Monthly Archives: 6月 2014

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大阪の野口塾で『しごこちのいい学校』の鎌田校長先生と!

大阪の野口塾に参加してきました。
算数ソフトを使った授業を阿部先生がしてくださり,それについて語りつつ,算数ソフトのお話をしてきました。
初めて,算数ソフトを見た先生もおられ,大変びっくりされていました。
その驚きに値する授業効果があるので,ぜひ,お使いくださいと話しました。

b8422_200午後から,『しごこちのいい学校』の鎌田富夫校長先生がセミナーに参加されました。以前,お会いしたとき,お話ができなかったので,今日こそはと思っていたら,懇親会でゆっくり・じっくりお話しできました。
本に書かれていたことや,卒業証書授与の話やら,たくさんのお話を伺いつつ,なんと器の大きな先生なのだろうと思いました。
こういうすばらしい先生と,懇親会でゆっくりお話をさせていただけて,なんだかいい人生を歩ませていただいます。ありがたいことです。

懇親会では,若い先生とも話しました。
算数の授業を見せてくれた,阿部先生と話していたら,とってもグッドなテーマを生み出してくれました。たぶん,これまでに誰も手がけていない国語教育のテーマです。
梶谷先生も特別支援を軸に,今という時代,これからの時代を鑑みた方向を生み出したようで,こちらも魅力的な内容を生み出してくれました。
いいテーマが見つかっても,それを物にするかどうかは,本人の努力です。
基本的に好きなことでないと,長続きしません。
「はまってしまうほどのテーマ」になっていくと,一人前はかなり近い付いてきます。

会場で,愛知の加藤校長先生とお話をしました。
夏の校内研修で私に算数を・・・ということでした。
私の算数は,基本的にエンタメ系です。
オーソドックスが好きな先生にはちょっとつらいと思いますが,そういう先生は少数です。
たいていの小学校の先生は明るい方が好きで,楽しい方が好きです。そういう世界の子を相手にしているからです。
調整がうまくいったら,この夏,愛知におじゃましてきます。

愛媛の松澤校長先生ともお話しできました。
短い時間でしたが,ビッグなお話を交わすことができました。
年末頃が楽しみです。

この日,一番驚いたのは,野口先生のお元気なことです。
お昼をご一緒させていただいたのですが,牛肉の弁当をあっという間に召し上がれていました。夜は夜で,日本酒を楽しまれつつ,皆さんと歓談。
朝,ご自宅から大阪へこられ,懇親会が終わり,すぐに横浜へ戻られました。
まさに,タフガイです。
野口先生のお元気を学ばなければと思った次第です。
基本は,「野口=ノー愚痴」ですね。

夜は,いつものように中嶋先生とミッドナイト会議。
近況を語らい,近未来のおもしろ世界を夢見ました。
このひとときは,やっぱり楽しい世界です。
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b8360_200家に帰り,メールチェック。
その中に,宇佐美先生の『私の作文教育』がすごい!というメールがありました。
群馬の羽鳥先生は,ずばり,「宇佐美先生の文章はやはりすごいです」
長崎の辻川先生は,「宇佐美先生の文章への眼力,すごいのひと言です」
茨城の山本校長先生は,「序章から引きつけられます。作文,これからは真剣に取り組みます」
いただいたメール読んでいる私も,感動しました。

『私の作文教育』への感想が早くも到着

b8360_200宇佐美先生の『私の作文教育』がお手元に届いた先生から,即行の感想が届きました。
「この本と「学習指導案」の関係を考えてみると、
そもそも学校で作成される学習指導案は、誰に何の目的で何を知らしめるのか、がひどく不明確なのだなと思わざるを得ませんでした。
1章までをよみましたが、これはすごい本です。
改めて感想をお送りさせていただきます。 」
本を読んでこういう感想が持てるのは,非常に前向きな先生です。
うれしいです。
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今週の土曜日は,大阪です。
授業道場「野口塾」~大阪Special~で,算数のお話をしてきます。
阿部先生が授業のビデオを流してくれ,それを見て,コメントします。
若いのに,自分の授業を・・・と取り組む姿勢が,それだけでグッドですね。

来週の木曜日は,金ヶ作小学校の校内研です。
算数の授業を見て,少しお話をしてきます。

来週の土曜日は,「学級づくり」改革セミナー IN東京 ~復活!験久ライブ~です。
ここでも,算数のお話をする予定です。

大阪も,東京も,どちらもすでに満席のようです。
人が集まってくれるのは,やっぱり嬉しいものがあります。

そうして,その次の土曜日は,千葉でチーム算数です。
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こうしてみると,算数三昧です。
昔から,算数は好きでしたが,こうして算数ばかりでお話しできるなんて,夢のようです。
退職をした頃からは,とてもとても考えられない変わりようです。
嬉しいのは,単なる算数ではないのです。
算数ソフトが絡んだ算数なのです。
話せば話すほど,これから先のことで夢がふくらみます。
懇親会などでは,そんな私の夢を聞いてくれる先生が増えているので,それもありがたいことと思っています。

『日本道徳論』を読み始めました

b8358馬場さんと出会って,『日本道徳論』を読んでみたくなりました。
その主たる理由は,著述されたのが明治19年だからです。
この時代に本を出せる人は,青春を江戸時代にすごしています。体に江戸時代がしみこんでいます。
そこに,文明開化で欧風になり,その反動で復古もやってき,両者のせめぎ合いが始まった時代です。
ですので,欧風とのコントラストがついて,この時代の道徳の本を読むということは,読みながら,同時に江戸時代の道徳をくっきり学べるかなりいい時代なのなです。
以前から,何かしら読んでみたいと思っていましたが,算数ソフトで非常に忙しくなり,ちょっと遠のいていました。

この機会に,この本を読んで,私の作法道徳を少し豊かにしていきたいと思っています。
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b8360_200宇佐美寛先生の『私の作文教育』は反響が大きいですね。
フェイスブックに待ってましたとばかりのお声をいただいています。
お手元に届くまで,今しばらくお待ちください。

宇佐美先生の『私の作文教育』

b8360_200宇佐美先生の『私の作文教育』がアマゾンに出て,感動しています。

若い頃,文章を書く力が無かったので,どうしたものか考えたことがありました。
そのとき,思い立ったのが,宇佐美先生の本を視写して文を書く力をつけることでした。写した本は,『論理的思考』(メヂカルフレンド社)です。
寝る前に,毎晩,視写していました。
今,思い返してもいいタイミングでいい勉強ができたと思っています。

その宇佐美先生の本をさくら社から出すことができたのです。まさに,感動です。

『私の作文教育』序章の2行目。
「文章は,他者に読ませてその人に影響を与えるために書くものである。」
しびれます。
この後に,「人に影響を与える」とはどういうことか,例が書かれています。
納得します。
そういうことが連続している本です。
すごいです。
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久しぶりにヤフオクで落札をしました。
明治9年の『書取授業法』です。
石盤の使い方が出ています。
石盤を使っていた時代があったことは知っていますが,当時,どのように使っていたかは,ざっくりと知るのみです。
この古書には,もしかしたら,私の知らない使い方が出ているのではないかと思い,落札をしました。
本の到着が待たれます。

宇佐美寛先生の『私の作文教育』がアマゾンに!

b8361宇佐美寛先生の新刊,『私の作文教育』の見本本が届きました。
見本本は御献本先などに送られていきます。
今日は,その作業を少し手伝いました。

家に帰り,アマゾンを見たら,「ただいま 予約受付中です」と出ていました。
もう,アマゾンに出ている!と嬉しくなり,このブログを書いています。

切れ味のいい作文教育の本と言えば,『私の作文教育』と答えたくなる本です。
哲学って,どう考えることかを学びたくなったら,この本です。

この本のチラシもできあがってきました。
このチラシに記されている宇佐美先生の文章も実に学びが大きいです。
チラシも読むことができた方は,ラッキーですね。

明日の教室東京分校でお世話になりました

b8363教育同人社さんのすばらしい会場で,3時間もお話をさせていただきました。
ありがたいひとときでした。

お話ししたのは,3つ。
1,鉄板算数
2,鉄板教具
3,算数的体験を
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写真は,1の鉄板算数の一こまです。
こんな風に,板目表紙を首からぶら下げて算数をやるのですから,かなり変わっています。
変わっているから「良い」
変わっているから「悪い」
こういう論理は成り立ちません。
「良いか悪いか」は,子ども達を本時の目標にたどり着かせられたかどうかで判断されるからです。

この算数,かなり面白かったようです。
参加された皆さんが,大笑いしてくれました。
特に,重要な「音」を,全員が正解しました。
さすが!と思った次第です。

ところで,ひもの色が赤になっています。
これは,赤でないと話がふくらまないから,赤になっています。
赤のひもを用意しておいたので,とっても感じよく話が進みました。
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懇親会の後,道徳を研究している寺崎賢一先生とたっぷりお話をしてきました。
カントの話は,やっぱりよくわかりませんが,寺崎先生の考えている道徳は,なかなかいい感じです。
話し込んでいる途中,弁証法の3形態をすっかり忘れている自分に気がつきました。
「量質転化」の他の2つが思い出せません。
寺崎先生に聞いたら,さらっと,「否定の否定」「対立物の相互浸透」と話してくれました。
そうだった,と若い頃に語っていたフレーズを思い出しました。

「否定の否定」の考え方は,算数の学習と実によくフィットします。
この理解ができると,算数というのは,実にすごい構造になっていることがわかります。
算数を学ぶことへの大きな流れが見えるようになってきます。
その一端を,6月14日(土) 授業道場「野口塾」~大阪Special~でお話する予定でいます。
寺崎先生とのひとときも,実に楽しいものになりました。