チーム算数を開催して,驚いた事と言えば,城ヶ崎先生も佐々木先生も押田先生も4年生の担任になったということです。
ですので,今年度のチーム算数は4年に濃い1年となります。
城ヶ崎先生から,三角定規が重なるところを演出するソフトを・・・とお話しを戴きました。
2枚重ねて,差が何度になるかという,良くある問題に対応したソフトです。
あれこれ考えて,今回は1つの三角定規をドラッグして動かすタイプにしました。
オレンジの三角定規を左に動かすと,グレーの三角定規に入り込みます。これを黒板でやると,ちょっとやっかいですが,マウス操作なので,良い感じで重ねることができます。
この感じ,とても良いです。
そうして,60°の頂点のところで,ピタッと止まります。
その瞬間,角度の差を問う問題が登場します。
急な登場にビックリしつつも,何度なのか,答えたくなります。メクリをめくって,下になんと書いてあるのか,見てみたくなるからです。
類題を3問用意しました。
三角定規を重ねた問題に慣れていただければと思います。
このソフトは,DVDブック『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(4年2巻)の追加ソフトです。
DVDブック『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(4年2巻)を御活用の先生,この追加ソフトでさらに充実した授業を展開されてください。
4年生の角の追加ソフトは合計4本になりました。
ダウンロード購入できるように,進めていく予定です。
火曜日の午後10時から,フジテレビで「幽かな彼女」が放送されています。
中学校の学園ドラマです。
その職員室に,日めくりが使われています。
香取慎吾さんの手前に「材料七分に 腕三分」と書かれて置かれています。
有田先生の『心に刻む日めくり言葉 子どもを育てるための有田和正追究』です。
もう一つ,奥の棚の右端にも日めくりが置かれています。「知恩,感恩,謝恩,報恩」とかかれています。
野口先生の『心に刻む日めくり言葉 教師が伸びるための野口芳宏師道』です。
野口先生の日めくりの後ろにあるのは,広辞苑です。さすがは野口先生の作品です。自然と,広辞苑の近くにおかれたのだと思います。
前田敦子さん,香取慎吾さんたちといっしょに日めくりもテレビに映り,なんだか不思議な感じがしています。ごく自然に嬉しいです。
番組の内容もとても良いので,来週も楽しみに見てみようと思っています。
「正三角形と角」の学習に使えるソフトです。
ご覧の正三角形は,さくらスライダーで大きくなったり,小さくなったりします。
それでも,角度は変わらないことを確認できるソフトです。
工夫点は,分度器が角度に密着していることです。正三角形が大きくなろうが,小さくなろうが,キチンと張り付いています。
角度も表示できるようになっています。
これだけのことですが,正三角形の内角はどれも60度だということが,強く印象付きます。
ですので,「見れば,わかる!」という算数がここでも実現できます。
見て分かるのですから,分かったときには何か言いたくなってきます。
それを指名して言わせるか,ノートに書かせるか,黒板にどんどん書きなさいと言うか,班で伝え合いましょうというかは,先生方のお好みです。
お急ぎの時は,指名して言ってもらい,みんなで唱和してチャンチャン,というのもありえます。
時間がたっぷりあるときは,しっかりノートに書かせて,それを書いたとおりに言わせて,言い方などの御指導も適時入れて・・・とやっていくのもあり得ます。
算数ソフトは,道具ですから,どう使うかは,先生方のお考え次第です。
このソフト,二等辺三角形と正三角形ができたので,DVDブックの『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』を使ってくださっている先生向けとして,「追加算数ソフト」の形でダウンロード購入できるように進めています。今,しばらくお待ちください。
二等辺三角形の2つの角が,いつも等しいことを確認するソフトです。
赤い二等辺三角形があります。
この2等辺三角形の高さを1度~80度まで変更できます。
変更するのは,さくらスライダーです。
見た目でも黄緑の開きぐらいは同じに見えるので,「2つの角はほぼ同じ」と言えるのですが,「見た目」は算数の感覚の世界です。「見た目」を「数」に置き換えて見えるようにしてあげることが,教材作りの大切なところです。
[分度器]ボタンをクリックすると,ご覧のように2つの分度器が出てきます。この状態で,さくらスライダーを動かします。
すると,斜辺が分度器の目盛りにピタッと合うように変化します。
画像は64度になっています。ご覧に通り,分度器の目盛りと赤ラインがピッタリ重なっています。
当たり前のことですが,学び初めは中途半端なところの角度はダメなのです。
目盛りにピタッと対応していることが,分度器の学び初めの基本です。
そこにキチンと対応して作り進めています。
その上に,もう一つ配慮したことがあります。分度器をラインの下にセットしたことです。
分度器がラインの上にあると,重なりが見えにくいのです。
紙や黒板だと,分度器をラインの下にはセットできませんが,ソフトだとラインは上だろうと下だろうと,お好みの位置にセットできます。
今回は,ラインが上の方が重なり具合がよく見えるので,このようにしています。
これをクリックすると,どうなるのでしょう。
きっと予想通りだとと思います。角度が出てきます。
このソフト,近々ダウンロード購入できるようにします。ご期待ください。
このソフトは,チーム算数に参加していた城ヶ崎滋雄先生とのコラボソフトです。
先日のチーム算数で,城ヶ崎先生が角のソフトでバッチリと話してくれました。
角という新しい概念を学ぶのですが,何はともあれ,分度器が読めれば,基礎はOKです。
分度器の読み取りが確実になれば,応用編として,「図形と角の関係」「三角定規と角の関係」「時計の文字盤と角の関係」など,何かと角の関係を考える学習に力を入れることができます。
急速に幅が広がり,学んだばかりの角がなかなか凄いものだと感じることもできます。
でも,分度器が読めない子がいたら,その子にとって,応用編はただの活動となってしまいます。
そうならないためにも,分度器の読み取りはしっかり確実にできるようにしていく所です。
算数ソフトの角がそういう基礎の理解に力を発揮していることが嬉しくなりません。
応用の問題もかなり入っています。どんどん活用していただければと思います。
応用編には,対象に応じて,新たなきまりが見えてくることがあります。
それを見いだす子がいたら,まさに,褒め時となります。