Monthly Archives: 10月 2013

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私の新刊がもうすぐ出ます!『「奇跡のソフト」で小学校の算数がスッキリわかる!』です。

b8537_400私の算数の本です。『CD-ROM付き[奇跡のソフト]で小学校の算数がスッキリわかる!』です。御家庭向けの本として,扶桑社から出ます。

小学校の教室で,驚くほど子ども達が喜び,喜んで手を挙げる子がワンサカになります。
算数への理解も進み,定着もしっかりします。
そんな夢のような奇跡を巻き起こしている算数ソフトを家庭用にちょっと修正して,CD-ROMに入れたのが,この本です。
ソフトが38本も入って,解説も付いて,1260円ですから,これはチョーお得です。

発売は10月31日です。
まだ,手にすることはできませんが,先行販売を部数限定で広島県福山市で行う予定です。
10月26日(土)に,「第19学 教師力アップセミナー 授業づくり今・むかし ~ICTと和算・作法~」が開催されます。
そこに招かれてお話しをすることになっていましたので,それなら・・・と,先行販売とあいなったわけです。

お近くの先生,ぜひ,教師力アップセミナーに足をお運びください。「できた」「わかった」「おもしろい」の連続で,子ども達の持っている本来の力をドンドン引き出していきましょう!
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第19学 教師力向上セミナー  授業づくり今・むかし ~ICTと和算・作法~
◆台風直撃が予想されるため中止になりましたが,「教師力向上セミナー」への応援を,今後ともよろしくお願いします!◆

★ 2013年10月26日(土) 9:30受付開始 10:00~16:55
★ 会 場   ローズコム(福山駅より徒歩10分)4階 小会議室1
※午後より会場を中会議室へ移動します
★ 会 費    一般3000円(学生2000円)
★ 定 員    50名

★ 講師
○ 横山 験也氏
千葉市の小学校に24年間勤務した後、独立。デジタル算数教材の研究開発を進め、「株式会社 さくら社」を設立された。従来の黒板では実現できなかった算数の「動き」と「見える化」を、ICTを活用した算数ソフトにより実現。「子ども達が夢中になって手を挙げる」授業を可能にしている。一方で作法や和算など、日本の伝統的な教育にも注目。教育の歴史から、現在に生きる私たち教師が学ぶべき授業づくりを示唆されている。夢は「日本中の子どもを算数好きに!」/株式会社さくら社 代表取締役社長

○ 藤本 浩行氏
横山験也社長の「子どもが夢中になって手を挙げる算数ソフト」を使った授業づくりにより、多くの子どもたちを算数好きに変える実践者のお一人である。一方、ICTのみに偏重することなく、ブラックボックスを中心としたアナログ教材とデジタル教材の融合を目指しておられる。他方、保護者対応や初任者指導にも精通。若手教師が模範としてほしいプロ教師のお一人である。山口GENKI教育サークル主宰。モットーは「学びの場は自分でつくる」/山口県公立小学校教諭

○ 山根 僚介氏
尾道市立土堂小学校の公募で採用されて以来、陰山英男氏と共に「早ね 早起き 朝ごはん」の実践、音読、百ます計算、漢字前倒し等の徹底反復的手法に取り組み、絶大なる成果を挙げる。また、ICTに精通し、教育現場に取り入れる技法を多数考案、実践している、広島県では数少ない教育情報化コーディネーターでもある。「だれにでも使える簡単パソコン素材集」(小学館)などの著作物の他、教育雑誌等に多数寄稿している。学級経営目標は、「克己復礼 忘己利他」。徹底反復研究会 副代表/広島県公立小学校教諭

★ スケジュール
10:00~10:30   開会行事 講座1・山根 僚介氏「ICTで徹底反復!」
(休憩)
10:35~11:35   講座2・横山 験也氏「ICTを活用した模擬授業」
(休憩)
11:35~11:50   講座3・藤本 浩行氏「デジタル教材とアナログ教材とのコラボで、学力向上」
(休憩・移動)
13:00~14:10   講座4・横山 験也氏「大好き算数!和算からICTまで」
(休憩)
14:20~15:20   講座5・藤本 浩行氏「藤本実践全部話します!算数DVD&ブラックボックス」
(休憩)
15:30~16:10   講座6・横山 験也氏「小学生から先生まで~作法のはなし」
(休憩・質問用紙記入)
16:30~16:50   Q&A 「横山氏・藤本氏・山根氏が質問にお答えします」
16:50~        閉会行事
18:00~        懇親会 居酒屋「おの」 会費4000円(受付時に集めさせて下さい。)

第19学 教師力向上セミナー  参加申し込み E-Mail facebook こくち~ずで受け付けています。
山根 大文 (やまね ともふみ)[tomo-2@blue.megaegg.ne.jp] まで。
学校名、氏名、懇親会参加希望を明記の上、送信下さい。定員になり次第、締め切らせて頂きます。
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5年生の面積のソフト,良い感じです!

8610_4005年生の面積のソフトです。
何年か前に,こういうソフトを作りたいと思ったこともあったのですが,プログラムが難しく,スルーしていました。
ところが,ベクターシェイプを操れるようになったので,こういった図形関係のソフトは,かなり良い感じに作ることができるようになりました。嬉しい限りです。

学習して欲しいことは,アとイの面積が等しいことを証明しましょうとことです。

普通の授業では,決められた形だけで考えるので,算数が苦手な子には,ちょっと辛いです。
そこで,このソフトでは,ABCDとカが動くように作ってあります。
長方形のようにすることもできますし,平行四辺形のようにすることもできます。
正方形らしくも形作れます。
こういう典型の形になると,確かに「等しい」と分かります。

それでも,図のように妙な形をした台形の場合は,等しいと言い難い気がしてきます。
こんな時の解決策として,面白いのは,
1)白い三角形が透ける
2)AとDの頂点が重なる
この2つですね。
とくに,2は,三角形になるので,大きな三角形を意識しやすくなります。
そこから,「三角形-白いところ」とつながると,嬉しいですね。
図形が動くので,面白いアイデアが子ども達から出てくるかもしれませんね。
このソフトを手にした先生は,子ども達と楽しく考える授業ができますね。

このソフトは,内藤先生とのコラボソフトです。内藤先生のお声がかからなかったら,作るのが数年先になっていたと思います。
完成には,もう少し改良をすることになりますが,完成したら,「子どもが夢中で手を挙げる算数の授業」クラウドに,アップする準備をしていきたいと思います。オープン時にはアップできそうにありませんが,12月頃にはアップできるといいなと思っています。

算数クラウドを11月1日にオープンします!

嬉しい日が刻々と近づいています。
その日は11月1日です。
何があるのかというと,「子どもが夢中で手を挙げる算数の授業」のクラウドが登場する日なのです。
クラウドに接続すると,ソフトをドンドン使える,とても便利な場になります。

クラウドを何とか作りたいと思い立った理由は,いろいろとあります。
その中の大きな一つは,日本人学校の先生方からのご購入希望をいただくようになったことです。
DVDの『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』は,日本国内では問題なく先生方が購入できますが,海外の日本人学校の先生方は,なかなか購入できません。それでも,どうしても購入したいという御希望を多数くいただいたのですが,手間がかかりすぎました。この不便をなんとか解消できないものかと思案し,やっぱりクラウドだろうと思うようになったのです。

現在,全30巻で発売しているDVDには,総数1280本もの授業用算数ソフトが収録されています。
この数の算数ソフトを全部本に入れたということも,日本初・世界初の出来事と思っていますが,それがクラウドとして使えるようになったら,これもまた,日本初・世界初の算数クラウドになります。
DVDの1280本がクリックでじゃんじゃん使えるのですから,あのソフトの後には,このソフトを・・・と,サクサク活用できるようになります。こういう使い勝手の良さ,やっぱりうれしいですよね。

クラウドのオープンは,11月1日。金曜日です。
たぶん,夜中の12時過ぎにはオープンとなると思います。
すると,オープン初日に授業で利用される先生もでてきます。
「初日に授業で利用した!」という先生は,ぜひ,教えてください。
記録に残る先生となるのではないかと思っています。

ああ,待ち遠しいです。

 

 

5年生の図形の面積のソフト,良いソフトです!

8611_400半年ほど前につくったソフトです。
5年生で勉強する図形の面積のソフトです。
少し動かしてみたのですが,実によく作り込まれています。良いなあと感じます。

長方形の中の水色と白。面積はどっちが広いかというような勉強の時に,大活躍するソフトです。

まずは,パッと見た感じで,どっちが広いか答えさせるのが一番取っつきやすいです。
簡単な問いなのですが,パッと見で判断させることは,算数では案外と重要な学習に通じます。およそで考える力を使うからです。

また,面白い効果もあります。
目分量で判断するにしても,あれこれザザッと図形をみて考えてから,どうやら半々だななどとたどり着きます。この過程を頭に通すので,この問題に頭が入り込んでしまいます。同時に,ちょっとはまってしまいます。

パッと見で判断させるのは,「概測」と「移入」の両面が得られるので,私は好きです。

見た目で判断したら,深く考えず,答えを見せてしまうのも良い授業になります。
結論が明確になるからです。
結論として,水色と白が等しいと分かれば,自然ととある気持ちがわき上がってきます。
「どうして同じになるのか」と頭が働き始め,理由を知りたくなってくるのです。
だいたい半々と思っていた事柄が,明確に半々だと示されると,頭の中でつじつまを合わせたくなります。
すでに,ざっくり考えて少しはまっているので,これでドツボに入り込みます。納得のいく説明を知りたくなってきます。
自然と考え始めます。

点オは自由に動かせるので,グイグイ動かして,辺や頂点にくっつけるとビビッとしてきます。
そこに追い打ちを掛けるように,「補助線」を出すと,ああ,そうか,などとなってきます。
このあたりの提示も,楽しくできますね。
そうして,子どもなりに証明ができてきます。嬉しい状態になるというものです。

4年の平行線を引くソフト

8612_400『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』の4年1巻の「垂直平行と四角形」の中の「07A,平行/作図の手順」のソフトです。

平行線の引き方を学ぶソフトです。
三角定規を上手に使って,平行線を引くのですが,覚えられない子はざっくりと,それらしい線を引いてしまいます。

黒板を使って,しっかりとした説明を要する所ですが,城ヶ崎滋雄先生は,こういった作図場面は,「ソフトを何回か繰り返し見せると,自然にマスターする」と話してくれます。

作図ソフトを使う場面で,城ヶ崎先生がよく使う発問があります。
「次はどうなる?」

何回も見せていくと,子ども達も手順を覚え始めます。
その記憶をいっそう強めるために,次がどうなるかを尋ねています。
「次は,三角定規が上に上がります!」と答えてきたら,きっと,城ヶ崎先生は付け足しを聞くようにも思います。
「どこまでも,どこまでも,上がって行くんですね」などと。
すると,発言した子は自己発言に加言します。「アの所まで」と。

こんなやりとりをしながら,より正確に次を言えるようにしていくと,実際の作図もサクサクですし,ノートに手順を書くときにも,より厳密になります。

昨日,このソフトを久しぶりに見たのですが,実に良いソフトでした。
先生と一緒に,何度も見ている内に,平行線の引き方をすっかりマスターできるのですから,良いですよね。
たくさんのクラスで使われていると思いますが,もっともっと多くのクラスで活用して欲しいです。

10月26日(土)は,広島県の福山市で「教師力向上セミナー」です。

10月26日(土),広島県の福山市で「第19学 教師力向上セミナー」が開催されます。
★台風直撃が予想されるため中止になりましたが,「教師力向上セミナー」への応援を,今後ともよろしくお願いします!★

今回は,私も呼ばれましたので,ちょっとお話しをしてきます。
全体のテーマは「授業づくりの今、むかし ~ICTと作法・和算~」です。
お申し込みは,こくちーずから出来ます。
広島方面の先生,お会いできることを楽しみにしています。

この日,もしかしたら,私の新刊がセミナーに並ぶかもしれません。
並んだら,嬉しい日となります。

--↓第19学 教師力向上セミナー↓--
私たちは広島県を中心に活動する20~30台の小学校教師です。日々、こどもたちに力をつけるためには自分たちの教師力を高めなければと、切磋琢磨しています。
より多くのこどもたちを伸ばすためには、より多くの先生方に学びの場を提供させていただきたいと考え、セミナーを運営しています。
みなさん!未来を担うこどもたちのために、是非いっしょに学びましょう。ご参加、お待ちしています。

10:00~10:30   開会行事 講座1・山根 僚介氏「ICTで徹底反復!」
10:35~11:35   講座2・横山 験也氏「ICTを活用した模擬授業」
11:35~11:50   講座3・藤本 浩行氏「デジタル教材とアナログ教材とのコラボで、学力向上」
13:00~14:10   講座4・横山 験也氏「大好き算数!和算からICTまで」
14:20~15:20   講座5・藤本 浩行氏「算数ソフトも活用した楽しくわかる授業づくり」
15:30~16:10   講座6・横山 験也氏「小学生から先生まで~作法のはなし」
16:30~16:50   Q&A 「横山氏・藤本氏・山根氏が質問にお答えします」
16:50~        閉会行事

講師紹介~横山験也先生~
千葉市の小学校に24年間勤務した後、独立。デジタル算数教材の研究開発を進め、「株式会社 さくら社」を設立された。従来の黒板では実現できなかった算数の「動き」と「見える化」を、ICTを活用した算数ソフトにより実現。「子ども達が夢中になって手を挙げる」授業を可能にしている。一方で作法や和算など、日本の伝統的な教育にも注目。教育の歴史から、現在に生きる私たち教師が学ぶべき授業づくりを示唆されている。夢は「日本中の子どもを算数好きに!」/株式会社さくら社 代表取締役社長
~藤本浩行先生~
横山験也社長の「子どもが夢中になって手を挙げる算数ソフト」を使った授業づくりにより、多くの子どもたちを算数好きに変える実践者のお一人である。一方、ICTのみに偏重することなく、ブラックボックスを中心としたアナログ教材とデジタル教材の融合を目指しておられる。他方、保護者対応や初任者指導にも精通。若手教師が模範としてほしいプロ教師のお一人である。山口GENKI教育サークル主宰。モットーは「学びの場は自分でつくる」/山口県公立小学校教諭
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作法の話しは,姿勢の話しが中心になりそうです。
このセミナーの事務局に山根文大先生がいらっしゃり,姿勢の指導に力点を置かれています。
若いですが,こういう先生は,ぶれない指導ができます。
少しでも,山根先生のお役に立つようにお話しできたらという気持ちになっています。