DLマーケットで5年生の「体積」をダウンロード購入された先生,今日,アップグレードしました!
ダウンロードすると,このソフトが使えます!
--
嬉しいことに,DLマーケットが,機能向上をしてくれたのです。
いくつか向上したのですが,その中に,「アップグレード」機能がありました。
プログラムをアップグレードしたときに,購入された方にお知らせをお届けできるのです。
お知らせを見て,アップグレードソフトを見たいなと思ったら,ダウンロードすれば使えます。この費用はかかりません。
こういう新機能が付いたことを知り,ネットの世界はどんどん便利なるなと感じています。
今の時点でこの状態ですから,この先,どうなっていくのかと思うだけでも,実にありがたい便利な世界が感じ取れてきます。
--
さて,その5年のソフトですが,アップグレードしたのは,01番のソフトです。
これまで段毎の移動が上下だけだったのですが,上下左右,思いの所に動かせるようになりました。
あんまり動かすと,元に戻すのが大変になるのですが,「元に戻す」ボタンでいっぺんに直方体に戻ってくれます。
--
先日,岐阜県の長瀬拓也先生にお会いしたら,この5年体積の04番のソフトが,大好評だったとお話しをいただきました。
L字型の立体の体積を切り分けて求めるソフトです。
長瀬先生は若いですが,センスの良い先生です。とても,嬉しい一時でした。
1年生のたし算のソフトです。
式が書いてあって計算するというタイプではないので,面白さが出てくるのが,こういうやり方の特色です。
右の場合,「3+1」を計算します。
真ん中の数+中間層の数=外側の数
というきまりになっています。
狸をクリックすると,「真ん中の数」と「中間層の数」が変わります。
カバをクリックすると,真ん中の数はそのままで,中間層の数だけが変わります。
さくらスライダーは,真ん中の数の変更をするときに,使います。
このソフト,藤本先生とのコラボソフトなので,作っていて気合いが入りました。
完成したら,もっと算数サイトにアップする予定です。
そうそう,このソフトは答えが10までになるようにプログラムされています。10を超えるタイプは,また,今度頑張ります。
--
この円形の計算練習は,戦前から教室で実践されていた方法です。
この円形を黒板に書いて,数字を後から入れて,その後,指示棒でさし,子ども達が答えていました。
便利なのは,真ん中の数字を消して,別の数字にすると,5問全部が新しくなることです。
リズム良く,トントンとさして,大きな声で答えさせていたのです。
それをコンピュータからドーンと映し出して,もっと楽しく練習できるようにしたのが,このソフトです。
アップされましたら,ぜひ,ご覧になってください。
伊藤仁斎先生の『童子問』を読み返してみたくなり,ほんの少し読み進めました。
感じることは,儒学はいいですねということです。
「道徳盛んなるときは,則ち議論ひくく,
道徳衰えるときは,則ち議論高し。」
そういうことなのだと,つくづく思います。
読み進めると,すぐ後に,次のように進みます。
「人皆議論の高きを悦ぶことを知って,
その実道徳下がり衰えることを知らず」
城ヶ崎先生と会って話をすることが多いのですが,仁斎先生の書いているような感じがその話の傾向となっています。
城ヶ崎先生は,子ども達の中に何か問題が起こったとき,子どもの話の流れに乗ることを,まず心がけています。
対立が起こらないので,議論のような感じになりません。先生と子どもの間の道徳が高まってきます。今風に言えば,信頼感でしょうか。
そういう状態を作ってから,いわゆる導きが始まります。
これは,学びの基本構造と同じ形です。
3年生の円のソフトです。
円の中心がどこにあるのか,それを見つけるソフトです。
藤本先生とのコラボで,円の中心を見つけたときに円全体が見える工夫を加えています。
マウスダウンをしている間,ご覧のように円が登場します。
これで,クリックしたところが確かに円の中心であることが分かります。
マウスダウンが終われば,余計な弧の部分は消えます。
ですので,「1/4円の弧」と「円の中心」との関係把握力も次第にアップしていきます。
やっぱり,直感的に分かるというのは,学習上実に重要です。何より,楽しいです。
さて,このソフトですが,これまでは画像を貼り付けていたのですが,それだと,どうしても画質がイマイチとなります。
少々,画質が劣っても学習には問題ないのですが,できればクリアーな状態で子ども達に見てもらいたいと思い,目下,ベクターシェイプで作り直しています。
さすがにベクターは綺麗です。
この調子作り直して,来週中には藤本先生に見ていただこうと思います。
そうして,その来週末の土曜日は,待ちに待った「第2回 奇跡の算数セミナー」が水道橋で開催されます。
今回は,満席です。
セミナー後,講師の先生方と,近未来を語り合うのも楽しみです。
一度,足を運んでみたいと思っているのは,滋賀県にある園城寺。
ここに,日本一古い物差しが保存されているのです。
室町時代の1424年と1426年の2本が残っています。
竹尺で,その名は「園城寺尺」です。
物差しに名前が付いているのは,園城寺尺だけのように思います。
園城寺尺のどこを見たいかというと,目盛の付け方です。
ネット史料に寄れば,中心に×が書かれていて,そこから半寸毎に目盛が刻まれているそうです。
その様子を見て,少し考えてみたいと思っています。
ネット史料は,裏面の文字に力が入っていて,表面の目盛はサラッと扱いとなっています。
なんだか,もったいないです。
滋賀県に行くことは滅多にないので,何かのついでに,ちょっと足を伸ばして・・・となるかと思います。
--
野口塾で,幼稚園関係の先生方とお話をする機会がありました。
最初は,姿勢の話だったのですが,途中から算数の話題になりました。
そうして,久々にいい感じの質問を受けました。
「幼稚園の時にやっておくべき算数は何ですか」
私の答えは,ずっと前から決まっていたので,なかなかいい質問だと思いつつ,お話をしました。
答えは簡単で,「指折り30まで数えられる」です。
このことを,ミッドナイトのスーパーホテル部で話したら,叱り方の専門家・中嶋郁雄先生が強く反応していました。
理解してもらえたようです。
ただ,これはPCの無い時代の私の答えです。
算数ソフトが,ipadなどで使える時代に入ったら,どうなっていくのでしょう。
それなりに,楽しみな世界と感じています。
--