姿勢を良くして,できるだけ,姿勢を良くして,
気がついたら,姿勢を良くして。
そうしていると,嬉しいことが起こります。
「横山先生,姿勢が良いですね。」
こんな声が私に届きます。
自分では普通に良い姿勢をしているだけなのですが,
周りの先生は,何か私に伝えたくなる気持ちになるのです。
言われた自分も気持ちいいですが,
きっと,良い姿勢を見た先生の心の中も気持ちよかったのでしょう。
これは,私だけの特別のことなのでしょうか。
違います。
姿勢を良くして,できるだけ良くして,
気がついたら良くしていると,
誰でも言われる言葉です。
セミナーに参加したら,周りの方の姿勢を見てください。
職員打ち合わせの時,周りの先生方の姿勢を見てください。
授業中に子ども達の姿勢を見てください。
廊下を歩いているとき,他のクラスの姿勢を見てください。
腰骨を立てて座っている人はほとんどいません。
大方の人は,いわゆる「普通と言われる座り方」をしています。
これが今の日本人の座り方です。
でも,ちょっと昔を思ってください。
江戸時代の公務員,つまり武士を思ってください。
どんな姿勢をしていたでしょう。
立派な姿勢です。
作法の教育は,今からでもしっかり進める事が大切です。