Monthly Archives: 4月 2014

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『しごこちのいい学校』には,学校長の模範的姿が

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「人間の大きさは,一大事が起きたときに見える」と言いますが,鎌田校長先生の器の大きさに私が強く感じ入った話が,この『しごこちのいい学校』に載っています。
その中でも,とりわけ大きく感動したのは,突然降って湧いてた事件の話です。

「池田小学校の職員の不祥事(未成年者への買春・わいせつ行為)」が新聞沙汰 になりました。寝耳に水の大騒ぎだったと思います。
そんな中,鎌田校長先生が先生方に話したこと,2週間後に控えている公開研究 会を予定通りに行ったことなどの顛末がこの本に記されています。
そうして,事件後の保護者からの手紙。
学校長の模範的なあるべき姿がここからうかがい知ることが出来ます。

不祥事を本の中に赤裸々に公開する姿勢からも,鎌田校長先生の平素からの心構 えが伝わってきます。

私が高校生の時のことです。
同級生同士の大事件が起こりました。
学校には,連日,新聞や週刊誌の記者がたくさんやってくるほどの事件です。
登下校中の私たちにもマイクを向けてきます。
時代の違い,事件の違いもあったと思いますが,私たち生徒は何が起こったのか,しばらくは分からずにいたのです。それが憶測をどんどん広げてしまい,不安・不信がつのり,沈んだいやな雰囲気になったことを覚えています。

6月に大阪へ行きます。
その時には,鎌田校長先生を訪ねて,その人間性に触れさせていただきたいと思っています。
この本は,学校づくりをする管理職の先生方のみならず,日々子ども達に接する先生など,人づくりに関わる全ての方に読んでいただきたい一冊です。

 

チーム算数を開催しました!

今日は,久々のチーム算数。
城ヶ崎滋雄先生と佐々木智光先生と私の,いつもの3人。

新学期直前だったので,学級経営の話しが出ました。
座席を自由席にすると,学級が荒れるのはなぜか。
こんな話しも少し出て,そのヒントは,「映画館にある」と言うことで,なかなか良い感じに話しがまとまりました。

叱ることや怒ることも話題になりました。
その行為をどうこうするかも大事ですが,叱ったり怒ったり出来る存在になることが,その前に大事なのです。

Ipadで使える無料の算数ソフトや国語ソフトを佐々木先生が紹介してくれました。
どれもこれも,とてもいいソフトです。
良い時代になったと痛感しました。
特に,算数はコンピュータと相性が良いので,これから先,10年後20年後を思うと,算数は大きく様変わりするだろうと思いました。
その頃には,私が教壇に立っていた頃の授業は,化石的授業と呼ばれるようになっているかもしれません。

講座に呼ばれて話すとき,話しにくい人がいたらどうするかということも話題になりました。
城ヶ崎先生が,驚くほどいい話をすれば,次第に様子が変わってくるとのことで,さすが!と思った次第です。

佐々木先生は,特別支援関係の重要な任務をすることになったとのことです。
私にはそれが一番嬉しい内容でした。
特に嬉しいのは,佐々木先生がICTに堪能ということです。
新しい世界がここから始まるように思えているので,佐々木先生への注目度をグイッとアップしました。

次回のチーム算数の開催日は未定です。

ジュンク堂書店池袋本店での野口先生の御講演!

 b8429ジュンク堂書店池袋本店5階。
野口芳宏先生の新刊『道徳授業の教科書』発売記念の講演会が開催されました。

ジュンク堂の森さんが司会進行してくださり,大変,暖かい雰囲気で進みました!

野口先生のお話は,道徳の4つの柱の3番目,「主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること」に関わるお話しでした。
最初,理科系の話しになり,この先,どうなっていくのかと思いましたが,途中から,グイッと納得していきました。
自然に守られているという思いを持つことが,大切なのだと感じました。
満席の会場には,終始,笑顔がこぼれていました。お話しの内容にも,皆さん,酔いしれていました。
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b8428講演終了後,サイン会です。
「天意重夕陽」
天意,夕陽(せきよう)を重んず。
ズシンときますね。

『道徳授業の教科書』の表紙に,可愛いイラストが付いています。
イラストレーター,坂木浩子さんの作品です。
坂木さんも,会場に駆けつけてくれました。

そうして,野口先生は控え室で「このような書店で話すのは初めてですよ」とたいそう喜ばれていました。
それも,これも,ジュンク堂書店さんのおかげです。
ありがとうございました!
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この日,会場に着くと,すでに城ヶ崎先生がすでに来ていて,新人のKAI先生も一緒でした。KAI先生は,昨年は講師だったそうで,算数ソフトをドンドン使ってくれていたとのことです。うれしいです。
今度,ゆっくり話してみたいと思います。

そのすぐ後に,算数ソフトをバリバリ使ってくださっている藪田先生が来ました。ガッチリ握手です。
新年度,算数ソフトを使ったグッドニュースが私の所に届くと思います。楽しみです。

丸山校長先生も来られました。
今年度から,明星大学で教鞭を執られます。
これまでの学びが,未来の先生に伝わります。
うれしいことです。

内田先生からは,子ども達が算数ソフトを家でも使いたい・・・という声が上がっていることを知らされました。
算数を勉強したいという前向きな心が育っています。嬉しいですね。
家のPCは,たいていネットに接続されているので,クラウドをおすすめしました。
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充実した一日になりました!

学校出てから十余年,という歌がありましたが,

♪学校出てから十余年
今じゃ会社の大社長♪
子どもの頃,クレージーキャッツのこんな歌がはやっていました。
私はてっきり「十四年」だとずっと思っていました。

今年は,小学校を退職してから14年目になります。
そんなことで,この歌を少し思い出して,妙に恥ずかしい思いになりました。

赤色エレジーに,♪昭和余年は春も宵♪とあります。
こちらの「余年」は,ちょっと妙。
昭和に余りを付けたら,平成になってしまいます。
算数的に考えない方がいいことも多々あります。
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8516島根県のI先生。
分数の指導で算数ソフトを使ったら,子ども達に好評だったそうです。
それで,今年は算数ソフトをバリバリに使って見るそうです。
そんな嬉しいメールをいただいたので,算数の授業クラウドを御紹介しました。

1/6を2こ集める。
すると,どうなるのでしょう。

分子だけが増えることを言葉で進めると,中身の無い,表層の学習になってしまいます。
数直線上をみれば,1/6の大きさが一目で分かります。
これが2こ集まるのですから,どうなるか,うすうす見当が付きます。
そうして,実際に2こ集まる様子をみてみると,なるほど,2/6になると分かります。
数問,この問題を解くことで,「分母は足さないんだな」とか「分母はそのままなんだ」と分かってきます。
こういう自分で規則に気づくような学習,いいですよね。

算数ソフト,Aタイプのクラウド学年版が出来ました!!

b8432昨年の12月にオープンした「さくら社ストア」。
取り扱っていたのが,1種類のみでした。
全部の学年が使えるクラウドです。
全部使えるから,これで良いのかなと思っていましたが,思いの外,学年版が・・・とお声を戴きました。
そうしてできたのが,この「Aタイプ クラウド学年版」です。

全学年が使えるクラウド 1点
1つの学年が使えるクラウド 6点

合計7点を取り扱うようになりました。
にぎやかになり,とても嬉しいです
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85174月,学級がスタートします。
「学級開き」もあれば,「授業開き」もあります。
算数の「授業開き」,今年は,算数ソフトでドーンと進めるのも良いですね。
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4年生でしたら,新学期に億や兆の大きな数を学びますね。
大きな数になっても,10倍すると0が1つ増えることなどを学びます。
そんなとき,スクリーンにこのソフトを映し出して,数がどうなるか子ども達に見てもらうと,「10倍のイメージ」が頭にストーンと入ります。

算数は,「数の操作」をしっかりやりますが,この時に,「イメージの把握」が出来ると,記憶に良い影響が出ます。
右脳・左脳の話しをするまでもなく,記憶にしっかり残ります。
そういう授業を連日行える学級の子は,いいですね!
なんというか,算数の足腰が強くなりますよね!
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