいことを教えてくれる対象には,連続的に向き合うこと。
その先に大きなひらめきの扉が待っている」
「第7回鍛える国語教室in花巻」は,11月26日(土)に,岩手県の花巻市文化会館で開催されます。
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※どうも,このブログ,不調です。一字下がりができなくなりました。1行空けもできません。<br/>タグを入れても,消されてしまいます。苦肉の策で,--を入れています。「それもまた良し」とも思っています。
大手企業の役員さんと打ち合わせをした時に,その役員さんが話題提供として紹介してくれたのが,この『自助論』です。
この本,今,役員さんの会社でブームになっているのだそうです。
竹内均さんの後書きまで読み進んだら,この本は,福沢諭吉の『学問のすすめ』と並んで,明治時代の青年に読まれた本なのだとわかりました。
『学問のすすめ』はかなり感動的に読みました。明治維新になり,なぜ勉強しなければいけないのかが,しっかりと書かれています。自覚してかかるべき事なので,『学問のすすめ』はお薦めです。
『自助論』は事例が西洋の人のお話で,ピンと来づらいのですが,冒頭の「天は自ら助くる者を助く」はズシンと響きます。自分がしっかりすることなのです。
途中,フランシスコザビエルが出てきます。期待して読みました。インドへ行き熱心に布教した様子が書かれています。次が日本だ!と感動の準備をしつつ読み進めたら,いきなり中国になってしまいました。間の日本での布教活動は,西洋では話題性が低かったのかと,ちょっとがっかりしました。
若い人は,この本に書いてあるような崇高な精神を持つことです。
私もまだまだ前進しようと思いました。
良い本です。
10月になったばかりですが,11月の話題です。
11月18日に,作法の本が発売になります。
『小学生の行儀作法』という本です。
正しい書名は,『クイズで学べる 恥をかかない! 小学生の行儀作法』です。
発売元はPHPです。
これで,私の作法の本は3冊目になります。
『明治人の作法』(文春新書) 2009年
『行儀作法の教科書』(岩波ジュニア新書) 2010年
『小学生の行儀作法』(PHP) 2011年
「数は並べて見る」
「3つ並べると規則性が見える」
脈絡の無い2009,2010,2011なのですが,並べて見ると,「どうもこの調子だと・・・」と頭が自動的に考えてしまいます。
これが「算数の力」です。
規則性が見えてくるので,その延長線も見えてきます。
自然と良い気分になり,勉強をする気になります。
昨日,松尾芭蕉の『奥の細道』を少し読み返しました。
そこに,お見送りの光景が書かれていて,とっても感動しました。
「お見送り」も行儀作法の一つです。
現代のお見送り,明治のお見送り,江戸時代のお見送り。
こうして3つそろったので,私の中では「お見送り」がひとまとまりになりました。
面白いです。