Monthly Archives: 6月 2014

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木更津野口塾で平野先生と話しました。平均点92点です!

b8360_200日曜日に参加した木更津の野口塾。
到着したのがちょうどお昼。
会場の左端には,例年どおり,三友社書店さんと教育出版さんがたくさんの本を並べていました。
野口先生の本がほとんどですが,そこに,宇佐美寛先生の新刊の『私の作文教育』も並んでいたそうです。
ところが,本がテーブルに並んだら,事務局の先生方がどんどん買ってしまい,すぐに売り切れてしまったそうです。
ですので,私が会場に入ったときには,もう,宇佐美先生の本はありませんでした。
宇佐美の先生の本は,やっぱり違いますね。

会場では,お目当ての平野先生とお話しできました。
算数の平均点が,またまた90点超えです。
算数ソフトはなくてならない存在」とのことです。
新しい教材を使って,それを使いこなす腕を磨きつつある先生。
こういう先生こそ,力のある先生なのです。

午後の発表の中に,瀧澤教頭先生の国語クイズがありました。
これが実に秀逸でした。
私のような年齢には秀逸でも,若い方にはどうなのだろうと思い,隣の席にいた大学4年生に聞いたら,とても良かったとの反応でした。
なるほどね,と思いながら,懇親会で瀧澤先生とびしばし話しました。

懇親会で,来年の2月の木更津野口塾で作法の話を・・・と頼まれました。
少しは勉強をしているジャンルなので,お引き受けしました。
講師の依頼といえば,土作先生からも算数ソフトの絡んだ「全学年、全単元セミナー」を検討しているというメールをいただきました。このセミナーが実際に行われたら,たぶん日本一楽しく力のつく算数セミナーになってしまうような気がします。

久々の験久ライブ

久しぶりに,深澤先生とセミナーでご一緒しました。
私が還暦を迎えたので,深澤先生が何かセミナーをと考えてくれ,それを土作先生が実行してくれました。
土作先生ともご一緒するのは久しぶりで,全体的に懐かしさがありました。

そういう懐かしさの中,マイペースで1時間お話しさせていただきました。
「算数的体験を」という,実に真っ当な話です。
その話をしている間に,グイッと姿勢が良くなった先生がいました。
名前を聞きそびれましたが,とても嬉しかったです。

懇親会で若い先生と話しました。
話をしていて,人生の深みに入っていく先生がたまにいます。
そんな先生が,今回は珍しく2名もいました。
藪田先生と西野先生です。いい感じで成長してほしいです。
また,私の講座中,切れ味のいい先生が1名いました。
小野先生です。
こういう若い先生が,近い将来の教育界で大活躍をしていくのだろうなと思います。
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b8360_200翌日は,木更津での野口塾です。
その懇親会で,明石要一先生が主催するSG会の情報が入りました。
なんと,7月のSG会の課題図書が宇佐美先生の『私の作文教育』です。
嬉しいですね。
SG会でどんなレポートが出るのか,楽しみです。
でも,開催日が一週間ずれるとの情報も入りました。
その日は,他の予定が入っているので,参加できません。残念!

教科書展示会に行ってきました

この頃,ちょっと忙しくて,東京へちょこちょこ出かけています。

1つは,来年度から使う新しい教科書の展示会が開催されているので,ちょっとのぞきに行ってきました。
なぜか,ほぼがら空きです。
ですので,余裕を持って算数の新しい教科書を開きました。
算数はそんなに大きく変わっていないと感じています。
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スクーの番組をどんな内容にしていくのか,ということの打ち合わせもありました。
若いビジネスマンが主な視聴者ということだったので,テーマの絞り込みなど,ちょっと時間がかかりました。
算数で行こう!ということになり,そこから先はスルスルでした。
タイトルは「横山験也の算数の授業」です。
なかなかいい感じです。
29日(日)午前11時~11時30分は,その第1回目です。
分数がテーマです。

「ちょっとだけ,見てみるか」と思われた先生は,下からサイトに入り,「受けたい!」をクリックしてください。
http://schoo.jp/class/930

サイトにはいると,右の方に「受けたいと言っている学生の声」があります。
その1番下(最初の声の発信者)に中西孝之さんが一言コメントしています。
この人,スクーの社長さんのようです。
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b8355東京への道中は,やっぱり読書です。
『明治東京下層生活誌』を読んでいました。
驚きの事実を学べるので,ちょっとはまっています。
また,漢字も勉強になっています。
◆ちゃんと→秩然と
ちゃんとの「ちゃん」を漢字で書いていたことに驚きます。
さらに,その漢字から察する意味にも驚きました。
おもわず,余白にペン書きしました。
さらに,単語登録もしました。
ですので,「ちゃんと」と打つと「秩然(ちゃん)と」と出るようになりました。
今日は新宿へ行くので,漢字に注目しつつ,再度この本を読み返して見たいと思っています。
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29日(日)にスクーで授業をします

「スクー」って,ご存じでしょうか。
インターネット上の学校で,いろいろな方の授業を無料で見ることができます。
普通の学校と違うのは,授業中に質問などをメールできることです。
いい感じのメールだと,それを読み上げて,そこから話を弾ませたり・・となることがあるそうです。

そのスクーから,連絡があり,私も授業をすることになりました。
タイトルは「横山験也の算数の授業」です。

視聴者は若い社会人が多いようなので,あまり見る人はいないだろうと思っていますが,このブログを読んでいる先生で,「ちょっとだけ見るか」と思われた方は,下からサイトに入り,「受けたい」ボタンをクリックしてください。
http://schoo.jp/class/930

放送は29日(日)の午前11:00~11:30です。
今,その準備などでちょっとバタついています。

29日(日)にお話しする内容は,「分数」です。
◆日本の分数はアンチ欧米
◆「10分の5」と「2分の1」は同じだが違う
◆真ん中の棒から概念を知る
◆分母,分子から古代中国を覗く
◆世阿弥も分数を活用していた
これらの内容を,順番を気にせず,お話をしていきます。

スタジオは,さくら社の中となりますので,ちょっとお見苦しい点があると思いますが,それはご愛敬です。
また,スタジオには聞き手がいませんので,いつもの大爆笑はすこし控えめになると思います。

29日の日曜日が楽しみです!
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算数をダイナミックに見る

b8420_200嬉しいニュースです。
学習院で教鞭を執っている岩崎淳先生の『新しい国語科教育 基本指導の手案』が増刷になりました!
大学の講義のテキストとしても使われています。
多くの若者が読んで勉強しているのですから,嬉しいです。
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b8422_200大阪での出来事で,大事なことを書き忘れていました。
『しごこちのいい学校』の鎌田富夫校長先生とお話をしていたときのことです。

私は,「算数は1つの単元を学ぶことは,否定の否定がなされることで,子ども達の脳に,わずか1週間や10日程度でアウフヘーベンが起こる」というようなことを話しました。
そうしたら,鎌田校長先生は,あっなるほど!という表情をされたのです。
「否定の否定」や「アウフヘーベン」という言葉を,何の問題もなく理解できる年代の方とは,やっぱり話がしやすいです。
とっても,嬉しかったです。

こ ういうダイナミックな見方ができると,細かい所はたいしたことではなく,それよりも,中心的な所をしっかりアウフヘーベンさせることが重要なのだとわかっ てきます。
単元が終わったら,「この単元で習った決まりを使わないで説明してみましょう」という問題を出すと,それがいかに大変なことなのか,子ども達にも伝わります。逆に,習った決まりを使うと,とっても簡単ですっきりしてきます。
これが,算数の特色なのです。
そうして,1単元で習う決まり(これが本質的な算数の考え方です)のありがたさもわかりますし,算数を学ぶことは,どんどん簡単に思考できるようになることだとわかってきます。

ダイナミックさがわかると,逆に,現状の問題点も見えてきます。
そんなことをいつかじっくり話してみたいものです。

あの『所見辞典』の増補版が出ました!

b8356山中伸之先生の『所見辞典』。
増補版になりました!!
書名は『キーワードでひく小学校通知表所見辞典[増補版](CD-ROM付)―2057文例◎ぱっと開いてすぐ書ける』です。
外国語活動と総合学習がプラスされた「増補版」です。

ドーンと増補したのですが,本体価格はそのままです。
これから,所見の本を・・・とお考えの先生,この本をおすすめします。

山中伸之先生のブログ,なかなかおもしろく,私もよく見に行っています。
「山中伸之 実感教育ブログ」です。お時間のあるときに,ちょっとのぞいてみると勉強になりますよ。
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今週は,珍しく出かけることが多いです。
木曜日は,松戸市の金ヶ作小学校の校内研です。明るくって,実力のある先生が集まっているすばらしい小学校です。行くのが楽しみです。
土曜日は,「学級づくり」改革セミナー IN東京 ~復活!験久ライブ~」です。新宿です。
すでに,満席のようです。私は,算数の話をします。
日曜日は,木更津で開催される野口塾に参加予定です。平野先生と話をしたいと思っています。