Monthly Archives: 7月 2013

You are browsing the site archives by month.

流し素麺野口塾は,とっても楽しかったです!

流し素麺野口塾に行ってきました。
例年のように,稲毛駅で待ち合わせして,高速で1時間。
城ヶ崎先生,中嶋先生,学陽書房の根津さんと,さくら社の良知さんの5人でとりとめのない話しをしながら,君津へ向かいました。

会場について,内田先生から算数ソフトが効果を発揮しているお話しを伺うことが出来ました。もともと,落ち着きのあるクラス設計の実力者の先生なので,算数ソフトもいっそう効果的に使われたのだろうと思いました。ありがたいお話しでした。

中嶋先生は提案発表されていました。法律の話しだったので,中身が実に濃かったです。
法律を知っていれば,指導に自信が湧いてきます。自ずと指導の方法も場面に応じて変化させることが出来ます。
先生方をしっかり応援するタイプの話しだったので,好感度大でした。

流し素麺を戴いて,散策。句会が終わると,宴会文化です。
今回は幼稚園関係の方がお二人参加されていました。
雑談をさせていただいたら,即座に姿勢の話しになりました。
幼稚園で姿勢をしっかり指導されているとのことです。
でも,小学校に上がると姿勢が崩れるので,そういうことのない子に育てたい!ということを熱く語られていました。
そうして,話は弾み,10月に幼稚園の先生方に姿勢や作法の話しをすることになりました。
会場は野口家で,野口先生の前座としてお話しいたします。
思わぬ方向に道ができたのも,野口先生のお導きと感謝です!

栃木の若い先生が,重なり君のことを質問しに来たので,その場で作って見せました。
見た瞬間,「オーッ!」でした。
教材にはそういう力があるので,多いに使って欲しいと思います。

ipadを出して,数人の先生方に試作中の算数ソフトを見てもらいました。
指で動くことに,強く感心されていました。
とくに,1年生はマウスがまだイマイチなので,Ipad版ができると,とってもグッドという話しでした。

夜は,スーパーホテル部。
トンチンカンな話しで大笑いしながら,半年~1年後に面白くなりそうなあれこれをかいま見た感じでした。

『歎異抄』を読みました。良い本ですね。

b8559_300ちょっと東京で打ち合わせがあり,道中,岩波の『歎異抄』を読みました。
前に読んだ歎異抄と同じようなところで,ちょっとわかりにくくなりましたが,他力本願がとても大切な所なのだということは,今回もよく分かりました。

なぜ念仏をすると良いのか。
その理由を問わずに,念仏することが仏の有り様を信じる心の表れと思い,念仏することが大切なのだと感じています。

この感覚,何とはなくですが,会津の什の掟「ならぬことはならぬものです」に似ています。
どうしてそれがダメなのかと説明しても,十全に説明できるものではないので,そういうものだと教えるのです。
教わる方も,何度もそう教えられると,そういうものなんだと思うようになり,いつしか,そうでないと奇妙と感じるようになります。

ビルのエスカレーターも念仏に近いです。
出来た当時は,皆さん好きに乗っていましたが,いつとはなしに関東では左側にたたずむようになり,お急ぎの人が右側を歩いています。
これも,どうしてそうすると良いのかという説明をしても,なぜ左側に並ぶのかを納得できるように説明するのは難しいです。
不思議なのは,左側に並ぶことを当たり前と思うようになると,それが民度となって形付くということです。

異端を嘆かざるを得なかったのは,もしかしたら,念仏が民度として高まるまでに要する過程が長い産物だったのかもしれません。

さてさて,こういう所が学級を支えている掟や道場感覚につながるのですが,そこについては,また,城ヶ崎先生と話したいと思います。
『歎異抄』は良い本ですね。

 

 

5年の体積のソフト,良い感じです!

8649_400直方体や立方体の体積のソフトです。

たまたま,ベクターシェイプで立体を作っていたら,急に,体積ソフトも作り直したくなって,あれこれやってみました。

そうしたら,なかなか良い感じになってきたのです。

ベクターシェイプでソフトを作ると,かなり手間がかかります。でも,うまいこと山を越えれば,操作性のいいソフトになります。
ご覧のように,立体の中の1段を抜き取るということもマウスで簡単にできます。

5年生では,「たて×横×高さ」を学ぶのですが,すぐ上の6年生では「底面積×高さ」を学びます。
そこへのつながりも十分にもてる良い作りになっています。
--
今月中までには完成させて,DLマーケットの5年体積セットをアップデートしたいと思います。
上手くアップデート出来れば,5年の体積をダウンロード購入された皆さんに通知が届きます。
そうしたら,アップデート新作をダウンロードして使うことが出来ますね。
ありがたい仕組みです。

分数線と括線

分数の分母と分子の間にある線の名称。
b8558坪田耕三先生からお話を伺ったときに,「括線」ではないかと教えていただきました。

ヨーロッパで図のような線が括弧の変わりに使われてた時代があり,それが明治になり日本に輸入され,その呼び名が括線だったのです。
「括」は「括(くく)る」という意味ですから,線の及ぶここからここまでを括って一つに見なしますよ,という意味になります。
分数はそれが上下になったものですので,この線の及ぶ上下を一つに見なすことなので,括線なのではないかということでした。
非常に説得力があり,その後,私もそれなりに調べたのですが,分数の線の名称は出てきませんでした。

ということで,暫定「括線」ということで頭を落ち着けました。

ところが,ところが。
ジャパンナレッジで「分数」を調べたのです。
結構なヒットがあり,上からザザッと目を通したら,最後の方に「分数線」とでていました。
何だろうと思い中を読んだら,中国語で分母と分子の間の線のことを「分数線」というです。
発音は,フェンスウ シェンという感じです。

分数線という呼び名が,中国のいつの時代から使われていたのかは分かりませんが,ストレートな感じで好感を持ちました。

括線は意味を表す言い方。
分数線はストレートな言い方。
横棒は見た目の言い方。

こんな風に把握するのが良いのかなと思っています。

ジャパンナレッジ,グッドです!

ジャパンナレッジのトライアル版を今日から使えるようになりました。

収録されてているコンテンツが凄いです。

日本大百科全書。これは百科事典です。
日本国語大辞典。これは,日本最大の国語辞典です。
国史大辞典。これは,日本最大の歴史大百科です。
古事類苑。これは明治時代に江戸時代までのことを記録に残した日本最大の百科史料事典です。
新編日本古典文学全集。全88巻もある古典文学の全集です。

これだけあれば,もう,調べ物はかなり片が付きます。
しかも,検索で調べられるのですから,あっという間に目的地に到着です。

コンテンツは,まだまだ山のようにあります。
日本歴史地名大系や字通,数え方事典,大辞泉,東洋文庫などなど。

ありがたいのは,毎年,コンテンツが増えていることです。
日本人物文献目録が先日加わりました。
法律用語事典も加わるそうです。

良い時代になったと感じます。

山本校長先生から教えていただきました

友達の山本幹雄校長先生から,すてきなお知らせをいただきました。
三育学院高校の生徒さんがつくる「Angel Voice」というグループの歌を教えていただいたのです。

http://www.htv.jp/guruguruschool/music/senkou.html

広島TVの「ぐるぐるスクール」という番組がエンディングテーマを募集したので,Angel Voiceが1つのチームとして応募したそうです。曲名は「確かに未来はある」です。
いろいろな方々が応募したらしく,優勝という形でAngel Voiceの「確かに未来はある」が選ばれました。

若い人たちの曲をあまり聴くこともなくなった私ですが,心地よい歌でした。
ちょっと嬉しかったので,御紹介しました。