元の値段を求める問題です。
この問題の重要なところは,答えを求めるために,わり算を使うことを理解することです。
基本的な進め方は,÷整数の形で良く見せて,次に÷小数の形で見せることです。
÷3→÷2→÷0.5などと進めるのが一つのやり方となります。
これが,基本的な見せ方になります。
その上で,左右の数字が何倍になっているかを見るようにします。
上の画面でしたら,100が300になっているのですから,「×3」です。300から100を見れば,「÷3」です。この関係が,60と180の間にも言えています。
元の数の60が隠されていたら,180÷3をすればいいのだと分かります。
これとは別に,押さえとして「分数の目」で数を見るように教えるのも良いです。
上下の数字を「分数」と見立てます。
すると,「60/1」と「180/3」が見えています。
この2つが大きさの等しい分数になっています。
ですので,元の数(60)を求める計算は,180÷3だとわかります。
蛇足ですが,分数は上の数字から読むときには,わり算読みとなります。
このソフトは,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(5年2巻)に入っています。
「割合と円グラフ・帯グラフ」の「07B,百分率/応用/もとにする量を求める」です。
この先生画像,教室の子ども達に妙に人気があるようです。
目次からファイルを起動すると,毎回「しばらくお待ちください」と出てくるので,次第に見慣れてきたのだろうなと思っています。
聞けば,あだ名が付いているクラスもあるとのことです。
たまたま,担任の先生が男性でメガネをかけていたので,担任の先生のお名前があだなになってしまったというクラスもあります。
隣のクラスの先生がメガネをかけた男性だったので,その先生のお名前があだ名になったクラスもあります。
私のことを知っている先生のクラスでは,「横山先生」とか「けんや先生」とか「けんちゃん先生」とか呼んでいるようです。
学年が変わると,あだ名も変わるようで,それを楽しんでいる先生もいらっしゃいます。
どんなあだ名でも,愛称がつくということは,とっても親しまれているのですから,たいへんありがたいことと思っています。
子ども達にとっても親しまれていることが分かったので,この先生画像を「もっと!算数」サイトにも付けました。これまで,もっと算数のトップページは,教室風景の写真だったのですが,先生キャラに変わりました。
ダウンロード販売のページにも,この画像をつけました。パッと見て目印にもなるかなと思ってつけています。
この先生キャラ,算数ソフトを作ったときから目次に登場しています。かれこれ10年。この7月に満11才となります。教室の子ども達を応援する先生として,この先も張り切って登場させていきます。
さくら社設立,5周年目を迎えました。
ここまでよくぞ進んだものだと感動しています。
それも,これも,さくら社の本を応援してくださる皆様方のおかげです。
また,さくら社でしっかり仕事を進めてくださるスタッフの皆さんのおかげです。
感謝に堪えません。
そういう節目の日ですから,何か目標など・・・と思うのですが,とくに考えることもしていません。
基本的に大きな潮の流れに乗っているかどうか,それが重要と思っているので,節目は自然時間ではやってきません。
節目がやってくるのは,より大きな流れの本流に近づいくべき,何かしらの合流があったときにやってきます。
その合流ですが,ちょっと大きめの合流が今年は複数個やってきそうです。
そうなったら,面白い年になりますね。
--
5周年ということで,野口先生とベトナムへ旅行に行くことになりました。
3泊4日です。
東南アジアの有名な日本人というと,山田長政とハリマオぐらいしか知りません。長政はタイですし,ハリマオはマレーシアです。ベトナムは・・・。
少しベトナムのことを勉強してから出かけたいと思っています。
道中の本を何にするかも楽しみの一つです。
4年生で学ぶ「計算のきまり」も,ダウンロード購入できるようになりました。
もくじ画面をご覧になれば分かると思いますが,「分配法則」「交換法則」「結合法則」がガッチリと入っています。
このソフトを起動して,マウスであれこれ動かせば,たいていの子は法則の意味を理解します。
あとは,先生が「分配」「交換」「結合」の意味をかみくだいて話して上げれば,名称の意味も伝わります。
この3つの法則ですが,式の世界に生じているきまりなので,かなり抽象度が高くなります。
ごちゃごちゃもしてきますし,だから何なの!とも言いたくなってきます。
でも,この法則を理解することが,この先,計算を手玉にとって扱える力となるので,非常に重要です。
群馬の大谷先生ではありませんが,ソフトを使って,「楽しく」「分かりやすく」,そうして「納得する」授業を,ぜひ,展開してほしいと願います。
岩﨑淳先生が,この4月から学習院大学の教授になられました。学習院の中等科の先生から大学の先生です。たいしたものです。
岩﨑先生の本と言えば,『新しい国語科教育』です。学習院大学と早稲田大学でテキストとして活用されています。
この本のサブタイトルに,「基本指導の提案」とあるように,国語科教育の大事な点がきちんと示されています。
文語の文章に慣れる指導法としては,
1,文章の朗読を聞く
2,文章を音読する
3,文章を書き写す
4,文章を暗唱する
5,他の児童と唱和する
6,覚えた文章をていねいに書く
というのもあると示されています。
基本として,このぐらいのことは知っており,このぐらいのことを基本として押さえて指導していることが大切です。
こういった基本をベテランの先生が若い先生にキチンと指導できればいいのですが,専門分野が違うと,すんなりと基本はこうですと,話すことができません。
国語はちょっと・・・と思われている先生や,改めて国語を学んでみたいという先生にお勧めしたい一冊です。
ソフトをダウンロードして購入できるように,4月から少しずつ取り組んでいます。
今現在,5つの単元セットがダウンロード購入できます。
6年 対称な図形
5年 図形の合同
5年 体積
4年 計算のきまり
4年 直方体と立方体
どれもこれも,ご覧のような「もくじ」画面がついています。
ですので,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』と同様な感じで,授業を行うことができます。
使いやすさを考えると,やっぱり目次があると,違うなと感じます。
--
嬉しいお便りを戴いています。
愛知県の宗実先生からです。
算数ソフトのサンプルCDが,同僚の先生方から大好評だったとありました。
また,ダウンロード購入できるソフトが増えていて,それに大感激ともありました。
お役に立てて嬉しいです。
サンプルCDがご希望の先生,こちらをご覧になって,お申し込みください。
--