Monthly Archives: 7月 2012

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不明なエラーと,PCダウン

仕事でイラストレーターというソフトを使っています。
大量のデータを作ることになったので,バリバリで使っていたら,保存するときに「不明なエラーが・・」のメッセージが出て,うんともすんとも行かなくなりました。

あれこれやってみましたが,どうにもダメで,一部データを,始めから作り直す道に進みました。
これで,良い感じで仕事が続けられると思っていたのですが,翌朝,つまり,今朝です。
PCがダウンしました。
そういうこともあろうかと思って,補助マシンを脇に用意してあるので,そちらを立ち上げたら,そっちもダウンです。

いろいろやってもダメだったので,師匠に電話して症状を話したら,グッと来るアドバイスを頂くことができました。
そうして,昼過ぎ,有り難いことに復旧しました。
しかも,イラストレーターのエラーメッセージも出なくなりました。

とっても快調にサクサクと仕事が進み,今日は午後から快調でした。

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もうすぐ,5年の体積ソフトの販売を開始できそうです。
これで,ダウンロードという手間がかからなくなります。
CDでサッと使いたい先生のお役に立てられるかと思うと,嬉しいです。
初売りは,山口の講座となるかもしれません。
楽しみです!

 

小学野口塾も満員御礼

毎年開催をしている,小学館での野口塾。それが今年も8月17日に開催されます。
例年ほぼ満員なのですが,今年は早くも満員御礼となり,後からお申し込みの先生方には,誠に申し訳ないのですが,キャンセル待ちとのことです。

7月7日に開催された,素麺流し野口塾も満員御礼でした。地元の木更津技法研の先生方には参加をご遠慮いただくほどの盛況でした。

9月1日(土)の「教育の原点セミナー」も,すでに30名規模になりました。
こちらは,まだ申し込みできます。野口先生と一緒に勉強を!と言う先生,ぜひ, お申し込み下さい。

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┃2┃第3回 教育の原点セミナー
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「原点セミナー」で教育の本質・原点を見直しましょう。

全18講座! 多種多様な講座から学べます。

教育の根本から明日の具体的実践まで学べます。………………………………………………………………………………
期 日:9月1日(土)
会 場:植草学園大学 〒264-0007 千葉県千葉市若葉区小倉町1639番3
http://www.uekusa.ac.jp/
参加費:5000円(当日,受付でお支払いください)
★昼食は各自ご持参ください。

日 程:
10:00~10:25 基調提案 野口芳宏先生「教育の原点とは何か」
10:30~11:00 分科会
体育指導の3要素,身体のつくり・使い方,意識/城ヶ崎滋雄先生
教師のための『見える』仕事術/山本正実先生
11:00~11:30 分科会
子供が変わる作文指導/井関和代先生
考える力を育てる算数の授業/岩瀬正幸先生
11:35~12:05 分科会
想像画の創りかた/鈴木夏来先生
育ち育てる教師力/藤本浩行先生
13:00~13:30 分科会
心・技・体を育てる8の字・大縄跳びの指導/松尾英明先生
心に響く叱り方/中嶋郁雄先生
13:30~14:00 分科会
思考を促す社会科授業/千葉真先生
教師人生に活かす中国古典/駒井康弘先生
14:00~14:30 分科会
音読力を鍛えよう!/神部秀一先生
「楽書き」「楽習」で、学力向上/関田聖和先生
14:40~15:10 分科会
インプロ・ディベートで学ぶ、論理的思考/竹村和浩先生
校長になってから学んだ指導技術/松澤正仁先生
15:10~:1540 分科会
説明的文章の読解技術/照井孝司先生
実感道徳授業はこう創る/山中伸之先生
15:40~   全体会 野口芳宏先生
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【申し込み方法】電子メールのみの受付となります
メールの宛先:横山験也 yo◆kennya.jp
※メールアドレス中の◆を,半角の@に変更して御送信ください。

件名:「教育の原点セミナー」参加希望
内容:以下の内容をお知らせください。
お名前:
メールアドレス:
ご勤務先:
自宅の都道府県:
懇親会参加希望:
(千葉駅周辺で5000円前後)
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2本の直線が作る角度のソフト

2本の直線が織りなす角度。

イは,125°ですね。
対頂角だからです。

アとウは,180-125=55なので,55°です。
補角ですね。

この関係をつかむとき,右のような図がどこにでも出てきます。
図をそのまま使って授業をするのは,工夫力がイマイチの時です。
割り箸でも,アサガオの支柱でも,手元にある細長い棒を2本もってきて,その真ん中を輪ゴムでとめて,この図のような形を作りたくなります。
分かってもらいたい! 楽しい雰囲気で進めたい! そんな願いが自然と湧いてくるからです。

2本の棒は手動で動くので,その動きを見ていると,どうも「お向かいの角の開きは同じようだ」と感じ取れてきます。
動くというのは,それだけで,算数の理解をグッとよくしていきます

授業で,この程度の工夫をしてきた先生なら,ソフトを作るに当たり,どんな風になったらいいかは,すぐにひらめきます。
1,交点を中心に2直線が動く。
これだけでも十分に良い感じです。
しかし,これだけなら棒でやった方が,教室のあちこちに持って行けるので効果が大きいように思います。

欲しくなるのは,次の機能です。
2,角度が直線の傾きに合わせて,変わる。
数で示されれば,確かに!と確信が持てます。

ここまでできるソフトであれば,授業で使った方がいいです。
算数への理解が深まるからです。

このソフトは,直線状にオレンジ色の丸があります。この丸をドラッグすると,直線がグリグリと動きます。
交点を中心に,しかも,角度が表示されて動きます。
有り難い機能です。

このソフトは,1,2の他に,ちょっとした機能を盛り込んでいます。
「ヒント」で,対頂角同士が同じ色になる工夫をしています。左の図のようになります。
これは,かなり強烈です。この色分けがされたまま2直線が動きます。「対頂角は等しい」とビシバシ伝わります。

角の関係が,すっかり頭に入ってしまっていたら,ちょっと背伸びをしてみるのもいいです。
ア+125=180
ウ+125=180
∴ア=ウ
などとやると,中学の証明になります。
関係がばっちり頭に入っている子に式を使って説明することは,知的お話となり,とてもグッドです。
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このソフトは『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』の5年4巻に入っています。三角形の内角の和の学習の復習ソフトとして位置付いています。

1年生の100までの数のソフト

算数ソフトを開発するにあたり,お世話になっているソフトがあれこれあります。
イラストレーター,フォトショップは連日使っています。
両方とも,アドビのソフトです。

右の数のカードも,1枚1枚作って,開発ソフト・ディレクターに貼り付けています。
「数カードよ,出てこい!」と念じるだけで,思った通りの数カードが出てくれば,ソフト開発もうんと気楽になるのですが,まだまだパソコンはそこまで進んでいません。
エッチラ,オッチラと手作業で作成を進めているのが現状です。

このソフトの使い方も,極めて簡単です。
白のカードをクリックすると,黄色の数カードに早変わりします。
黄色の数カードをクリックすると,白のカードに変わります。
ですので,白カードを指して,「ここは幾つ?」と問い,答えを聞いて,クリックすればすぐに答えの確認ができます。極めて,簡単で便利です。

この数の表の左脇には,忍者が2人います。忍者をクリックすると,白カードで隠される数が変わります。クリックする度に,違う隠し方の表になるので,繰り返しの学習も,とっても簡単にできます。

その上に,ちょっとした教育的配慮も忍者に込められています。
赤忍者をクリックすると,黄色の数カードの方が多めに出てきます。
緑忍者は,白カードの方が多めに出てきます。
難易を付けて,出題できるように作られています。

なかなか良いソフトなので,たくさんの先生方に使っていただきたいと思っています。
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このソフトは,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』の1年2巻に入っています。

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6月から進めている800ページ作成のうち,だいたい200ページぐらいまで進行しています。
この作成は10年前にソフト開発を開始したときのような,大きな夢を膨らませてくれています。
大きな流れの中に位置く仕事は面白いです。

2年生のかけ算九九のソフト

このソフトは習熟向けのソフトです。
すでに,かけ算九九を勉強していて,楽しく繰り返して勉強しましょう!という時に最適です。

クリックボタンをクリックすると,右上のかけ算の式が変わります。
その式を見て,答えカードを見つけ,そのカードをクリックします。

面白い仕掛けは,答えカードが動くことです。
ゆっくり動くのが「1」コースです。
「2」コースは少し早くなります。
「3」コースはもっと早くなり,「4」コースになると,捕まえるのが大変になります。

教室で使われている先生方のお話によると,「行列ができる算数」なのだそうです。
プロジェクターなどで大写しにしているので,順番を待っている子はぼんやりとしているのではなく,画面に釘付けなのだそうです。
それも,休み時間です。

そういう様子を教えていただくと,やっぱり嬉しいですよね。作って良かったと思います。
このソフトは,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』の2年1巻に入っています。
お持ちの先生,ぜひ,楽しく使ってみてください!

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今日は,猛暑です。でも,風が涼しいのでなんとか冷房を付けずに仕事ができます。
午後になったら,もっと暑くなるのだろうと思いますが,暑さと仕事は関係がないので,進めるべき事はバリバリ進めます。

城ヶ崎先生の『クラスがみるみる落ち着く 教師のすごい指導法!』は良いです!

チーム算数開催日でした。
城ヶ崎先生と佐々木先生と私の3人で,いつものようにゆるゆると話しをしました。

今日は,城ヶ崎先生の新刊『クラスがみるみる落ち着く 教師のすごい指導法!』(学陽書房)の話題からスタートです。
非常に言い本です。
妙なたとえですが,「古武術の技伝書」という感じがしています。
よくある教室の困った一場面にどう対応するか,その対策と教師の腹づもりが簡潔に示されています。ここが実に良いのです。
若い先生は,この対策をその通りにしようと頭で明確になっても,現場でその通り言葉が出ないかもしれません。その時は,腹づもりが未熟なんだと思ってください。その腹づもりを鍛えるという思いでぜひ学んでもらいたいです。
非常に高いレベルで好印象を受けています。お薦めします!

新刊の話題から,城ヶ崎先生の話は軽快に続きました。
面白かったのは,この本を延長した先にある話題でした。そこでもまた1冊形になってもおかしくありません。この調子だと,ハイレベルの本をこの先,2冊,3冊と出していく先生になっていくと確信しています。

全体がお祝いムードの中,私の方からは,算数ソフトの今後の展望をお話ししました。たぶん,この話しは次回も,その次も,城ヶ崎先生と佐々木先生にはすると思います。算数ソフト愛好の先生だからです。また,ガツンと来ているときの私のいつものパターンだからです。
その展望が展開されていく途中,ICTの見識の高い佐々木先生のお力を大きくお借りすることになります。
同じような話しは,8月4日に藤本先生にもお話しをしたいと思っています。
他にも算数ソフトを使いこなしてくださっている全国の先生方ともお話しをしたいのですが,10月ぐらいまでは,私が忙しくてあまり出かけられないので,呼ばれた講演先で,使いこなしている先生にコソッとお話しをしたいと思っています。