算数ソフトを活用している奥田吉彦先生から, 連日のように,授業の成果が届いています。 難しいとされる「仮の平均」で,全員できたのです。 嬉しい限りです。 --- 極端に離れた値を除いて、平均を求める問題です。 36.2度、36.8度、37.6度、36.5度、36.1度 37.6度を除いて (36.2+36.8+36.5+36.1)÷4=36.4 36.4度と求めるだろうと思っていたら、 下記の計算(1)、(2) で 半数ずつ求めていたのです。(全員正解) (1) (6.2+6.8+6.5+6.1)÷4=6.4 30+6.4=36.4 (2) (0.2+0.8+0.5+0.1)÷4=0.4 36+0.4=36.4 算数ソフトの学習画面を思い出している、 残像が鮮明に残っているのでは? と思うのです。うれしいことです。 --- 「残像が鮮明に残る」という感覚。 これに驚いています。 印象的な場面は,確かに記憶にしっかり残ります。 その印象を強めるために,必要なことは, 授業のどこかで子ども達の問題意識を高めることです。 問題意識が強くなったところに, 算数ソフトを使うと, グッと頭に,心に残るのでしょう。 奥田先生の子ども達への投げかけと, 算数ソフトの連動が 「残像が鮮明に残る」授業の実現になったのだと思います。 成果のでなかった授業を研究するより, 大きな成果の出た授業を研究することです。 そこに,授業の成功法が隠れているからです。 奥田先生のような「授業の成功研究」を一同に集めた 「算数ソフト活用セミナーin東京」を実現したいと思います。 ワクワクしています。