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3年生の分数のたし算

b8367分数のたし算・ひき算では,どうして分母を足してはいけないのでしょうか。
右のような計算なら,分母の5だって足して,答えの分母は10にしたくなります。
分子だけ足して,分母は足さないなんて,不公平で,道徳的にいけないように思います。
また,たし算ですから,数を見たら足したくなるのが道理です。
でも,分数では分母は足しません。

分数の式だけを見ていると,「どうして」という問いに答えにくくなります。
数字では,中身が見えにくいからです。

こういうときは,図です。
できれば,その図が動くといいです。
どう動くといいかというと,合わせるのがジュースなので,ジュースだけがビヨーンと動くのがいいです。
そうして,答えの方に行ってくれると,分母が足されていないことがわかってきます。
そんな動きを,このソフトが見せてくれます。
青と赤が,ビヨーンと飛び出し,答えのますに入ります。
ジュースだけが足されるので,分子は「中身」とわかります。
分母は,入れ物の目盛りです。目盛りは足せません。

見ているだけでも,かなりわかりやすいソフトですし,楽しいです。
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このソフトは,3年の分数「06A,たし算/仕組み」です。
クラウド版にも,ダウンロード版にも入っています。
3年生で分数の指導場面が来たら,是非,ご活用ください。

金ヶ作小学校の校内研に,今年も

来週の土曜日(6/7)は,明日の教室東京分校で,話をしてきます。
講師は,私一人です。1人でずっと話します。
こういうことは滅多にないので,関心のある先生,ぜひお越しください。
話の準備をしていますが,面白い話ができそうです。
先生方との交流も楽しみです。
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セミナーとは違いますが,今年度も松戸市の金ヶ作小学校の校内研におじゃましてきます。
金ヶ作小学校は,長年,算数の研究をされています。
友達の柳田先生が勤務されていて,昨年度,1年だけということで,お引き受けいたしました。
授業は,どの先生も上手で,これなら私はいらないと思っていました。
その上,柳田先生も定期異動です。
ですので,予定通り1年で終了したと思いこんでいました。

その分,今年度は何か1つ申し込まれたら,それを引き受けるのもいいだろうと思っていました。
そう思っていた3月。地域の方がやってきました。
御転居されるので,バトンタッチを・・・とのことでした。
住んでいるということは,ただそれだけで,周囲の方々のお世話になっていることなのです。
そんな思いがあるので,年をとったら1回ぐらいは地域のために何か御恩返しをと思っていたので,1期のみお引き受けをしました。

そんなところに,金ヶ作小学校の教頭先生からお電話がありました。
少しお話をして,今年も・・となりました。
6月と10月と11月におじゃまをしてきます。

お引き受けしたのですが,気になっているのは10月。
もしかしたら,算数ソフトの大型プロジェクトが動き出すかもしれません。
そうなったら,10月は異例な活動の月になります。
8月中に,どうなるかが決まるので,それも楽しみな今日この頃です。

竹村先生に英語のマナーを聞きました

ちょっと前のことですが・・・。
マナーのスペルは,mannerだから,[man + er]。
これは,走る人がrannerなどと同じこと。
マナーは人に関係しているのですよ。
そんな話を聞きました。

なるほどと思えるとてもいい話なのですが,微妙に変な感じがしていました。
「走る」に「人」をつける。それにはerをつける。
「投げる」に「人」をつける。それにはerをつける。
これと同様となると,人にerがつけるというのは,人に人をつけることになります。
ちょっと違和感がありました。
人は人なんだから,そこに人を表すerは,つくのだろうか。
そうはなりにくいように感じたのです。

私は英語が得意ではないので,これ以上,自分で考えても行き止まりです。
英語でわからないことがあるときは,英語の達人である竹村和浩先生に聞くようにしています。
どのくらいすごい英語の先生かというと,ビジネス・ブレークスルー大学の専任講師であり,先月にも『6ステップでだれでもできる! プロの英語プレゼン』を刊行されている先生です。
竹村先生にメールで訪ねたら,速攻,お返事が届きました。
そのお返事を掲載します。
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礼儀・作法とすると、正確にはmannersと複数形になると思います。
もともとは、ラテン語のmanuarius =of the hand となり、
手の取り扱い、所作的な意味からきているようです。

原義としては、manus = a hand: method of handling 取り扱う方法、という意味からきています。
語形の変化は、アングロ・ノルマン語: manere< 古フランス語: maniere < ラテン語 *manaria < ラテン語: manuarius (“手にあるもの”)の女性形< manus (“手”) の中から、生まれたもので恐らく、man + er ではないように思われます。
雑把ですが、取り急ぎ、ご返信申し上げます。
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マナーは,ラテン語の「手の取り扱い,所作」などが語源とわかり,これは実に腑に落ちました。
「マナーは,手が重要なポイントになるのですよ」とお話しすることができます。
マナーについて語ってくれた方のおかげで,私の作法のストックが1つ増えました。ありがたいことです。

6年の「対称な図形」に2本追加しました!(クラウド版)

b8369算数ソフトのクラウド版に,新着です!!

6年生の「対称な図形」。
これまで5本のソフトでしたが,線対称のソフトを2本,追加いたしました。
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02A,線対称/しくみ/左右
02B,線対称/しくみ/上下
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右の目次の青い所と,その1つ下のソフトが追加されたソフトです。

クラウド版(6年)をご利用の先生,もう,新着されていますので,ぜひ,ご覧ください。
ダウンロード版は,まだ,もう少し先になります。今,しばらくお待ちください。

新作などのアップは,毎月,月末頃に行っていく計画です。
月末になりましたら,さくら社ネットストアをちょっと気にしてみてください。
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b8368新作のソフトは,ご覧のような線対称のソフトです。
まずまず,いい感じにできています。
嬉しい機能は,頂点をドラッグすると,図形が変わることです。
それも,線対称の性質を保持したまま変わることです。
マウスであれこれ動かしているだけでも,かなりの勉強になります。

野口家の観音堂の御開帳に(2)

b8370野口先生のご自宅にある観音堂の御開帳。
観音堂の前に設置された受付で,寄進させていただきました。
そうしたら,りっぱなのぼりに,野口先生が直々に名前を入れてくださいました。
それを,観音堂に通じる道に立て,記念撮影をいたしました。
ありがたい気持ちになるから,不思議です。

昨日アップした写真と,この写真を見ていると,どこかの観光地に旅行に行ったのではないかと,錯覚を起こしそうです。
それぐらい野口先生のご自宅は,広いのです。

野口先生のご自宅で,毎年夏に,流し素麺野口塾が開催されます。
午前中に,みんなで俳句を作り,その後,流し素麺をいただきます。
それから,少し散策をしたり,講話を拝聴したり。
そうして,4時頃になったら,宴会文化です。
きわめてのんびりした野口塾ですが,野口家に行くと,心が洗われる思いがします。
今年は,7月12日(土)と,21日(月)に開催されます。
私は,12日(土)に参加します。
野口先生の情報は,こちらに出ています。
お時間のある先生,一度,参加されてみてはと思います。

野口家の観音堂の御開帳に

6月7日(土)の午後。
教育同人社さんのビルで,算数の話をします。
「第39回 明日の教室東京分校 横山験也先生」です。
3時間全部,算数の話です。良い感じのセミナーになりそうです。
◇もしかしたら,「算数鉄板ネタ」が出ます!
20年ぶりぐらいに話すネタもあります。個人的には,かなりの見所と思っています。
◇もちろん! 「算数ソフト」の話も出てきます!
最先端の算数教材ですので,いろいろなミラクルが起こっています。
1,教室で起きたミラクル。
2,教室外で起こりつつあるミラクル。
私自身が,驚いてばかりいるのが現在です。
1をたっぷり話し,2もほんの少し話すかもしれません。
お時間のある先生,ぜひお越しください。
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b8371野口先生のご自宅に観音堂があります。
そこに,御神体が安置されており,6年に1度,御開帳があります。
お話によると,6年に一度,御開帳があり,今年がその御開帳の年となります。
そうして,今週が御開帳の期間なので,参拝いたしました。

ありがたいことに,野口先生から直々に御開帳のお話を賜りました。
お堂から綱が伸びていて,塔婆にくくられています。これが「縁の綱」です。
御開帳された御本尊様の手にくくられた5本の糸が,この綱に結びついていて,それがこうして塔婆につながっています。

この縁の綱にさわることが,御仏とのご縁につながるそうで,私もしっかり握ってきました。
縁の綱に袋がつり下がっています。ここにお賽銭をいれるそうです。一つの袋に入れるのもよく,全部の袋に入れるのも良いそうです。
財布の小銭を端から順に入れさせていただきました。
それから,御本尊様を拝んできました。
すがすがしい気持ちになりました。