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野口塾IN大阪/平行四辺形の面積

b8011大阪の野口塾で,私の「笑いのある講座」が大好評でした。
もちろん,お話しした中身も,参加された先生方が「オオッ!」と思うようなあれこれが出てきました。

その中の1つが,右の算数ソフトです。(このソフトは,算数クラウドに入っていません。)
ですので,セミナーに参加された先生の中で,ご希望の先生にプレゼントしました。大方の先生が希望していました。大人気だったのです。
※事務局の阿部先生,配布,ありがとうございました。

このソフトは,「底辺と高さが等しければ,平行四辺形の面積は等しい」という学習をするときに使うソフトです。

普通,等しいことを説明するために,「底辺×高さ」という公式を使います。
これも,一つの方法です。

算数は,基本的に3つの段階があります。
1,絵や図の段階
2,数や式の段階
3,言葉の段階

公式を用いて説明するのは,「2,数や式の段階」です。
理屈では分かるのですが,感覚的に「確かに等しい」とは響いてきません。
数や式での説明は,抽象度が第2段階になっているので,心より頭での理解となります。

このソフトは,第一段階(「1,絵や図の段階」)での説明ができます。
計算などをしないで,見るだけで,「面積は等しい!」とわかります。
実際に,このソフトを操作してみました。
野口塾IN大阪に参加された先生は,皆さん,納得状態でした。
しかも,かなり面白がっていました。

5年生の算数を見ていた先生が「面白い!」と感じる。
それだけではなく,「私も子供達に見せたい!」と,教師心がわき上がってきました。
これこそが,算数そのもののもっている面白さなのです。
ですので,算数が嫌いという子は,たまたま見てきた教材がその子に合わなかったのだと解釈するのが一番だと思っています。
だからこそ,良い算数ソフトを作り続けることが大切なのです。
大いに頑張ろうと思います。

次のセミナーは,「事前学習法セミナー」です。
実践発表が盛りだくさんになるそうで,今からとても楽しみにしています。
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